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選択の局面に活かせるPros & Consの考え方とは

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そもそもPros & Consとは何なのか

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「Pros & Cons」とは、一体何のことでしょうか。ラテン語起源ですが、英単語として認知されています。英語の読み方は、「プロウズ アンド コンズ」という感じの発音になりますが、日本では「プロコン」と略称されることもあります。コンサルティングファームや一部の外資系企業に勤務する方以外、まだ耳慣れない言葉かも知れません。日本語に直訳すれば「賛成と反対」となり、極めてありふれた言葉にも映ります。

これをビジネス現場での使い方に即して解釈すると、「(比較検討すべき)メリットとデメリット」、もしくは「(比較検討すべき)賛成意見と反対意見」ということになります。「Pros & Cons」とは、本来ディベート用語であり、賛成ポジション・反対ポジションに分かれて、ロジカルに議論を戦わせることを意味しています

実際のビジネス現場での「Pros&Cons」の使われ方

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この「Pros & Cons」の考え方は、戦略コンサルティングの現場などでしばしば利用されますが、身に付けると日常のビジネス場面のみならず、プライベートな場面でも大いに活用できます。これは比較検討の手法であり、「トレードオフ」を前提とする決断を行なうべき局面においては、極めて有効に働きます。

例えば「高品質と低コスト」など、双方が並立不可能な状態である時(一方を追求すれば、他方を犠牲にしなければならない二律背反状態の時)、「トレードオフ」の関係であると言うことができますが、このような状況下で納得感のある決断をする助けになってくれるのです。

ある大手SIerにおいて、受注したITシステム構築プロジェクトを「自社SEで内製」するのか、「協力会社に外注」するのか、今回はどちらにするべきかプロジェクトマネージャーの判断が必要になったとします。このような際、「Pros & Cons」の比較検討手法が有効に働いてくれます。

「自社SEで内製」する選択をした場合のPros(メリット)は、「自社内にスキル・ノウハウを蓄積しやすい」、「自社の若手エンジニアに実装経験を積ませることができる」などでしょう。Cons(デメリット)の観点では、「SE単金が高いので開発コストが嵩む」、「未経験領域の技術的リスクを抱える」などがあり得ます。

他方、「協力会社に外注」する選択をした場合、Pros(メリット)は「SE単金が安いので開発コストを抑制できる」、「技術的リスクを抱えなくて済む」などが挙げられるでしょう。Cons(デメリット)の観点からは、「自社内にスキル・ノウハウを蓄積するのが困難」、「自社の若手エンジニアに実装経験を積ませることができない」などとなるでしょう。

このように眺めてみると、一方にとってのPros(メリット)が、他方にとってのCons(デメリット)となっている関係(同レベルの比重になる関係)に気付かれるのではないでしょうか。上記のケースでは、「自社SEで内製」・「協力会社に外注」のいずれを選択しても、ProsとConsは並存しています。この事実を踏まえ、自社にとって、現時点ではいずれの選択をするのがベターなのかをしっかり考えることができるのです。

ファシリテーションのツールとしても応用できる

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ファシリテーションの場面では、参加するメンバー全員で、ある課題の「賛成意見と反対意見」とを、ロールプレイの要領で順番に出していくスタイルが効果的です。参加メンバー全員が個人の見解とは異なる視点を認識・共有するため、課題を多面的に捉え、建設的な議論を戦わせるのに「Pros & Cons」の考え方は有効なのです。

さらに、Pros(賛成)・Cons(反対)の理由を、結果的に参加メンバー全員で共有する形になるため、決定事項への納得感を生みやすくなり、当事者意識を強固にする効果が期待できます。例えば、「営業部門をフリーアドレス化する」という改善提案が総務部門から挙げられたとしましょう。

オフィスがフリーアドレス化されると、個人のデスクや固定電話がなくなり、私物を置くスペースも減ることから、営業メンバーの組織に対する帰属意識が低くなることを危惧する声が高まるのが一般的です。言わば、Cons(反対)の理由のみが声高に叫ばれがちです。このような際、「Pros & Cons」の考え方がファシリテーションツールとして有効に働きます。メンバー皆で敢えてPros(賛成)の理由も捻り出してみるのです。

そうすると、部門固定費の削減分をリモート環境整備に充てることができる、直行直帰が認められれば顧客対応の生産性が高まり、かつ家庭で過ごすプライベートな時間も増えるなど、「営業部門をフリーアドレス化する」ことの利点も共有できるようになります。総合的な判断では、営業部門としては、総務部門からの提案を受け容れた方がベター、というメンバー全員の賛成を得られる決定ができる可能性が生まれるのです。

「Pros & Cons」を用いた比較検討を実施する際のコツと留意点

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最後に、「Pros & Cons」の考え方を用いる際のコツ、留意点などを押さえておきましょう。

1.意見出しはロールプレイで行なう

まず、ホワイトボードや模造紙などを左右等分に仕切りましょう。関係者全員が参加して、時間を区切って「Pros(賛成)」・「Cons(反対)」それぞれの立場になりきって意見を出し、ホワイトボードや模造紙に箇条書きにしていきます。自身の本音の立場とは無関係に、参加メンバーがその時点での役回りになりきることがポイントです。

2.ファシリテーターはムード醸成を

ファシリテーターは上位役職者である必要はありません。むしろ、若手メンバーや社外のコンサルタントなどの方が好ましいでしょう。ファシリテーターは、個人的には「Pros」「Cons」いずれかの意見を持つ参加メンバーでも、ロールプレイの中ではその反対の意見を徹底的に出し切れるかが大切なのだ、というムード醸成をすると効果的です。

3.結論は残った意見をもとにまとめる

「Pros」・「Cons」双方の意見を見比べて、対応関係(比重が同レベル)と思われる意見を、それぞれの側から消し込んでゆきましょう。そして、残った意見を眺めながら結論をまとめます。もし、結論が上手にまとまらないようであれば、最終的には「Pros」・「Cons」いずれを今回は採るのか、参加メンバー全員で多数決をしても構いません。

 

 

「Pros & Cons」の考え方は、本来、戦略コンサルティングなどのビジネス現場で用いられるケースが多いですが、エクササイズだと思ってプライベートな場面でも使ってみるのも有効です。「今回購入する自宅は都心部のファミリー向けタワーマンションか、湘南地区の一戸建てか」、「正月休みは家族揃って九州の実家へ帰省するか、子供に異文化体験をさせるためボストンの友人を訪ねるか」など、「Pros & Cons」の考え方で比較検討する選択のシーンはいくらでもあります。意外と、家族間でのコミュニケーションのきっかけにもなるかもしれませんよ。

 

(株式会社みらいワークス Freeconsultant.jp編集部)

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