【ITコンサルタントとは】激務?学歴や資格は必要?未経験からなるには?仕事内容や年収、SIerとの違いを解説!

作成日:2022/04/17

 

コンサルティング業界はここ十数年の間、継続して多くの求人案件を抱える人気市場となっています。すでにコンサルタントとして活躍している人材が、新たな場を求めて転職を狙うケースもありますし、コンサルティング未経験からコンサルティングファームへ転職を目指すケースもあります。

こうした転職を成功させるには、自身にどのようなコンサルタント適性があるかを知るべきです。例えばコンサルタントといってもさまざまな種類がありますが、コンサルティング業界への転職を成功させるために、知っておくべき概念について解説します。

ITコンサルタントとは

ITコンサルタントとは、企業の経営戦略を練り、課題を解決することを目的とする職種です。これだけを聞くとざっくりとしていて、仕事内容は実に幅広い印象を受けます。ITコンサルタントの仕事内容の幅は広く、年収は高い傾向があるもののあらゆる分野の業務を行うため、なりたいと思ってもすぐにそのポストにつけるというものではありません。ITコンサルタントのポストに就くには、相応のスキルと知識が必要とされます。

 

ITコンサルタントの仕事内容

「ITコンサルタント」という名称からもわかるように、ITを活用して業務を行い、課題を解決していくのがITコンサルタントの仕事です。企業には経営方針が存在し、同じ業界でも経営者が違えばその方針は大きく変わります。企業方針に沿ってIT戦略を策定し、システム開発を提案することがITコンサルタントの主な業務となります。仕事内容はその時々で変わってきますので、臨機応変に対応していかなければなりません。

 

ITコンサルタントの種類

ITコンサルタントといっても、その種類はさまざまです。以下では、ITコンサルタントをいくつかの種類に分類していきます。

SAPコンサルタント

ドイツに本社を置き、マイクロソフト、オラクルに次ぐシェアを誇るソフトウェア会社が「SAP」です。ITシステムを活用して企業の経営課題を解決する専門家のことをITコンサルタントと呼びますが、その中でもSAPのERPパッケージを専門とするITコンサルタントを総称してSAPコンサルタントと呼びます。つまり、SAPコンサルタントとは、SAPに関して専門的な知識を有するITコンサルタントのことを指します。効率的な経営のためにSAPを導入する大手企業も多く、SAPコンサルタントの需要も増しています。

ERPコンサルタント

「Enterprise Resource Planning」を略してERPと呼びます。ERPコンサルタントは、社内のシステムが効率的に働いていない場合、問題点をピックアップして改善し、業務改善や業務改革を行います。このような問題はさまざまな企業で見られるもので、それは大企業であっても例外ではありません。またこのような問題を抱えている企業こそ、幅広く専門的な知識を持つITコンサルタントの活躍の場であり、膨大なデータの中から問題点を見つけ、業務改善や業務改革を図っていきます。

ERPコンサルタントに求められるのは、各企業やクライアントが現在どのような経営課題を抱えているのかを分析して課題を提示し、それを解決するためのITシステムの設計から開発までを行う高い能力です。また、ERPコンサルタントはヒアリングやプレゼンも行うため、高いコミュニケーション能力も必要とされます。業務改善や業務改革を行うERPコンサルタントは企業の強い味方として常に高いニーズがある職種であり、給与もそれに見合った高年収であることが多いですが、当然のことながら業務改善や業務改革を行うには相応の経験や知識、そしてスキルが必要です。

 

SCMコンサルタント

SCMとは「Supply Chain management(サプライチェーンマネジメント)」の略称。サプライチェーンは販売のプロセスを指す言葉で、購買調達から製造や物流そして販売、さらにはサービスなどの情報を整理統合して、サプライチェーン全体で共有することで効率化を図り、業務改善や業務改革を行います。例えば物流や購買コストを削減するために在庫を最適化したり、業務プロセスと既存システムを改善することで、その時々で最適な製品を提供して販売ロスを減らすといったことがSCMコンサルタントの業務です。SCMコンサルタントには、SCMの業務に関する深い知識やスキルが求められるのはもちろんですが、その他にも業務改善や業務改革を行うための企画力や語学力なども求められます。SCMコンサルは難易度が高い職種ですが、やり甲斐もあり、需要も高いようです。

