コンサルタントは副業でも稼げる?相場や案件例・始め方を徹底解説!

最終更新日:2025/09/26
作成日:2022/05/17

近年、副業の選択肢として「コンサルタント」に注目が集まっています

 

しかし、「副業でどれくらい稼げるのか?」「どんな案件があるのか?」など、気になる点も多いでしょう。

 

本記事では、副業コンサルタントの単価相場や案件例、始め方のステップ、メリット・注意点をわかりやすく解説します。

 

コンサルタントで副業を検討している方はもちろん、将来的な独立を視野に入れて経験を積みたい方にも役立つ内容です。

目次

■コンサルタントは副業ができる?

 

■副業フリーコンサルタントの始め方
(1)会社の副業規定を確認する
(2)スキル・経験を棚卸しする
(3)案件紹介サービスに登録する
(4)開業届・確定申告の準備をする
(5)小規模案件から副業に挑戦する

 

■副業フリーコンサルタントの単価の目安

 

■副業フリーコンサルタントの案件例
(1)ITコンサル
(2)経営コンサル
(3)人事コンサル
(4)Webコンサル
(5)マーケティングコンサル
(6)業務改善コンサル
(7)財務・会計コンサル

 

■副業フリーコンサルタントのメリット
(1)スキルアップにつながり専門性を高められる
(2)高単価案件で効率的に収入を増やせる
(3)人脈が広がり新しいチャンスにつながる
(4)副業経験が独立準備になる

 

■副業フリーコンサルタントを始める際の注意点
(1)本業を疎かにしない
(2)アウトプットの品質にこだわる
(3)スケジュール管理を徹底する
(4)契約内容を明確にする
(5)専門性の維持・向上を意識する

 

■コンサルタントの副業に関するよくある質問
(1)土日だけの稼働で副業コンサルは可能ですか?
(2)未経験でも副業コンサルタントになれますか?
(3)BIG4や外資コンサルに所属していても副業できますか?

 

■まとめ

コンサルタントは副業ができる?

書類を小脇に抱えて笑顔を見せる女性

コンサルタントは副業として取り組むことができます

 

近年は、土日のみの稼働や短期のスポットコンサルティングなど、副業向けの案件が増えており、柔軟な働き方が可能になっています。

 

企業が特定の専門知識やスキルを一時的に求めるケースが増えているため、個人が自身の経験や強みを活かしながら、効率的に収入を得られるチャンスが広がっていると言えるでしょう。

 

副業を始める際には、自分のスキルや実績を整理し、マッチする案件を見極めることが成功のポイントです。会社員の方は、勤務先の規定も確認したうえで副業を検討しましょう。

 

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副業フリーコンサルタントの始め方

階段状に積み上げられた木製のブロック

副業でコンサルタントを始めるには、事前の確認や準備が欠かせません。

 

ここからは、具体的なステップを順を追って紹介します。

(1)会社の副業規定を確認する

副業を始める前に、ご自身の会社の就業規則や副業規定を確認することが大切です。

 

会社によっては副業が許可されている場合や、事前に申請が必要な場合、あるいは全面的に禁止されている場合もあります。

 

特に同業他社での副業は、競業避止義務に抵触する可能性があるため注意が必要です

 

規定に違反すると、減給や降格、最悪の場合解雇といった処分を受けるリスクがあるため、曖昧な場合は人事部や上司に確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。

(2)スキル・経験を棚卸しする

これまでの職務経験や実績を振り返り、自分がどの分野で強みを持っているのかを明確化しましょう

 

たとえば、プロジェクト管理の経験、特定の業界知識、ITスキル、語学力など、具体的な強みをリストアップします。

 

また、解決できる課題や提供できる価値を明確にできると、どのような分野のコンサルティング案件にマッチするかが見えてきます。

 

自身の専門性を客観的に評価し、市場価値を把握することで、適切な案件選びや効果的な自己PRにつながるでしょう

(3)案件紹介サービスに登録する

副業案件を効率よく探すなら、コンサルタント向けの案件紹介サービスの活用が有効です

 

土日のみや短期のスポット案件など、本業と両立しやすい案件が豊富に掲載されており、複数のサービスに登録すれば選択肢も広がります。

 

登録の際は、自身の強みや実績を具体的に記載することが、案件獲得の大きなポイントです。

 

弊社が運営する「フリーコンサルタント.jp」では、戦略・IT・財務をはじめ、幅広い分野のコンサルティング案件を多数取り扱っています。

 

副業案件はもちろん、将来的に独立を目指す方にとっても、キャリアをスムーズにスタートさせるための有力な選択肢となるでしょう。

 

(4)開業届・確定申告の準備をする

副業としてフリーコンサルタントを始める際には、確定申告の準備が欠かせません

 

