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独立や開業を後押しする有利な資格とは?“資格”の必要性を考える

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独立や開業を通じて起業家になりたい人には、何かしらの「武器」が必要です。どのような業種で起業するのかは人それぞれですが、特定の業界で勝負できる武器がなければ、独立開業もしくは転職しても、大きな成功や高い年収を掴むのは難しいと思われます。

 

では、何が社会で武器になるのでしょうか?

もちろん才能や経験は大きな武器の1つですが、残念ながら「顧客に伝わりづらい」というデメリットが存在します。一方、資格ならば誰にでもわかりやすいため、はじめて起業した人でも顧客に十分なアピールができます。

もちろん資格ならば何でも良いわけではなく、独立や開業の後押しをしてくれる特定の資格があります。ここでは起業と資格の関係性について詳しくお伝えしていきます。これから独立や開業に向けて、「はじめての資格を取りたい」という方は、どのような資格に目を向けるべきなのか、情報を集めるためにお役立てください。

 

 

目次

■何故、資格が仕事に繋がるのか?
(1)即戦力を求める企業は有資格者を積極的に採用する
(2)雇用を考える目線と仕事を依頼する目線に大差はない
(3)世の中には大量の資格が存在している

 

■起業する際に有利になる資格
(1)中小企業診断士
(2)税理士
(3)ファイナンシャルプランナー
(4)日商簿記

 

■資格を得るメリット・デメリット
(1)メリット:外部に委託する費用を抑えられる
(2)メリット:わかりやすく自分の能力を顧客にアピールできる
(3)デメリット:資格取得までに時間がかかることも
(4)デメリット:資格取得が目的になってしまいがち

 

■資格なしでも成功することは可能?
(1)無資格で成功している起業家も大勢いる
(2)資格は持っているだけで自信に繋がることも

 

■まとめ

 

 

 

何故、資格が仕事に繋がるのか?

 

何故、資格が仕事に繋がるのか?-1

(1)即戦力を求める企業は有資格者を積極的に採用する

資格を持っていると、「仕事ができる」とみなされ企業に雇用されやすいのはご存知の通りです。年収が上がる会社も少なくありませんね。その理由は、雇用する前から相手がどの程度の仕事ができるのかわかりやすいからです。

はじめて会う人だったとしても「この人は水準以上の仕事ができる」と伝わるため、企業も「一定以上の年収を保障しよう」という気持ちになりやすいでしょう。

 

企業の気持ちは「自分が人事だったら」「自分が経営者だったら」と考えれば想像しやすいのではないでしょうか。「何もかもがはじめてでよくわらない」という若手を育てるのも、たしかに企業の役割の1つかもしれません。しかし、そんな悠長なことを言っていられない企業も多いと思われます。

中には特定の資格がないと仕事にならない業種も。そのような業種で開業もしくは雇用されようと思えば、資格の取得はマストとなることでしょう。

(2)雇用を考える目線と仕事を依頼する目線に大差はない

さて、フリーコンサルタントの方が求めているのは、特定の企業に雇用されることではありません。コンサルタントの仕事などで独立したり開業したりすることを求めていることと思います。

コンサルタントの仕事自体には特に資格は必要ありませんが、特定の資格が有効に働くのは言うまでもありません。顧客は「この人になら任せられる」と思えるコンサルタントに仕事を依頼したいものです。

 

もちろんすでに数多くの成功事例を持っていて、その成功事例を上手にアピールできれば話は別ですが、クライアントにとって、その事例は資格保持以上に魅力的に映るかもしれません。

しかし、はじめて起業する人のほとんどは、無名の状態からのスタートです。開業したてで実績もない、資格もない・・・そんな条件のコンサルタントに仕事を依頼する顧客がほとんどいないのは、考えるまでもありません。

 

しかしそれでは高い年収を得て社会的に成功するのは、夢のままで終わってしまいます。だから、あなただけの武器を手にしてください。あなたの武器になりえるのは、実績もしくは資格。それが成功するための条件ではないでしょうか。

(3)世の中には大量の資格が存在している

世の中にはたくさんの資格が存在していますが、その中で積極的に独立や開業の後押ししてくれる資格はそう多くはないようです。つまり、資格の保有を押し出して顧客を獲得したいのならば、取得する資格を厳選する必要があります。