 

CRMコンサルタント

「Customer Relationship Management(カスタマーリレーションシップマネジメント)」、すなわちCRMは顧客に関するさまざまな情報を活用することで、最適なサービスを提供することです。CRMというと、顧客の情報を管理、分析するシステムと勘違いされがちですが、CRM自体はシステムではなく、顧客との関係を構築し、管理するマネジメント手法を指します。近年では顧客情報を管理分析し、CRMをサポートする製品が多く販売されている関係でこの点が混同されやすいようです。CRMコンサルタントは顧客戦略の策定から実行までを支援する関係で、あらゆるジャンルやプロセスに関する知識や能力が求められます。物事をさまざまな目線から論理的に捉える力やコミュニケーション能力、ゼロベース思考力など、一朝一夕では身につかないスキルも多いので、日頃から自らを高める努力を怠らないようにしましょう。

 

ITコンサルタントになるには

コンサルティング業界はキャリアアップに繋がりやすく、年収についても他の業界と比べると高く設定されているため、転職を考える人も少なくないようです。コンサルティング業界の中でも特に注目を集めているのがITコンサルタントですが、ITコンサルタントはITやコンサルティング業界の知識・経験がゼロから始められるような職種ではありません。

 

しかし、ITコンサルタントは幅広く専門的な知識を求められるわりに、実は必要な資格というものは特にありません。もちろん持っていれば有利な資格はいくらでもありますし、クライアントや企業の依頼次第では、より専門的な知識を求められるため、資格が役立つ場も多いでしょう。そういう意味では、「ITコンサルタントになるために必要な資格はないが、必要になる資格は出てくる」ということになります。では、「ITコンサルタントになりたい」「求人転職をしたい」と考えている場合は、一体どのような過程を経ていけば良いのか、またどのような知識やスキルが求められるのかについてご紹介します。

 

情報を読み取り解析する能力

ITコンサルタントの主な業務は、問題の提示や課題解決です。問題を見つけて分析や解析を行い、解決策を導き出すには、当然その企業やクライアントが抱える膨大な量のデータに目を通さなければなりません。ITコンサルタントには、膨大なデータの中から素早く問題点や課題を見付け、どのように解決するのかを論理的思考で考える能力が求められます。

高いコミュニケーション能力

当然のことですが、ITコンサルタントはデータや資料と向き合っているだけの仕事ではありません。その仕事内容の中には、クライアントがどのような要望を持っているのか、何らかの問題を抱えていないかなどのヒアリング能力や、自身の考えや経営戦略を論理的に説明する力が必要になります。ITコンサルタントには、コミュニケーション能力も求められるのです。

専門的な知識

ITコンサルタントは、特定の一面だけを見ていれば良いという職種ではありません。開発プロセスはもちろん、あらゆる行程を理解することで、より効率的な戦略を策定することができるようになるため、専門的な知識が必要になります。

業務コンサルとITコンサルタントの違い

 

本来の意味で言えばITコンサルタントも業務コンサルタントに内包されるもので、どこに専門性を求めるかによって区分されるに過ぎませんが、特に昨今はIT関連の発展が著しく専門的に分離される傾向が強くなっています。転職現場でのインタビューでも、業務コンサルとITコンサルは別の職業だという声もあり、それだけ専門性に特化しなければ、コンサルティングが難しい時代になって来ているとも言えるでしょう。しかしながら、この時代にクライアント企業に発展をもたらすためには、もはやIT知識を持たない業務コンサルタントも経営知識を持たないITコンサルタントも必要とされなくなっていると言っても過言ではないでしょう。

 

すでに企業の拡大とITを切り離すことは難しく、現在企業が抱えるあらゆる課題解決に向けた業務設計には、ソフトウェアパッケージの活用は不可欠なのは言わずもがな。業務プロセス改善のために世界的に導入が進んでいるソフトウェアパッケージには、ERP、SCM、CRMなどがあります。ERPは統合基幹業務システムであり、企業の経営資源の効率化を実現するシステムで、扱う基幹業務は製造・物流・販売・人事・財務会計といった経営の基盤です。SCMは物と情報の統合管理により収益の最大化を図るシステムであり、CRMは顧客情報データベースを中核とした営業活動を支えるシステムです。