年間20万円を超える所得がある場合は必ず申告が必要となり、怠ると追徴課税などのリスクがあります。

 

また、開業届や青色申告承認申請書は必須ではありませんが、提出しておくことで税務上のメリットを得られます。

 

たとえば、青色申告を選択すれば最大65万円の特別控除が適用され、節税効果が期待できます。事前に必要書類や手続きを確認し、計画的に準備を進めると安心です。

 

☆あわせて読みたい
『フリーランスは開業届が必要?メリットや書き方、提出タイミングを解説』
『【副業の確定申告】いくらから?やり方は?しないとどうなる?』

(5)小規模案件から副業に挑戦する

副業としてフリーコンサルタントを始める際は、最初から高単価案件を狙わず、小規模な案件から始めるのがおすすめです。

 

短期間で完結するスポットコンサルや、週数時間の稼働で対応できる案件を選べば、無理なく実績を積み上げられます。経験を重ねれば自信がつき、より大きな案件へステップアップできます

 

単価が低くても、複数の小規模案件に取り組めば、多様な業界や課題に対応する力が身につき、専門性の向上にもつながります。

副業フリーコンサルタントの単価の目安

右肩あがりに積み重なるコイン

弊社、株式会社みらいワークスの「フリーコンサルタント.jp」で取り扱っている案件の報酬は、稼働率100%だと月額100万円前後が多いです。

 

副業の目安である稼働率10~30%だと、単純計算で月額10万~30万円ほどの単価になるでしょう

 

ただし、フリーコンサルタント.jpで紹介する案件は、高単価の傾向があります。

 

実際に稼働しているコンサルタントもハイレイヤーな人材や、稼働率が低い仕事を複数掛け持ちている人材などが想定されているため、企業が求める実績やスキルも総じて高いといえます。

 

一般的には、週に数回・数時間以内の稼働といったスポットコンサルの場合、月額2万~5万程度の単価が相場です。

 

相場単価の案件への参画実績を積みながら、高単価案件に応募するチャンスを作るのも一つの方法です。

 

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副業フリーコンサルタントの案件例

仮想スクリーンでイメージをするビジネスパーソン

弊社、株式会社みらいワークスのサービス、コンサルタント案件マッチングサイト「フリーコンサルタント.jp」から副業向けの案件をご紹介します。

(1)ITコンサル

IT系のコンサルタントを求めている企業は、社内のIT/DX化推進のためか、IT/システム系事業で人材が足りないか、のどちらかに分かれることが多いです。つまり、案件によって求められるスキルや実績に幅があるといえるでしょう。

 

IT/DX化推進案件では、戦略や組織策定の支援からシステムの選別、実装におけるガバナンスへの対応などが主な業務です。

 

IT/システム系事業へのITコンサルティング案件では、進行中や新規プロジェクトの運用保守などを任される場合が多いでしょう。

 

どちらにしろ、コンサルタントとしてアドバイスが必要とされているので、自分の実績やスキル・強みとのマッチングが重要です。

 

 

(2)経営コンサル

経営コンサルティングでは、経営戦略や方針について、上流からアドバイスできる実績が必要とされます。副業コンサルタントとしてはかなり難易度の高い領域で、その分、1案件あたりの報酬も高い傾向があります。

 

企業にとってナイーブな情報にも関与する立場なので、信頼に値する実績と人柄や評判、経営学やビジネストレンドに精通していることなども選定の条件とされるでしょう。

 

中小企業の経営・顧問経験や法務・英語などのスキルも強みとなります。

 

(3)人事コンサル

人事コンサルティングは、フリーランスの副業コンサルタント向け案件の中でも、案件数が多い領域です。

 

企業の人事戦略や制度の策定支援や導入、ディレクションなどの実績・スキルが求められます。ほかにも採用広報やSDGsに絡む企業のダイバーシティ化支援といった案件もあります。

 

人事領域のコンサルタントは、「年間を通して」というより新卒採用や制度策定の期間だけ、といったスポット案件が少なくありません

 

スポット案件にいくつか参画することで、人事のプロフェッショナルとしての実績を作れます。

 

(4)Webコンサル

Webコンサルとは、Webを使って事業を最大化するために、企業のコーポレートサイトやホームページ、ECサイトなどを最適化するのが仕事です。

 

なかでもECやSEOコンサルタントなどの需要が高く、フリーランスのコンサルタントの数も多いです。

 

ほかのコンサルタントとの差別化を図るために、自分でメディアやサイトを立ち上げ収益化に成功した実績や、大手企業でWebにまつわるプロジェクトを成功させた経験などがあるとよいでしょう。

 

(5)マーケティングコンサル

マーケティングコンサルティングでは、企業のブランド戦略立案から市場分析、販売促進施策の提案まで、幅広い領域をカバーします。

 