また、資格でも級のようにいくつかの種類があるものに関しては、下の方の級では残念ながらまるで武器にならない場合もあります。はじめて資格を取得する際は、簡単な資格を取ろうとしがちですが、どの資格であっても簡単に取得できる級では相手にされません。2級くらいからが、企業側からが雇用の対象になりやすいと言えそうです。エキスパートとして活躍するのであれば、やはり1級取得を狙いたいところです。

 

 

起業する際に有利になる資格

起業する際に有利になる資格-2

 

では、起業する際に有利になる代表的な資格をご紹介します。

(1)中小企業診断士

まずは、中小企業診断士。昨今、政府が打ち出した一億総活躍社会を実現する「働き方改革」で世間にその名前が浸透してきましたが、ご自身が今後経営コンサルタントとして起業したいのならば必須の資格となると言えるでしょう。

中小企業診断士の資格を取得し身につくことは、中小企業経営のノウハウをはじめとした、経営に関するあらゆる事柄です。コンサルタントとして箔が付くだけではなく、自身のビジネスにも大いに役立つ資格です。

 

ただし、中小企業診断士の資格は難易度が非常に高い上、一次試験と二次試験があります。初めて中小企業診断士の試験を受けた方で一次試験と二次試験をストレートで合格できる人はほとんどいないようです。もっとも、資格取得者が少ないからこそ価値があるのですが、あまりに合格率が低いと途中で音を上げてしまう可能性も。

しかしながら、中小企業診断士の資格は取得していればかなり武器になるでしょう。中小企業診断士の仕事はコンサルタントの仕事にも近しいものがあり、コンサルタントが活躍する場を広げるのにはおすすめと言えるからです。

(2)税理士

税理士の資格を持っていれば、起業した後に税理士を雇う必要もなく自分で税務上の処理を行なうことができます。自社の税務処理をできるようになると同時に、独立するための武器にもなるという、一挙両得な資格と言えるのではないでしょうか。

税理士の試験は年に1回11種類ある試験の中から5つを選択して、その全てに合格する必要があります。合格率は財務諸表論のみ30%程度。残りはどれも10〜15%ほどです(※)。

5つの試験を合格しなければならないため、非常にハードルが高く感じるかもしれませんが、同じ年に合格する必要はありません。何年もかけてトータルで5つの試験をくぐりぬければ資格が与えられます。

※出所:https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/shikenkekka2018/01.htm

(3)ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーはお金を扱う資格ですので、自分で起業した際には、自社のお金をどうするべきかの知恵が身につきます。前述の税理士についても記載したように、ファイナンシャルプランナーの資格を得るために学んだノウハウが、独立後の仕事としても役立つだけでなく、独立に際して必要な知見としてあなたの武器になるのです。

ファイナンシャルプランナーの資格を通じて学べることは、主に資金繰りや節税など。

ただし、ファイナンシャルプランナーの資格を得るのは一筋縄にはいきません。3級こそ受験資格に縛りはありませんが、上位の級を受験するためには、その下の級に合格している必要があるなどの条件が設けられているからです。

(4)日商簿記

大学生、特に経済学部などで学生時代に取得することも多いのが日商簿記。そのため、簿記の資格を持っている人は大勢います。大勢が持っている資格だからといって日商簿記を侮ることできません。起業や独立をする時には、随分助かる知識を得られるのです。

簿記は会社内のお金の動きを記録するもの。日々の経理作業を自分で行なえるのは、十分なメリットです。

特に個人事業主の場合、日々のお金の動きがどうしても曖昧になりがち。しかし経理作業のためだけに人を雇うのも困難でしょう。そこで、自分で経理を担当できれば随分と助かるというわけです。

比較的難易度は低めのため、はじめて資格を取ろうとする人が好む資格の1つで、最近の人気資格ランキングでも必ず上位に顔を見せる資格です。

 

 

資格を得るメリット・デメリット

資格を得るメリット・デメリット-3

(1)メリット:外部に委託する費用を抑えられる

法律関係の資格を取得している場合、本来なら外部に委託するような案件も自分でこなすことも可能になります。たとえば、税理士や司法書士、行政書士、公認会計士などの資格がこれに当てはまります。

起業する以上、いくつもの法律的な届け出がどうしても必要となりますが、専門家に依頼するお金を節約できるのは、資格を持つ大きなメリットと言えるでしょう。社会保険の手続きなども外部に頼む必要がなくなります。