 

これらのパッケージソフトウェアの導入はもはや単なるツールの導入ではなく、業務設計や業務フローの見直しによる企業の経営戦略プロジェクトになります。業務フローの否定から始まるBPRプロジェクトはまさに業務コンサルタントの仕事ですが、業務設計書に基づきITコンサルタントやSEなど各エンジニアが協力し、業務プロセスを構築する必要があります。最終的に目指すキャリアにもよりますが、SEなど各エンジニアやIT業界出身者がコンサルティング業界を目指すなら、まずはITコンサルタントとして業務改善プロジェクトに携わり、業務設計のスキルを磨くのがおすすめです。業務コンサルタントとしてキャリアアップを目指すなら、SEなどエンジニアとスムーズなコミュニケーションが取れるIT知識の構築が必須です。

 

システムエンジニアとITコンサルタントとの違い

システムエンジニアとITコンサルタントはしばしば混同されますが、どのような違いがあるのかをご紹介していきます。

 

システムエンジニアは企画・計画には携わらない

システムエンジニアの仕事内容はシステムの開発・構築・改修であるのに対して、ITコンサルは企業の経営方針に基づいた課題の解決を業務としています。この2つの業務の大きな違いは、ITコンサルタントはITに関わる構想策定を行うという点です。システムエンジニアという職種は技術職であるため、経営や戦略の企画・計画に携わることはありません。システムの構築にはITコンサルタントと共に立ち会いますが、システムエンジニアはあくまでベンダー側の存在であり、ITコンサルタントはユーザー側の存在として立ち会います。

 

システムエンジニアとITコンサルタントは視点が違う

前項で、システムエンジニアはベンダー側の存在と記述しました。システムエンジニアの仕事内容は、決められた予算・期日でシステムを完成させることを目的としていますが、ITコンサルタントはあくまでクライアントの視点から戦略を練り、課題や問題を解決することを目的としています。

 

求められる資格やスキルの違い

これまでにご紹介したシステムエンジニアとITコンサルタントの違いから分かる通り、そもそもこの2つの職種は求められる資格やスキルが違います。ITコンサルタントは、ITに関する知識はもちろんのこと、クライアントがどのような業務を行っているのかを理解するための幅広い知識も必要になる他、相手を説得するための対人能力や、論理的に説明・説得する力も求められます。

 

システムエンジニアからITコンサルタントへ

 

システムエンジニアがITコンサルを目指すケースも多いです。ITコンサルタントを目指す場合は、現在の自分にどのようなプロジェクトマネジメントスキルや業務知識があるのか、円滑なやり取り・プレゼンを行える能力があるかを見られるでしょう。どの程度の水準で求められるかは年齢によって変わってきますが、当然のことながら年齢が上がればより高い水準の知識とスキルが必要になります。かといって若過ぎると経験と能力が足りないと見なされる可能性があるため、現在の自分にどの程度の知識・スキルが備わっているのかはよく理解しておく必要があります。

 

ITコンサルタントに転職する方法

やり甲斐があり、年収も高いコンサルティング業界で働きたいと考えているならば、登録者一人ひとりにエージェントがつく求人転職サイトがおすすめです。一般的な求人転職サイトでもITコンサルタントの採用情報がないわけではありませんが、数はそれほど多くありません。またさまざまな情報に埋もれてしまい、見落とす可能性もあります。その点、ITコンサルティング業界専門の求人転職サイトならば、年収や待遇が良いITコンサルタントの採用情報・求人情報が数多く掲載されているので、効率的に転職活動を行なえます。

 

専属エージェントがつく

求人転職サイトの中には専属のエージェントがつくところが多いです。エージェントは、年収や勤務地など希望に沿った採用情報を見つけてきてくれるため、現在働いていてなかなか転職活動に時間がとれないという人の心強い味方となってくれるでしょう。年収をはじめとする条件面を比較してより効率的に採用情報を探したい人は、コンサルティング業界専門でかつエージェントがつく求人サイトを利用しましょう。

 