デジタルマーケティングの知見を持つコンサルタントは、特に需要が高く、SNSやデジタル広告の活用方法に対して、アドバイスを求められる場面が増えています

 

実務経験に加え、GoogleAnalyticsやSNS広告の運用実績があると、案件獲得の可能性が広がるでしょう。

 

(6)業務改善コンサル

業務改善コンサルタントは、企業の業務フローの見直しや効率化を支援する役割を担います。

 

現場の課題を的確に把握し、具体的な改善策を提案できる実践的なスキルが重視されます。製造業や小売業など、業界特化型の知見を持つコンサルタントの需要も高まっています。

 

RPA導入支援やBPR(業務プロセス再構築)の経験者は、特に重宝されるでしょう。

 

(7)財務・会計コンサル

財務・会計コンサルティングは、企業の財務戦略策定や会計システムの最適化支援を行う専門性の高い領域です。

 

予算管理の効率化や管理会計の導入支援など、具体的な数値に基づくアドバイスが求められます

 

公認会計士や税理士などの資格保持者は強みを発揮しやすく、スタートアップ企業向けの経理体制構築支援なども増加傾向にあります。

 

副業フリーコンサルタントのメリット

「MERIT」と書かれたアルファベットレター

副業としてコンサルティングに取り組むことで得られるメリットは多岐にわたります。ここでは、代表的なメリットを4つ紹介します。

(1)スキルアップにつながり専門性を高められる

副業としてコンサルティングに取り組むメリットは、本業で培ったスキルや経験を応用しながら、さらに専門性を伸ばせるです。

 

多様な案件に関われば知見が広がり、課題を多角的に捉えて解決へ導く力が養われます。

 

また、未経験の業界やテーマに挑戦することで、新たなスキルや知識を身につけられ、市場価値を一段と高められるでしょう。

(2)高単価案件で効率的に収入を増やせる

フリーコンサルタントは高い専門性を評価されるため、副業でも比較的高い報酬を得やすいのが特徴です。

 

短時間の稼働でも効率よく収入を得られるので、本業に支障をきたさずに経済的な余裕を作ることができます。副収入が増えれば貯蓄や自己投資の幅が広がり、生活の質向上にもつながります

 

さらに、働く時間や案件内容を柔軟に選べることから、自分のペースに合わせた副業スタイルを実現しやすい点も魅力です。

(3)人脈が広がり新しいチャンスにつながる

副業としてコンサルティング業務に取り組むと、日常の仕事だけでは出会えない人脈が広がります

 

多様な分野のプロフェッショナルや企業経営者と接点を持つ機会が増え、新たなネットワークを築けるようになります。

 

さらに、異業種の人々と交流は、専門領域にとらわれない幅広い視点や知識を吸収できます

 

新しい価値観に触れることで課題解決の幅が広がり、成長スピードを高める効果も期待できます。

(4)副業経験が独立準備になる

副業としてコンサルティング業務を行うことは、将来の独立に向けた準備期間になります

 

案件に取り組む中で専門分野を磨きつつ、クライアントとの信頼構築や案件獲得の方法を実践的に学べます。

 

これらは独立後に欠かせないスキルであり、副業の段階から蓄積することで大きなアドバンテージとなるでしょう。

 

また、副業を通じて収入源を確保しながら経験を積めるため、独立の経済的リスクを大幅に軽減できます

 

本業で安定収入を維持しつつ副業で実績を重ねれば、無理なく独立へ移行可能です。

副業フリーコンサルタントを始める際の注意点

遠くを眺めるビジネスマン

ここからは、副業フリーコンサルタントとして活動する際に押さえておきたい注意点をわかりやすく解説します。

(1)本業を疎かにしない

会社員はもちろん、フリーランスで稼働率の高い案件に参画している場合も、本業に支障が出ないよう調整が欠かせません

 

副業のために睡眠や余暇を犠牲にすれば、心身の不調につながります。

 

また、副業案件によっては「リモート不可」などの条件があり、本業を休む必要が出れば、評価や信頼に悪影響を及ぼしかねません。

 

契約前に稼働条件をきちんと確認し、あくまで本業を優先する姿勢を保ち、副業は本業を支える位置づけで取り組むのが理想です。

(2)アウトプットの品質にこだわる

副業案件では、提案資料やレポート作成など、自分一人で完結させる業務が増えます。

 

成果物はそのまま自分の評価に直結するため、文書・スライドの完成度には十分配慮しましょう

 

特にクライアントは短期間で成果を求めるケースが多く、アウトプットの質が信頼を大きく左右します。

 