もちろん、税理士や司法書士、行政書士、公認会計士などの資格があれば、それだけで仕事を獲得できることも少なくありません。独立し挑戦したものの、やはり起業を諦めることにしたという場合でも潰しがききます。しかも年収的にも十分に高い水準を期待できるでしょう。

税理士や司法書士、行政書士、公認会計士など、いわゆる士業の資格は難易度が高いため需要も高いのです。業界専門の知識を蓄えておけば、万が一の時にあなたを助けてくれるかもしれません。

(2)メリット:わかりやすく自分の能力を顧客にアピールできる

もう1つの大きなメリットは、資格の保持が「能力や知識をわかりやすく顧客に伝える目安」になることです。たとえば創業まもない起業家が、「カウンセラーとしての才能が私にはあります。これまでにこのような成功事例がありまして・・・」と顧客に伝えても説得力はいまいちでしょう。

一方「私は、カウンセラーの資格を持っています」と言えば、たとえ創業まもない会社だったとしても、カウンセラーの言葉としての説得力が増します。過去のカウンセラーとしての成功事例が有効な場面もありますが、成功事例の話をされるよりも資格を保持している方に魅かれる顧客も少なくありません。

(3)デメリット:資格取得までに時間がかかることも

資格の種類によっては、取得するまでに莫大な時間を費やす必要もあります。あくまで目安ですが、司法書士や公認会計士で3,000時間税理士で2,500時間の勉強が必要と言われています。比較的簡単に取れると言われている行政書士でも600時間の勉強が必要とのこと。士業の年収が高いのも頷けるでしょう。

専門的なノウハウを得るためには、やはり莫大な時間を費やすことが当然の条件のと言えます。

(4)デメリット:資格取得が目的になってしまいがち

資格取得のために高度なノウハウを学ぶようになると、どうしても資格取得そのものにばかり日々の意識が向けられてしまいがち。しかし、本来の目的は独立であり起業のはずです。もちろん、難易度の高い資格を得て、そちらの方面で活躍するのも1つの成功ですが、本来「起業」が目的であるならば、目標とはかけ離れてしまいます。

そうならないためにも、資格の取得はできれば会社員の時期に済ませるべきです。通常の年収を得ながらの勉強ならば、経済的なリスクを負わずに済みます。起業してから新たに資格を取得するのは、あまり効率が良いとは言えません。

 

 

資格なしでも成功することは可能?

資格なしでも成功することは可能?-4

(1)無資格で成功している起業家も大勢いる

特定の資格を持っていれば、ビジネスの売りになることもあります。また、士業の資格を持つことで税理士や司法書士、行政書士、公認会計士などに支払う費用を抑えられるため、大きなメリットにもなりえます。

しかし、特に資格は持たずに起業家として成功し、高い年収を得ている人も大勢いることは忘れないでおきましょう。ビジネスの成功において資格の所持は必要条件ではありません。あくまでも十分条件にすぎないのです。

はじめて起業を考える人の多くは、どうしても体裁を先に整えようとしますが、完全に準備が整ってから始まるビジネスなど稀です。

もちろん、起業してしまえば「はじめての連続」ですから、臆病になるのも仕方ありませんが、あまりに臆病では前に進めません。

起業には、資格やノウハウといった“準備”よりも、工夫や行動力の方がはるかに必要かもしれません。高い年収を得ているプロフェッショナル人材の多くは、資格以上に工夫や行動力でご自身の成功を掴んできたのではないでしょうか。

(2)資格は持っているだけで自信に繋がることも

ビジネスに限った話ではありませんが、1つの成功を手にするとその後の成功も積みやすくなるものです。

資格取得には、自信を持って自分のビジネスに挑めるようになる効果が期待できます。特にコンサルタントやカウンセラーの仕事は顧客にアドバイスを送る仕事ですから、自分自身に自信を持たなければ相手も不安になりやすいもの。そのような意味でも、取得すること自体が意味を成す場合も少なくありません。創業まもない時期の仕事には、どうしても自信が不足がちです。自分に自信をつけるために資格を取得するのも良いかもしれません。

 

 

 

創業まもない会社では、創業者の多くが自分の将来に不安を抱えています。不安を払拭してくれるものの1つが資格ですから、「起業や開業を将来的に考えている人は資格の取得に積極的になるべき」と言えるでしょう。資格の取得は大変ですが「起業家として成功して高い年収を得るため」と思えば頑張れるのではないでしょうか。

 

(株式会社みらいワークス Freeconsultant.jp編集部)

 

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