年収情報の比較がしやすい

さまざまな職種が混在している求人転職サイトでは、コンサルティング業界の求人がそれほど多くないということもあり、年収情報や待遇などの採用情報、ポストの比較がしにくいというデメリットがあります。しかし、コンサルティング業界専門の求人転職サイトであれば、採用情報の年収やポストの比較が容易で、条件も絞りやすいです。その業界や職種に特化しているからこそ、年収以外の検索項目も細かく設定されています。

 

サポート体制が整っている

求人サイトの中には、採用情報を紹介しておしまいというところも少なくありません。そのため、コンサルティング業界に特化した求人転職サイトを探す場合は、サポート体制がしっかりしているところを選ぶと良いでしょう。サイトによってはコンサルタント同士であったり、コンサルティング業界の関係者やクライアントなど、さまざまなポストの人との交流会なども開催しています。

 

また、この他にも女性のキャリアアップに関する講座や、法人を設立する際のアドバイス、税理士の紹介、経理事務代行など、有料無料を問わず多様なサポートが用意されているサイトもあります。

 

どのようなサポートを行っているかは求人サイトによって違いますので、自分に合ったサイトを探すことをおすすめします。

 

ノウハウを持っているか

コンサルティング業界への転職や就職を考えて求人転職サイトに登録する場合は、採用情報の多さも重要ですが、ノウハウがあるかどうかも重要です。求人サイトにノウハウがあればエージェントの質も向上しますし、転職活動を行う上で適切なアドバイスももらえるでしょう。

 

求人サイトの中には、採用情報だけでなく現役ITコンサルタントや業界の関係者のコラムが掲載されている場合もあります。転職する上で役立つ情報もあるので、目を通しておくと今後の糧になるでしょう。

 

ITコンサルタントを目指す上で役立つ資格

ITコンサルタントは、特定の資格認定を受けなければなれない職業ではありませんが、資格を持っていることで役立つ場面は多々あります。ITコンサルとしての実務経験が浅い人は、資格の認定を受けることで必要な知識を有しているというアピールになりますし、まだ足りていない経験を知識で補うことができるでしょう。またすぐには役に立たなくても、今後ITコンサルタントとして働く上で、その知識が役に立つ場面に遭遇する可能性もあります。

 

今後のために資格の認定や取得を目指すなら、ITストラテジスト、ITコーディネータ、中小企業診断士などがおすすめです。本項では、これらの資格について解説していきます。

 

 ITストラテジスト

IT技術による企業の改革や最適化、高度化を目指すのがITストラテジストであり、その資格認定試験となるのが高度情報処理技術者試験の一つであるITストラテジスト試験です。

 

ITストラテジストの資格は難易度が高いとされており、公認会計士や弁護士と比較されることもあるほどです。合格率は例年14パーセント程度で、7人から8人に1人程度しか合格できない計算になります。本腰を入れて学ばなければ、合格は難しいでしょう。とてもレベルの高い資格ですが、それは言い換えると、ITストラテジストの資格を持っていることで知識や能力が保証されるということでもあります。

 

このようにITストラテジストは難易度が高く、専門的な知識が求められる資格ですが、一方で受験をするにあたっての条件は特に設けられていないので、当人のやる気と努力次第で誰でも合格できる可能性がある資格でもあります。

 

テキストを覚えるだけでも時間を要する上に、独学では要点を押さえるのも難しいので、ある程度決まった時間に勉強ができる場合は、ITストラテジストの試験対策をしているスクールや通信講座に通うと良いでしょう。

 

ITコーディネータ

ITコーディネータは2001年に経済産業省(当時は通商産業省)によって設けられた資格制度であり、「企業のIT化をサポートする」ためのITの専門家です。ITコーディネータは経済産業省の推進資格でもあり、資格保有者は6,500名を超えています。

 

ITコーディネータの資格を保有している人は、その他にも中小企業診断士やITコンサルタント系の資格、公認会計士、税理士などの資格を有していることが多く、既に保有している資格や、これから目指す資格との相乗効果を意図しているケースが多いです。

 

ITコーディネータの合格率は毎年多少の変動がありますが、近年では55%から70%程度、平成30年は受験者数に対して合格率は70.6%でした。テキストや参考書による独学で合格する人もいますが、ITコーディネータは現在注目を集めている資格なので、試験対策用のスクールや通信講座もあります。効率的に勉強をしたいという方は、そちらを利用すると良いでしょう。

