社会人の朝活としても人気上昇中の「読書会」参加するメリットとは?

作成日:2018/10/01

フリーランスコンサルタントとして活動していると、忙しくてなかなか書籍を読む時間がない方も多いのではないでしょうか?いつか読もうと思って買った書籍が、いつの間にかほこりをかぶっていることもありがちですね。そこで注目したいのが、社会人向けの「読書会」。最近では、朝活としても人気が高まっています。

 

社会人でも楽しめる読書会とは

社会人でも楽しめる読書会とは_1

読書会というと「みんなで一緒に集まって本を読むだけ」というイメージがありますが、ちょっと違います。基本的には、各自が読んだ書籍について参加者同士でディスカッションするという催し。最近はビジネス書をテーマにした読書会なども多く、東京都内をはじめ各地で開催されています。

 

なお、このような社会人向け読書会は大きく分けて2つのタイプがあります。

1.自分の好きな書籍をおすすめするタイプ

参加者同士で、自分の好きな書籍を推薦するという読書会。推薦する書籍のテーマが決まっている読書会もあります。今までに読んだことのある書籍や、読んでみたい書籍を他人におススメする機会は、実はあまりないものです。また、他の参加者が推薦するさまざまな書籍を知るきっかけにもなります。

 

このようなおすすめタイプのほうが参加する敷居が低いので、気軽に読書会に参加したいという方に向いています。

2.課題図書を読み込んでディスカッションするタイプ

あらかじめ決められた課題図書を事前に読み込んでおき、読書会では参加者同士で感想を話し合ったり、議論したりするものです。同じ書籍について語り合うので、参加者同士でのコミュニケーションが取りやすいのが特徴。ビジネス関連の書籍であれば、ビジネスに関する意見交換もできますし、人脈作りにもつながります。ビジネスメインの交流がしたいという方は、課題図書タイプにまず参加してみてはいかがでしょうか。

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仕事にも有効!読書会に参加するメリット

仕事にも有効!読書会に参加するメリット_2

 

なぜ今ビジネスパーソンに読書会の人気が高まっているのでしょうか?実は読書会はさまざまなメリットがあります。

1.読んだ感想をアウトプットすることで、理解がより深まる

書籍を読むというと情報をインプットすることに集中しがちですが、読んだままではなかなか内容が頭に残らない……というケースも多いのではないでしょうか?読書会は、読んだ感想などを他人に発表する機会です。インプットだけではなくアウトプットをすることで、読んだ内容がしっかり頭に入りやすくなります。また他人の前で自分の感想や意見を発表するので、さまざまなジャンルの方の前で説明するトレーニングにもなります。

2.読書のモチベーション向上

基本的に読書会では、開催前に書籍を読んでおく必要があります。つまり期限が決められているので、なんとしてもそれまでに読書する時間を確保しなければなりません。いつか読もうと思っている書籍があるけど時間がない・・・という方には、読書のきっかけになります。

3.さまざまな方々と読書を通じて交流できる

読書会は、取引先や友人とはまた違った人々と交流できる機会でもあります。フリーコンサルタントとして人脈を広げておきたいという方にも適しているのではないでしょうか。

もちろん学生や主婦などビジネスパーソン以外の参加者も多いので、読書会での交流がビジネスに直結するとは限りません。ただビジネス目的の交流会とは、また違った人々とつながるチャンス。さまざまな年代・ジャンルの方と接することができます。書籍を通じて会話が弾みやすいというのも大きな特徴です。定期的に行なわれている読書会に何度も参加していくうちに、交流が深まるというメリットもあります。

 

 

東京近郊で行なわれている、社会人向け読書会

東京近郊で行われている、社会人向け読書会_3

 

さまざまな読書会が開催されていますが、代表的なものをピックアップしました。

1.ええやん朝活読書会

毎月1~2回テーマを決めた読書会を東京神田などで開催している読書会(参加費:700円)。土日祝の朝に行なわれるので、ビジネスマンでも参加しやすい読書会です。自分の読んだ本をおすすめするタイプの読書会ですが、毎回異なるテーマが決められているのが特徴。「夏バテに効く書籍」などユニークなテーマが設定されています。

出典:ええやん朝活読書会

2.東京Cafe読書会

都内のカフェなどで行なわれる読書会。ビジネス書が課題図書となっており、書籍の内容をシェアしたりディスカッションしたりする催しです(参加費:500円)。1つの書籍についてじっくり語り合うことができるのが特徴。同じ書籍でも人によってさまざまな感想・意見があることがわかるのではないでしょうか。毎月課題図書が決まっており、だいたい月に2~4回同じ書籍で開催されています。

出典:東京Cafe読書会

 

社会人が読書会を楽しむコツ

社会人が読書会を楽しむコツ_4

 

読書会と言っても、テーマや参加者の雰囲気もさまざまです。500円~1,000円程度で参加できる読書会が多いので、まずは興味のある読書会にいくつか参加してみるのがおすすめです。Facebookで参加申し込みできるところも多くありますし、Peatixなどのイベント情報サイトからも多くの読書会にエントリーできます。気になるところをチェックしてみましょう!

なお、今回ご紹介した読書会の中には「ええやん朝活読書会」や「東京Cafe読書会」のようにWebサイトで過去の読書会レポートを掲載しているところもあります。こうしたページを事前にチェックしておくと様子がわかるので安心です。また、参加してみて気に入った読書会があればぜひ継続して参加してみましょう。読書会は定期的に開催されているところも多いので、何度も参加することで参加者同士の交流が深まります。

 

 

 

フリーコンサルタントの方にとって、人脈を広げたり、新しい情報をキャッチしたりするためには幅広い人々とコミュニケーションできる読書会を活用するというのも一つの方法です。ビジネスメインの交流会ももちろん有効ですが、読書家はより気軽に参加できるというメリットがあります。また、読書会は朝活として平日・土日の朝に行なわれることも多いので、忙しい方でも参加しやすいというのも特徴です。

1冊のビジネス書を深く堀り下げる読書会なら、ビジネススキルアップにつながる可能性も。一方ジャンルを決めずに参加者が気に入った書籍を紹介しあう読書会でも、仕事以外のつながりを持てる貴重な機会になるかもしれません。ぜひ読書会で新たな知識と交友関係を広げてみてはいかがでしょうか?

 

(株式会社みらいワークス FreeConsultant.jp編集部)

 

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