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経営コンサルタントや戦略コンサルタントは転職しやすい?新たなキャリアパスとは

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経営コンサルタント戦略コンサルタントとしてコンサルティングファームに勤務し、さまざまな業務を経験・・・数年経過すると、「転職」という2文字をイメージし始めるかもしれません。もともと転職の多いコンサルティング業界。今では「もっと知見を広げたい」「ふるさとに戻って、地元企業のコンサルティングをしたい」「ワークライフバランスを重視したい」など、ポジティブな理由で転職を実現する人も増えているようです。

 

コンサルタントの転職と言っても、コンサルティングファームへの転職だけではなくキャリアパスの選択肢は広がっています。そこで、経営コンサルタントや戦略コンサルタントのキャリアパスや転職のメリットとデメリットなどについてまとめました!

 

目次

経営コンサルタントや戦略コンサルタントの4つのキャリアパス
(1)他のコンサルティングファームへ転職する
(2)事業会社へ転職する
(3)起業する
(4)地方企業向けコンサルタントに転職

 

■経営コンサルタントや戦略コンサルタントにとって、転職のメリットとデメリットとは?
(1)転職は、キャリアアップや人脈が広がるメリットがある
(2)経営コンサルタントの転職は狭き門というデメリット

 

■経営コンサルタントや戦略コンサルタントの転職に役立つ資格

 

■経営コンサルタントは転職経験後、独立という選択肢もある

 

■転職成功事例を見る方法
(1)外資系コンサルティングファームから事業会社へ転職した事例
(2)複数のコンサルティングファームの転職を経て独立した事例

 

■まとめ

 

 

経営コンサルタントや戦略コンサルタントの4つのキャリアパス

経営コンサルタントや戦略コンサルタント経営・戦略コンサルタントの4つのキャリアパス-1

 

経営コンサルタントが転職する場合、大きくキャリアパスは4つに分かれます。

(1)他のコンサルティングファームへ転職する

経営コンサルタントの転職と言えば、他のコンサルティングファームへ転職するというルートがあります。例えば国内コンサルティングファーム勤務の方が、グローバルな案件に関わりたいと思い外資系コンサルティングファームへ転職するというケース。「従来とは異なる規模や業界の案件を経験できる」「新たなメンバーと仕事をすることで人脈やスキルが広がる」というのがメリット。また、これまでの業界知識や経験を生かしやすいという特徴もあります。

ただし他のコンサルティングファームへの転職は、環境を変えただけにすぎません。あらためて自分のキャリアプランを考える必要があります。転職後コンサルティングファーム内で管理職や役員を目指すのか、複数のコンサルティングファームでの経験を活かして独立するのか・・・長期的なキャリアプランを見据えた上で、転職先を選ぶ必要があります。

(2)事業会社へ転職する

アドバイスを行なうコンサルタントという立場ではなく、事業会社に転職して社内の立場で経営に関わるという選択肢もあります。大企業だけではなく、さまざまな業界のベンチャー企業では経営戦略部門として採用をかけているケースが多いようです。IT業界に強いなど特定の業界に強みがあれば、事業会社では業界経験者を評価し、経営企画などのポストを設けて歓迎してくれる可能性も。

コンサルティングファームでの業務は1つの案件が終了すると次の案件に移りますが、事業会社では長期的に経営に関わることができます。また外部コンサルタントでは情報の整理やアドバイスがメインですが、実際の業務に関われるという点も事業会社ならではと言えるでしょう。なお、一般的にコンサルティングファームでの業務は長時間労働も多くハードワークと言われます。一方事業会社の場合、仕事と家庭の両立のしやすさや福利厚生の充実など、働き方を重視している企業も多く見られます。

(3)起業する

経営コンサルタントや戦略コンサルタントとして経験を積んでから、転職ではなく独立や起業を選択するというケースもあります。起業する場合、コンサルタントして独立するケースの他、自分のアイデアを使って新たに事業を立ち上げるというケースも。実際のところ、ベンチャー企業の経営者にはコンサル業界出身の方が意外と多いのも事実。

従来の会社員とは違いコンサルティング以外の業務も増えてしまいますが、「自分で本当にやりたい案件に集中できる」「子育てなどワークライフバランスがとりやすい」など、仕事や時間に対する自由度は高まりますコンサルタントとして独立する場合、フリーのコンサルタントと企業の間を仲介し、案件を紹介したり情報を提供したりするサービスもあります。

※フリーランスのプロ人材向け案件紹介はこちら:https://freeconsultant.jp/project

(4)地方企業向けコンサルタントに転職

最近では自治体などが地方経済を活性化するため、コンサルタントの求人募集を行なっているケースも増えています。都市部のコンサルティングファーム経験者が地方へUターンまたはIターンして、地方の中小企業の経営コンサルティングを担うというもの。コンサルティング業務で得た情報や経験を社会貢献につなげることができます。従来のコンサルティング業務とは大きくスタイルが変わりますが、災害地の復興支援地方創生に関われるといった「やりがい」につながります。また課題を抱えた地元企業の多くは、知識やITスキルが不足している現状。コンサルティング経験者をきっと歓迎してくれるはずです。

政府でも地方創生は大きな課題となっており、こうした取り組みをサポートする動きも進んでいます。また経営コンサルタントとして活躍しながら、休日を使って地域の活動に取り組む人も。働き方が多様化する時代、いわゆる他の企業に転職するという選択肢だけではなく、コンサルタントとして活躍できる場は広がっています。

※詳細はこちら:ついに政府が本気で社会人の学び直しを支援!地方転職につなげる取り組みも

 

 

経営コンサルタントや戦略コンサルタントにとって、転職のメリットとデメリットとは?