資料作成にかかる時間を見込んで単価や納期を調整するなど、契約段階で現実的な条件設定を行うと、結果的に長期的な関係構築につながります

(3)スケジュール管理を徹底する

複数案件を並行する場合、納期や会議の調整に追われやすくなります。そのため、タスク管理ツールを活用し、進捗を可視化しておくことが有効です

 

チーム案件では情報共有の時間も考慮し、急な変更にも対応できるよう、余裕を持った計画を立てましょう。

 

特にリモートで複数の企業と関わる場合は、時間の使い方を誤ると、どちらの案件にも悪影響が及びます。

 

あらかじめ作業時間をブロックして管理するなど、自律的にスケジュールを組む習慣が求められます。

 

☆あわせて読みたい
『コンサルタントが伝授!スケジュール管理のコツとは!?』

(4)契約内容を明確にする

案件が始まる前には、業務範囲・成果物・報酬・支払条件の文書化が必須です。成果報酬型の場合は、評価基準や目標を明確に合意しておきましょう。

 

さらに、守秘義務や知的財産権の扱いなど、トラブルになりやすい項目も契約書に明記することが重要です。曖昧なまま進めると、追加作業や報酬未払いなどのリスクが高まります。

 

副業だからこそ契約を軽視せず、細部まで確認を行うことで、安心してプロジェクトに取り組めます。

 

☆あわせて読みたい
『フリーランスの業務委託契約書の注意点は?確認事項や作り方ガイド』

(5)専門性の維持・向上を意識する

副業とはいえ、プロフェッショナルとしての知識やスキルの更新は欠かせません

 

業界動向のキャッチアップ、新しい技術や手法の習得など、継続的な学習が必要です。オンラインセミナーや勉強会への参加、関連資格の取得なども検討しましょう。

 

最新のトレンドや事例研究を通じて、クライアントに付加価値の高い提案ができるよう、自己研鑽の時間を確保することが重要です。

コンサルタントの副業に関するよくある質問

Q and Aと書かれた積み木

ここでは、コンサルタントの副業に関するよくある質問にお答えします。

 

副業を始める前に抱く疑問を解消し、安心して一歩を踏み出すための参考にしてください。

(1)土日だけの稼働で副業コンサルは可能ですか?

土日のみの稼働で、副業コンサルに取り組むことは十分に可能です。

 

実際、多くの企業では特定の知識やスキルを持つ人材を、週末や短期間だけ活用したいというニーズがあります。

 

特にスポットコンサルティングやプロジェクト単位の案件では、平日に稼働できない人でも参加しやすい仕組みが整ってきました。

 

これにより、本業を優先しながら自分の専門性を活かし、効率的に収入を得るチャンスが広がっています。

 

ただし、案件によっては打ち合わせを平日に設定するケースもあるため、事前に稼働条件を確認しておくことが重要です。

(2)未経験でも副業コンサルタントになれますか?

未経験から副業コンサルタントを始めることも可能ですが、スムーズに進めるには準備が必要です

 

コンサルティングでは専門知識や課題解決力が求められるため、まったく経験のない状態で取り組むのは難しいでしょう。

 

まずは本業で培ったスキルや実績を整理し、自分の得意分野を武器に小規模な案件からチャレンジするのがおすすめです。

 

最近では、未経験者でも応募できる副業案件紹介サービスも登場しており、ステップアップのきっかけとして活用できます。

 

ただし、案件の種類や報酬は経験者に比べて限定的になりやすいため、長期的には着実に実績を積み上げる姿勢が欠かせません。

(3)BIG4や外資コンサルに所属していても副業できますか?

BIG4や外資系コンサルティングファームに在籍している場合、副業は原則可能ではあるものの、制限が厳しいのが実情です。

 

多くのファームでは競業避止義務や情報漏洩防止の観点から、副業に関する規定を細かく設けており、事前の申請や承認を求められるケースが一般的です。

 

許可されやすい副業は、本業と直接競合しない分野に限られる場合が多く、たとえばセミナー登壇や執筆活動などが該当します。

 

無断で副業を行った場合、懲戒処分など厳しいペナルティを受ける可能性があるため、就業規則をしっかり確認し、慎重に対応することが求められます。

まとめ

対話をする2人のビジネスパーソン

フリーランスのコンサルタントが副業を行えば、土日や終業後の時間を活用して収入とスキルを高められます。実績がある人なら、短い稼働でも活躍の場は十分にあります。

 

ただし、資料作成の品質維持や確定申告といった事務負担、本業との両立には注意が必要です。

 

一方で、副業は条件や金額に縛られず、好奇心や社会貢献を軸に案件を選べるのが魅力です。その経験が視野を広げ、本業のコンサルティングにも良い影響を与えるでしょう。

 

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(株式会社みらいワークス フリーコンサルタント.jp編集部)

 

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