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週末起業とは?~働き方改革元年に始める“会社を辞めない起業の方法”

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会社員として働きながら、自分のビジネスアイデアを元に週末だけ起業をする。それが週末起業です。働き方改革をきっかけに、より多くの人に週末起業を行なえるチャンスがやってきます。ここでは、サラリーマンを辞めずに起業する方法、ならびに自分のビジネスアイデアを形にするコツをご紹介します。

 

 

目次

■国が兼業や・副業を推進する時代が来た
(1)2019年は働き方改革元年
(2)そもそも働き方改革とは?
(3)働き方改革によって自分のやりたい仕事がしやすくなる

 

■会社を辞めずに週末だけ起業する
(1)給料の不足分を副業で埋める
(2)目的が違えば、週末起業の仕方も変わる
(3)それぞれの目的に合わせたビジネスの選び方

 

■やりたいことでオンリーワンを目指す
(1)「週末起業」という言葉の発祥
(2)週末起業で成功しやすいビジネスとは?

 

■週末起業を応援してくれるもの・利用できるものとは?
(1)週末起業を始めるのにふさわしい場所
(2)週末起業のためのノウハウ

 

■まとめ

 

※本コラムは、2019年3月20日に「週末起業とは?」を再構成しました。

 

国が兼業や副業を推進する時代が来た

国が兼業や・副業を推進する時代が来た_1

(1)2019年は働き方改革元年

2016年10月下旬、安倍首相は「働き方改革」実現に向けた有識者会議で、自宅で働くことのできる「テレワーク」「兼業・副業」などが重要であると述べ、「ガイドラインの制定も含め、多様な政策手段を検討するよう指示」しました。

 

そして、いよいよ2019年4月1日から働き方改革関連法が施行されます(中小企業の施行は1年遅れの2020年4月1日からとされています)。つまり、2019年は多くのビジネスパーソンにとっての働き方改革元年にあたる年と言えそうです。

(2)そもそも働き方改革とは?

働き方改革が必要になった背景には、少子高齢化による人口や労働力の減少や、グローバル化による国際競争の激化といった構造的要因があると言われています。また、日本独特の“サラリーマン”の働き方や会社組織でのマネジメント方法も、日本人の働き方を特殊なものにした原因でしょう。

 

代表的な日本独特のサラリーマンの働き方やマネジメント方法には、以下のような傾向があると言われています。

 

1:仕事を通じて仕事を学ぶ。学校には戻らない、自己啓発しない学びだけを行なうフェーズには戻らない。
2:女性管理職が少ない、外国人社員も少ない
3:学校や地域などの社会活動に、男性が参加しない
4:年次有給休暇の取得率が低い
5:ホワイトカラーの多くが残業対象で、転居を伴う転勤が多い
6:仕事や育児などを楽しんでいない。自分の会社や会社員としての自分に誇りを持っていない
7:全てにおいてネガティブシンキングであり、自分の仕事にやりがいを感じていない
8:ワーカホリズム傾向が強い

 

現在サラリーマンではなくても、過去に会社員勤めの経験があるほとんどの人に思い当たる節があるのではないでしょうか?

 

さて、厚生労働省が策定したモデル就業規則には「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という副業や兼業を実質禁止する条項があるのですが、この条項は有識者会議での安倍首相の指示とは正反対の方針です。

つまり、これまでは多くの企業が副業や兼業を禁止していました。しかし、今後は副業や兼業を認める企業が増えていくと解釈することができます。

 

ただし、中小企業では厚生労働省のモデル就業規則をそのまま自社に転用する場合も多いので、厚生労働省が新しいモデル就業規則を発信しなければすぐに浸透するのは難しいのではないかとも考えられます。

(3)働き方改革によって自分のやりたい仕事がしやすくなる

2018年の時点で日本国内には1,000万人以上のフリーランスがいると言われていますが、サラリーマンの中にもフリーランスや起業に憧れている人も少なくありません。憧れながらもなかなか会社を辞める勇気を持てないという人も多いと予測できます。

 

人生100年時代とも言われている現代。昔とは人生のライフステージの在り方が異なり、さまざまな働き方があることには多くの人が気づいています。仮に独自のビジネスアイデアを持っているのならば、このままサラリーマンだけを続けていくことに疑問を感じてしまう人も多いでしょう。会社勤めをしながら独立や起業への憧れを持つ人も多いのは、本業とは別にやりたいこと、もしくは自分だけのビジネスアイデアがあるから。しかし、そのビジネスアイデアが成功するかどうかはわかりません。だから「本業を捨てて事業を起こそう」というところまでには至らないのです。

 