 

中小企業診断士

中小企業診断士は、資格名だけを見るとITとはあまり関係がなさそうな印象を受けますが、ITコンサルタントとしての活躍を目指すならば持っていた方が良い資格の一つです。加えて、中小企業診断士は国家資格であることから信頼性が高く、持っていても決して無駄にならない資格と言えます。

 

中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格なので、ITコンサルタントとして働く場合にも非常に役に立つ、キャリアアップに繋がる高度な資格です。

 

ただし、その分難易度は低くありません。中小企業診断士の試験は1次試験と2次試験に分かれていますが、まず1次試験の合格率は20%程度で、全体の8割近くが落ちてしまいます。そうして残った20%の合格者も2次試験では更に数を減らし、1次試験合格者の約19%になってしまいます。

 

このように中小企業診断士は決して易しい資格ではないので、資格認定を目指すのならば、日頃からしっかりと勉強する必要があります。企業やクライアント、プロジェクトに応じて新たな知識が求められる事もあるITコンサルタントには、努力を厭わない心と向上心が必須です。

 

ITコンサルタントの将来性

ITコンサルタントの転職を考える上で、将来性も気になるところではないでしょうか。現状は、ニーズが高いITコンサルタントの将来性は高いと言えそうです。その状況がうかがえるポイントを3つ紹介しましょう。

 

企業はITコンサルティングができる人が足りないと感じている

 

冒頭でもお伝えした通り、ITコンサルタントのニーズが高まっている理由のひとつがDX(デジタルトランスフォーメーション)。多くの企業がDXを進めたい一方、社内で管理する人材がいないと感じているようです。IPAがまとめた「IT人材白書2017」によると、ユーザー企業(事業会社)にIT人材の不足感を聞いたアンケート結果では、2014年度から不足感が急速に増え、2016年度は過去9年の調査の中で最も高く、8割以上の企業が「不足している」と回答しています。

 

一方、IT企業へのアンケート調査でもIT人材不足の状況がうかがえます。事業内容ごとにIT人材不足の状況を聞いたところ、「全体的に不足している」という回答が最も多かったのは「業務改革・システムコンサルティング、IT投資評価、システム監査」という事業でした。(43.5%)(※2)。システム開発そのものより、ITコンサルティング業における人材が足りないということがわかり、今後も需要が高いことが予想されます。

 

※2出典:https://www.ipa.go.jp/files/000059086.pdf

 

ITコンサルティングサービスを手掛ける企業が増えている

外資系や監査法人系などの大手コンサルティングファームの他にも、ITコンサルティング業を手掛ける企業が増えています。2013年には、電通国際情報サービス社が「ISIDビジネスコンサルティング」という新会社を設立。同じく2013年にSIerのTISも「TIS ビジネスコンサルタンツ」という新会社を設立。ITコンサルティング業を強化する企業が増えており、ITコンサルティングに対するニーズが高まっていることがわかります。

 

下流工程は海外シフトや自動化の動きが進む

国内のIT系人材不足が深刻化する中、下流工程(開発そのもの)については、海外ベンダーへ移行したり、開発ツールによる自動化を目指したりする動きも進んでいます。つまり将来的には下流工程に関わる人材よりも、コンサルティング業など上流工程に関わる人材のニーズが高まることが予想されます。

 

最後に

現代のビジネス環境においては、ITの要素を外すことはできません。あらゆる企業がさらなるIT化を進める中で、年々需要を高めている職種がITコンサルタントです。ITコンサルの業務は幅広く、クライアントに応じて深い知識とスキルが求められるのはもちろん、コミュニケーション能力や物事を論理的かつ俯瞰して捉える視点など、いずれも一朝一夕では身につかない能力が必要になります。そのため、ITコンサルタントを目指すならば日頃から努力を怠らない姿勢が大切になります。資格取得も、キャリアアップに繋がるので視野に入れておくと良いでしょう。資格の中でも、ITストラテジストやITコーディネータ、中小企業診断士は転職の際にも有利に働くはずです。いずれも容易に取得できる資格ではありませんが、その分知識や能力の証明になるので、努力がその後のステップアップに大きく役立つことでしょう。

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