外部コンサルタントのメリットに企業が注目!ニーズの高い外部コンサルとは?

最新更新日:2022/05/13

日本国内のビジネスコンサルティング市場は大きな伸びを見せていて、2018年にははじめて4,000億円を突破しました(※1)。また、企業のDX推進への取り組み拡大が需要を牽引。大規模案件によって、2019年には前年比8.7%増の大きな成長を見せました(※2)。コロナ禍による経済への影響が大きい一方で、企業のDX推進は継続。ビジネスコンサルティングに対する需要は再度伸びていくことが予想されます。

これらのデータからも、コンサルティングファームを中心にコンサルタントへのニーズが高いことがわかります。例えば会社の事業戦略や経営戦略といったプロジェクトの場合、社内のメンバーだけで推進しようと思えば不可能ではありません。それでも高いコストをかけて外部のコンサルタントに業務を依頼するのは、外部だからこそのメリットを企業が感じているからこそでしょう。

 

つまりコンサルティング市場で求められる人材になるためには、企業が外部コンサルタントに対して「何をメリットと感じているか?」「どんな人材やスキルを求めているか?」について認識しておく必要があります。

企業が外部のコンサルタントを活用する時、コンサルティングファームとフリーランスのコンサルタントに大きく発注先が二分されますが、ファームに対するニーズとフリーランスに対するニーズには若干違いがあるようです。

そこで、企業がフリーランスの外部コンサルタントに感じている4つのメリットをまとめました。4つのメリットから、今後ニーズが高まるフリーコンサルタントについて探っていきます。

 

目次

■外部コンサルタントに必要なのは「専門性」、特殊なジャンルほどニーズが高い?
(1)社内にスペシャリストが少ない新しい分野でコンサル人材が求められている
(2)外部コンサルタントとして、専門性を高めるためにはどうすればいい?
(3)コンサルティングの専門家という立場も忘れずに!

 

■外部コンサルタントはスピード感も重要視される
(1)企業が求めるものは、スピード感、生産性、けん引力

 

■外部コンサルタントに「育成力」が重視され始めている
(1)外部人材採用の目的は「プロジェクトの推進」と「社内人材への知見提供」

 

■フリーのコンサルタントの強みのひとつ、経営者視点を持っていること

 

 

 

外部コンサルタントに必要なのは「専門性」、特殊なジャンルほどニーズが高い?

(1)社内にスペシャリストが少ない新しい分野でコンサル人材が求められている

コンサルを依頼する企業が、外部コンサルタントに求める代表的なメリットと言えば「専門性」でしょう。例えば案件数の多い経営コンサルティングや戦略コンサルティングでも、経営革新に取り組む会社の増加に伴いAIやRPAなどのプロジェクトが急増しています。こうした新しい分野の場合、詳しい人が社内にいる会社はまだまだ少ないのが現状。自社で対応しきれないため、高い専門性を得る目的で外部コンサルタントへのニーズが高まっています。

 

また高い専門性を持つ外部コンサルタントを、プロジェクト単位の期間限定でアサインできる点も会社にとって大きなメリットと言えるでしょう。専門性の高い人材を自社の社員として雇用すると、相当の人件費がかかるという課題があります。また、社員を自社で教育するという選択肢もありますが、それもかなりの時間と労力を要します。

そんな時コンサルティング企業を活用すれば、即戦力の人材を必要な期間だけすぐにアサインすることができるというわけです。加えてフリーランスのコンサルタントの特長の中に、コンサルティングファームの利用と比べて、コストパフォーマンスが高いというメリットもあります。

(2)外部コンサルタントとして、専門性を高めるためにはどうすればいい?

フリーのコンサルタント側から見ても、専門性の部分は大きなチャンスと言えます。特殊なジャンルや業界であればあるほど「コンサルティングファームを探しても最適な人材がいない!」という課題があります。専門性を強みにできれば、コンサルティングファームや他のコンサルタントにはないメリットとして差別化できるはずです。

 

フリーコンサルタントが専門性を武器にしていくためには、もちろん経験や情報も重要ですが、さらに資格を取得することでその信頼度もまた武器になるでしょう。

例えばプロジェクト管理者として活躍するためには、PMO関連の資格を持っておきたいところ。プロジェクト管理者として必要なスキルや知識があることが客観的にわかり、クライアント側の信頼も高まるはず。またITコンサルタントならSAPなどの資格はIT業界での評価も高く、案件によっては必須条件である場合もあります。経営コンサルティングや戦略コンサルティングをメインにする人でも、あえて付加価値を付ける目的で他の分野の資格を持つという方法もあります。

 

こうした資格を持っておくことで、自分の専門性を証明することができます。できるだけ早い段階で自分の進みたい方向を見極め、関連する資格にチャレンジしてみましょう。

◆こちらもどうぞ:プロジェクトの成功を支えるPMO人材とは?役割とメリット・デメリット

(3)コンサルティングの専門家という立場も忘れずに!