そのような人達におすすめできるのが週末起業です。平日は会社員として本業で働き、週末は自分のビジネスアイデアを元にした別の仕事をする。それが週末起業です。週末起業は、自分のビジネスアイデアが本当にビジネスとして成り立っていくのかを試す期間にもなるでしょう。そのため、リスクもそう高くはありません。

 

これまでは会社から副業を禁止されていたため、副業や週末起業をやりたくてもできなかった人が多いと想像できます。だから、今回の働き方改革はチャンスだとも考えられるのです。また、今後は週末起業がより一般的になり、週末起業のためのセミナーも増えていくことでしょう。

 

 

会社を辞めずに週末だけ起業する

会社を辞めずに週末だけ起業する_2

(1)給料の不足分を副業で埋める

「自分のビジネスアイデアを形にする」のも週末起業の側面の1つではありますが、純粋に「今よりも収入を増やす」という目的で週末起業をする人もいます。

国税庁民間給与実態統計調査による日本人サラリーマンの平均年収は、1998年の467万円をピークに減り続け、2009年には406万円にまで落ち込みました。その後やや回復したものの、2017年も432万円と伸び悩みが続いています。

 

一方、一般家庭における支出は増える一方です。物価の上昇は30年前の約2倍と言われていますし、消費税は2019年10月からいよいよ10%になろうとしています。一般的な会社員の生活は、けっして楽なものではありません。

そのため、サラリーマンとしての給料の不足分を副業で埋める人も多いのです。週末起業は、やり方次第ではアルバイトなどの副業よりも大きな収入になるでしょう。生活のための週末起業は、本業で収入が伸び悩んでいる人にとって活路を見出すきっかけになるかもしれません。

(2)目的が違えば、週末起業の仕方も変わる

週末起業を行なう理由は、大きく分けて以下の3つです。

 

・給料が少ないから副業として週末起業をする
・やりたいことをやる実行するために週末起業をする
・将来の夢のためにの準備として週末起業をする

 

前述した「給料が少ないから副業として週末起業をする」以外の2つに注目してみましょう。一見、似ているように感じるかもしれませんが、実はまったく異なります。

「やりたいことを実行するために週末起業をする」ことで満たされるのは、収入や将来への安心というより「やりがい」や「目的の達成」の部分でしょう。一方、「将来の夢のために準備として週末起業をする」場合、将来的な独立を視野に入れ、本格的な企業をする前にまずはお試しで起業するのです。

このように、週末起業を行なう理由がさまざまであれば、起業スタイルもさまざまです。

(3)それぞれの目的に合わせたビジネスの選び方

週末起業を行なう理由が異なれば、選択する職種も異なります。

「給料が少ないから副業として週末起業をする」のであれば、安定した収入を最優先で考えていくべきでしょう。どの程度の収入を得たいのかは、もちろん人によって違うと思いますが、安定して収入が得られるビジネスを選択するべきです。そのためには、なるべくランニングコストやリスクの少ないビジネスを選ぶべきでしょう。もちろん、小資本であることもポイントのひとつ。事業によっては小資本どころか、資金ゼロからスタートできるものもあります。安定した収入を得ている週末起業の成功例も意外と多いようです。

 

「やりたいことを実現するために週末起業をする」のであれば、追求すべきことは、利益ではなくやりがいです。よく「好きなものを仕事にしたら、好きなものが好きではなくなった」という話を聞きますが、そうなってしまうのは利益を追求するから。好きなビジネスで利益が出るのが理想ですが、ときには「好き」と「利益」が両立しないこともあります。そのような時に「好き」を優先できるのも週末起業の強みです。もちろん、やりたいことをやっていただけなのに大成したという成功例もありますが、一般的には「何を優先するべきかをあらかじめ明確にしておいたほうが良い」とされています。

 

最後に「将来の夢のための準備として週末起業をする」ですが、週末起業を始める理由としてもっとも多いのがこの理由かもしれません。「大きなビジネスアイデアを持ってはいるが、そのビジネスアイデアが本当にビジネスになるのかはわからない。ならば、会社員として働きながら自分のビジネスも並行してやっていこう」と考えるパターンです。他の2つのパターンよりも大きな成功を目指しているのですから、セミナーなどに参加してノウハウを学ぶことがより重要になってくるでしょう。

ビジネスの地盤が固まれば、いよいよ独立。まったく1からのスタートよりも少ないリスクで経営者として独立できるのは、週末起業のメリットのひとつでもあると考えられます。

 

 

やりたいことでオンリーワンを目指す

やりたいことでオンリーワンを目指す_3

(1)「週末起業」という言葉の発祥

もともと週末起業とは、経営コンサルタントの藤井孝一氏が2003年に著した「週末起業」という著書から生まれた言葉です。注意したいのは、サラリーマンによる「副業」とは似て非なるものであるということです。同氏が指摘するように「副業は時間の切り売り」にすぎず、「時間×時給」以上には稼げません。

これに対して「週末起業」は「会社を辞めず、お金もかけず、自分の好きなことで起業」すること、つまり、経営と生活に必要なキャッシュフローはサラリーマンとしての給料から充当し、余計な投資は行なわず、かつ時間の切り売りではなく自分の好きなことをビジネスにする、ということです。

(2)週末起業で成功しやすいビジネスとは?