経営コンサルタントや戦略コンサルタントにとって、転職のメリットとデメリットとは?-2

(1)転職は、キャリアアップや人脈が広がるメリットがある

経営コンサルタントや戦略コンサルタントにとって、転職はキャリアアップの手法の1つでもあります。異なる環境で経験を積むことができ、新しい手法や知識をインプットする機会になるからです。また、新たな人脈を築けるというのも実はコンサルタントにとって転職の大きなメリット。コンサルティングファームは転職率が高めで中には出戻りも歓迎という企業もあり、転職後もOBなど人とのつながりが強く、情報交換が活発という特徴があります。

 

つまり転職前の人脈も保ちながら、新たな転職先でも人脈を広げることができます。経営コンサルタントや戦略コンサルタントとして将来独立する場合にも、こうした人脈や情報源は大きく役立つはずです。

ただし、重要なのがスムーズな転職活動を行なうということ。転職前の勤務先に迷惑がかかってしまうと、それまで築いた人脈も失いかねません。また転職先にもよくない評判が広がってしまう懸念も・・・円満な転職につながるよう慎重に進めましょう。

 

(2)経営コンサルタントの転職は狭き門というデメリット

大手コンサルティングファームが新卒採用を行なう場合は、まとまった人数を採用しますが、中途採用となると求人数は大きく減ります。つまり転職者にとって経営コンサルタントという職種は狭き門になるわけです。自分に合うポストの求人があるかどうかはタイミングにもよるため、転職を考えた時点で準備を進めておいた方がよいでしょう。支障のない範囲で周囲に「転職を検討していてこんなポストと求めている」ということを伝え、求人情報などを集めるという方法もあります。

 

なお事業会社への転職など他のキャリアパスの場合でも、ポジションに空きが出た時点で採用活動をするためやはり求人数は限られているケースが一般的です。こうした背景もあり、コンサルタントの場合転職が実現するまでに1年以上かかるということもあります。ただし最近ではコンサルタントに特化した転職エージェントサービスも増えており、一般公開されていない求人情報を提供してくれたり、面接時のアドバイスを受けられたりすることもあります。

 

 

経営コンサルタントや戦略コンサルタントの転職に役立つ資格

経営コンサルタントや戦略コンサルタントの転職に役立つ資格-3

 

経営コンサルタントや戦略コンサルタントとして企業が採用上必須とする資格はありません。ただし一般的に持っておくと転職に有利と言われているものが、MBA中小企業診断士の2つです。

 

MBA(Master of Business Administration:経営学修士)は、経営学の大学院修士課程を修了した人に授与される学位。経営やビジネスに関する幅広い知識やフレームワークを短期間(1年~2年)に習得できるものです。日本でも企業の経営者や経営コンサルタントにMBA取得者も多いのも事実(ただしどの機関で学んだかによってMBAの評価は変わるようです)。「転職のためにMBAが必須」とは言えませんが、経営に携わる人にMBA取得者が多いこともあるので、経営コンサルタントや戦略コンサルタントとしては持っていた方が良い資格の一つでしょう。日本でも、仕事を続けながらMBAが取得できる教育機関は多くあります。中にはビジネス・ブレークスルー大学院のように、通学制ではなくインターネットを利用した通信制MBAプログラムもあります。

 

日本で唯一の経営関連の国家資格と言えば、「中小企業診断士」です。中小企業向けにビジネスを行なっている経営コンサルタントの多くが取得している資格。経営全般に関する知識を問う試験の他、実際にコンサルティング能力があるかを確認するため実務を行なうこともあります(補習または実務。詳細はこちら)。

中小企業のコンサルティング業務がメインとなる資格のため、大企業がクライアントとなる大手コンサルティングファームにおいては採用時にあまり重視されない傾向もあるようです。とはいえ中小企業向けのコンサルタントファームの求人に応募する場合は、やはり取得しておきたい資格です。

ただしこうした資格を持っていても、面接で詳しく資格について聞かれることは少ないかもしれません。むしろコンサルティング業務を通じて得たもの、どんなプロジェクトにどんな立場で関わったかなどが面接では重視されます。

 

 

経営コンサルタントは転職経験後、独立という選択肢もある

経営コンサルタントは転職経験後、独立という選択肢もある-4

 