ただし専門性が高いだけでは、優秀なコンサルタントとは言えません。過去の経験や情報に基づいたアドバイスだけでは、企業が求めるコンサルティングとずれる可能性も。企業が自社に対して抱える課題に向き合い、解決策を企業と一緒に考えてくれることをクライアントは求めているはずです。当然ながら、外部コンサルタントは、ベースとなるコンサルティングスキル(コミュニケーション能力や情報収集能力)があることが前提。その上で高い専門性が求められているのです。

 

 

外部コンサルタントはスピード感も重要視される

(1)企業が求めるものは、スピード感、生産性、けん引力

クライアント企業から見ると、社内の人材と比べて「外部コンサルタントはプロジェクトを効率的に進められる」という点も期待しています。

経営コンサルティングや戦略コンサルティングの案件において、「短期間でプロジェクトを終わらせたい」という思いがあっても、知見や経験値などのスキル面の課題の他、他業務との兼任者ばかりで思うようにプロジェクトを推進できないなどの課題を抱えるケースは多いものです。

そこで、外部の人材をプロジェクト管理者にアサインして効率化を図るケースもあります。中にはプロジェクトの進行遅延を解消するため、コンサルティング企業に依頼しプロジェクトの途中からコンサルタントを参加させるケースなどもあります。

 

つまり企業は、外部コンサルタントを起用するメリットとして社内にないスピード感や生産性を求めるケースも多いのです。

外部のコンサルタントは、さまざまな企業で環境も条件も多種多様な案件を経験します。その中でトラブル対処法や上手なプロジェクト推進方法を身に着けていきます。そうした経験値こそが、企業が外部コンサルタントに求めるポイントなのです。

 

企業から求められるコンサルタントになるためには、日頃の業務の中でスピード生産性を意識しておきたいところ。コンサル業界内外の情報収集も欠かせません。またフリーコンサルタントの場合は「時間をいかに有効に活用できるか?」という点も、仕事のスピードに影響するのではないでしょうか。つまりコンサルティング業務などの仕事の時間だけではなく、プライベートの時間も含めたタイムマネジメントスキルが重要となってきます。

 

 

外部コンサルタントに人を育てる力が重視され始めている

(1)外部人材採用の目的は「プロジェクトの推進」と「社内人材への知見提供」

外部コンサルタントに対して、「社内メンバーへの教育を期待する」という企業も増加しています。その理由は、コンサルタントがいなくなっても社内で滞りなく業務を推進できるようにするためです。

外部コンサルタントはプロジェクト期間中のみの契約のため、プロジェクトが終わり次第契約は終了。その後、社内にいるスタッフが業務内容を引き継ぎ自社で運用していくことになります。

社内に知見がないため外部人材を頼りプロジェクトを推進するわけですが、プロジェクト推進と並行して「外部コンサルタントの持つ知識や情報を、できるだけ社内メンバーに吸収してほしい」と企業は考えているわけです。

 

人手不足に悩む企業が増える中、社内メンバーで業務を推進できるようにしたいというニーズは高いでしょう。外部コンサルタントには、高いコンサルティング能力だけではなく、人材を育成するスキルも求められ始めているのです。

人材育成のジャンルもトレンドは変化しています。過去に人材教育に携わった経験を持つ人も、あらためて人材関連のコンサルティング術やコーチングなどに関する講座を受けるなどして、常に情報をアップデートする姿勢が大切。

こうした活動が人材育成力アップにつながり、外部コンサルタントとしての活動の幅を広げることに役立つでしょう。

 

 

フリーのコンサルタントの強みのひとつ、経営者視点を持っていること

 

外部のコンサルタントのメリットとして、「社内ではない第三者の立場から意見をもらえる」「自社の社員にはない新しいアイデアが生まれ、経営革新につながる」などの点が挙げられますが、とりわけフリーランスのコンサルタントに対しては、スタートアップ企業や中小企業などから「経営者に寄り添った意見がもらえる」という評価も高まってきています。

実際に自分自身がコンサルタントとして独立しているため、実践的な経営や戦略の視点を持ち合わせているというわけです。

 

フリーランスのコンサルタントとして活躍する上で、「経営者視点」はコンサルティング企業の社員との差別化になります。もちろん会社の規模や業種、業態によって経営や事業の進め方や戦略の立て方などに違いはありますが、同じ経営者の目線で話ができる人材は、中小企業にとっては非常に力強いサポーターだと感じるでしょう。これは、コンサルティングファームなどのコンサルティング企業に勤めている人材にはない、フリーランスだからこその“売り”とも言えます。

その“売り”部分でもある経営者としてのスキルやノウハウを磨くため、他の経営者から学ぶ姿勢も大切。さまざまな業界の経営者と知り合いネットワークを広げていきましょう。

 

 

 

企業が外部コンサルタントを導入するメリットをまとめると、以下の4つです。

 

1.高い専門性を持つコンサルタントを、期間限定でアサインできる

2.コンサルタントスキルが高くスピード・生産性に長けているため短期間でプロジェクトを完結できる

3.外部コンサルタントが持つノウハウや知識で社内の人材を育成できる

4.フリーコンサルタントには、経営者視点のコンサルティング能力がある

 

これから多くの会社に必要とされるコンサルタントになるためには、この4つに関わるスキルや知識をさらに向上させていくことが課題となります。自身の現状を踏まえ、課題や足りない部分があれば積極的に補強しましょう。

従来から求められてきた専門性やスピードに加え、最近では人材育成スキルや経営者視点についても求められるようになってきました。特に経営者視点に関しては、コンサルティングファームの社員とは違う、フリーランスならではの強みとして活かすことができるでしょう。

 

<参照>
※1:https://moneyzine.jp/article/detail/215953
※2:https://iotnews.jp/archives/155151

 

(株式会社みらいワークス Freeconsultant.jp編集部)

 

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