お手軽であるとはいえ週末起業も起業ですから、成功しやすいビジネスもあれば成功が望みにくいビジネスもあります。先程紹介した藤井氏は週末起業の成功例について、3つの共通点を挙げています。

 

1:自分の趣味や特技を活かしたビジネスをしていること
2:お金をかけずに始めたこと
3:インターネットを駆使していること

 

特に意識したいポイントは、1つ目の「自分の趣味や特技を活かしたビジネスをしていること」でしょう。ただし、趣味や特技を活かしたビジネスはすぐに発想できるものではありません。そこで必要になるのは、「やりたいこと」「できること」「時流にのっていること」の3つの要素を兼ね備えた起業アイデアを考え続けることです。起業アイデアが出にくい人は、セミナーに参加したりコンサルタントの意見を参考にするのも良いかもしれません。

 

さて、自分の趣味や特技を活かしたビジネスをする際に注意したいのは「ビジネスとして成立するほど顧客がいるか?」「すでに同じビジネスをやっている人はいないか?」の2点です。

 

マーケティングを通じてビジネスになるかならないのか判明することもあるでしょうが、「始めてみなくてはわからない」というケースも少なくはありません。ただし、今まで一般的なサラリーマンだった人が完全に独立して起業をする際に見切り発車をするのは、あまりにもリスキーです。だからこそ、週末起業としてプレオープンしてビジネスの感触を確かめるという考え方も成功するための大切なファクターになります。自分のビジネスアイデアが形になるとわかれば、今の本業を離れる決心もつきやすくなります。やりたいことでオンリーワンを目指すのは、多くのビジネスマンにとって大きな夢でしょう。

 

 

週末起業を応援してくれるものや利用できるものとは?

週末起業を応援してくれるもの・利用できるものとは?_4

(1)週末起業を始めるのにふさわしい場所

資金が足りないのならば、足りない部分をノウハウで埋めていかなければなりません。たとえば、週末起業を始める時には拠点地が必要なことも多いですが、小資本で事業を始める場合、やはりネックとなるのはランニングコスト。オフィスやテナントを借りるコストを抑えたいのであれば、シェアオフィスバーチャルオフィスを検討すると良いでしょう。バーチャルオフィスを自社の住所にすることもできますし、シェアオフィスの中には会議室があるところも少なくありません。

 

バーチャルオフィスとシェアオフィス。この2つは紛らわしいのですが、一般的にはバーチャルオフィスは住所を貸してくれるだけであり、作業スペースがありません。一方、シェアオフィスには作業スペースがあるので、必要に応じて使い分けると良いでしょう。たとえば、作業スペースが必要のないコンサルティング業務などで週末起業をするのであれば、シェアオフィスよりもバーチャルオフィスのほうがメリットが大きそうです。

 

また、週末起業を応援しているシェアオフィスやバーチャルオフィスでは、週末起業用のプランを扱っているところもあり、安いところでは月に数千円で利用ができます。このように、シェアオフィスやバーチャルオフィスは、週末起業を志す人を応援してくれるものの1つです。

(2)週末起業のためのノウハウ

起業家として成功するためのノウハウがあるように、週末起業の成功へのノウハウももちろん存在します。もっとも参考になるものの1つが週末起業実践会。2003年に設立された組織であり、約6,000人のビジネスパーソンが登録をしています。

 

週末起業実践会は入会金10,800円、年会費10,800円と有料ですが、起業家同士のWEB会議への参加や、ノウハウを取得するためのセミナーやメルマガなど、ためになることも多いです。過去の成功例も学べるでしょう。コストはかかってしまいますが、週末起業に興味があるのならば週末起業実践会は押さえておきたいサービスの1つではないでしょうか。

☆週末起業実践会詳細はこちら:https://www.shumatsu.net

 

 

 

週末起業にはいくつものスタイルがありますが、まず検討するべきことはあなたが週末起業に何を求めるのかです。求めるものが明確になれば起業スタイルも明確になりやすいでしょう。そして、セミナーなどを通じてノウハウを蓄積すると、より良い形で週末起業をスタートさせることができます。過去の例にどのようなものがあるのかも情報収集して、成功や失敗の要因など、なるべく多くの実例を参考にすると良いでしょう。

 

(株式会社みらいワークス Freeconsultant.jp編集部)

 

 

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