経営コンサルタントにとって転職は多くのメリットがありますが、長期的なキャリアプランを考える上で、独立という選択肢も考えてみるべきでしょう。大手コンサルティングファームや事業会社で働き続けることも、もちろんできます。しかしコンサルティング業務を続けていく中で、企業の社員としてではなく「自分の力を試したい」「年齢に関係なくコンサルタントとして活躍していきたい」と考える人も多いようです。求人数が少ない中途採用のタイミングにあわせるよりも、自分で独立したい時期を決め計画を進められるという点もメリットと言えます。

 

コンサルタント業は初期投資も他の業界と比べれば少なく済むため、独立することはそれほどハードルが高くありません。ただどうやって仕事を増やしていくかが課題と言えます。それまでの人脈をうまく活かして仕事につなげるというのも方法ですが、現在では独立したコンサルタントにプロジェクト案件を紹介するサービスもあります。どうしても独立すると営業が大変・・・というイメージがあります。しかし営業活動に時間をかけるより、むしろ他のコンサルタントとの差別化が営業力アップにつながります。自分の経験やスキルをもとに強みを分析していくことが求められます。特定業界の経験者である、ITスキル、グローバルな案件の経験が豊富などこれまでの業務経験を整理し、客観的に強みがどこにあるか検証していきましょう。

 

独立した場合、もちろん会社員と比べれば年収が安定しないこともありますが、キャリアを積むことで会社員時代を超えた年収になる場合も。ただし年収アップを目的に独立するというよりは、「自分自身でキャリアを築きたい」「自分のペースで働きたい」といった目的で独立するコンサルタントの方が、成功したと感じる人も多いようです。

実際に独立したコンサルタントの中には、ワークライフバランスを充実させていたり、パラレルワークを実現したりするなど、自分の時間をうまく活用している事例もあります。

 

 

転職成功事例を見る方法

転職成功事例を見る方法-5

 

複数の企業に転職した経験のあるコンサルタントの話を聞く、というのも参考になるのではないでしょうか。FreeConsultant.jpでは「プロフェッショナリズム」というインタビューを掲載しています。この特集では、2018年11月現在で約70名のコンサルタントにインタビューを実施。転職や独立などキャリアパスについてお聞きしています。ここでは2つのコンサルタント事例をピックアップして紹介します。

(1)外資系コンサルティングファームから事業会社へ転職した事例

現在、札幌で独立コンサルタントとして活躍する成田哲史さん。新卒でアクセンチュアに入社後、事業会社であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に転職。その後株式会社リクルートジョブズに転職、戦略立案などの業務に従事されました。

コンサルティングファームから事業会社への転職事例ですが、両方の立場を経験できたことが、独立した後に大きく役立ったと成田さんはインタビューで語っています。

※インタビュー記事はこちら:「どう生きたいのか?」 の先にある”独立コンサルタント”という働き方

(2)複数のコンサルティングファームの転職を経て独立した事例

新卒でSAPジャパン株式会社に入社してMBAを取得。その後デロイトトーマツコンサルティング合同会社などを経て経営コンサルタントとして独立した篠原翔さん。複数のコンサルティングファームの経験を武器にフリーコンサルタントとしてさまざまなプロジェクトに関わる傍ら、自ら会社も立ち上げています。篠原さんの場合、転職後のコンサルティングファームでまだ日本ではなじみの少ない「戦略的プライシングソリューション」に関わり、その経験が今のキャリアに大きく影響したと語っています。

※インタビュー記事はこちら:「選択肢を多く持ち、自分で決断してやりきる」 人一倍の好奇心と向上心を武器に多方面で活躍するフリーコンサルタントの思考とは

 

プロフェッショナル人材へのインタビュー「プロフェッショナリズム」では、他にもさまざまな転職経験を持つコンサルタントのインタビューを読むことができます。

 

 

 

経営コンサルタントや戦略コンサルタントの方が転職を重ねるケースはそれほど珍しいわけではありません。キャリアパスとしては他のコンサルティングファームに転職したり事業会社へ転職したりするパターンの他、独立や自治体に関わる活動をするなどバリエーションは広がっています。

コンサルタントの転職は、キャリアアップにつながるメリットが多いのが特徴。新たな環境でスキルや経験が増えるだけではなく、人脈も広がります。一方新卒採用と比べると採用数が少ないこともあり、転職に時間がかかるケースもあることを知っておくべきでしょう。転職に役立つ資格としてMBAや中小企業診断士という資格もありますが、やはりコンサルタントは実力勝負。資格があればすんなり転職できるとはいきません。

 

一方で経営コンサルタントや戦略コンサルタントとして経験を積んだ人の中には、転職ではなく独立を選択する人も。自分が本当にやりたい仕事をするために独立するケースや、子育てなどワークライフバランスを重視するために独立するケースもあります。実際にみらいワークスがインタビューを実施したコンサルタントの多くが、やりがいやライフスタイルなどにあわせてポジティブに転職や独立を経験。多様な働き方を実践しています!

 

(株式会社みらいワークス Freeconsultant.jp編集部)

 

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