医療システム・ITコンサルタントとは?医療コンサルとの違いや年収・スキルを解説!

作成日:2022/06/13

 

医療コンサルタントはコロナ禍を機に求人が増えた職種の一つです。一口に医療コンサルタントといっても、業務内容によって求められるスキルや実績が異なります。今回は「フリーコンサルタント.jp」でも需要が高い医療系のシステム・ITコンサルタントについて詳しく紹介します。

 

 

目次

 

■医療コンサルタントと医療システム・ITコンサルタントの違い
(1)医療コンサルタントとは
(2)医療系システム・ITコンサルタントとは

 

■医療システム・ITコンサルタントの仕事内容
(1)医療システム・ITツールとは
(2)医療システム・ITコンサルタントを求める企業

 

■医療システム・ITコンサルタントの年収相場

 

■医療システム・ITコンサルタントになるには?
(1)医療システム・ITコンサルタントに必要なスキルと経験
(2)医療システム・ITコンサルタントの資格

 


■医療システム・ITコンサルタントは活躍中のITコンサルにおすすめのキャリアパス

 

 

医療コンサルタントと医療システム・ITコンサルタントの違い

多様な仕事がある医療業界

 


医療系コンサルタントは、医療コンサルタントと医療系のシステム・ITコンサルタントという2つの職種にわかれます。両者とも医療業界で活躍するコンサルタントではありますが、業務内容が大きく異なるため、違いを知らないとミスマッチが起こります。医療コンサルタントと医療システム・ITコンサルタントの違いについて紹介します。

 

(1)医療コンサルタントとは

医療コンサルタントの業務内容は、幅広いですが、病院や医療法人の経営戦略パートナーとしての役割を果たすコンサルタント、もしくは、患者に寄り添い、よりよい治療を模索する医療コーディネーターとしての役割を果たすコンサルタントが代表的です。

 

どちらも医療に特化した知識が必要とされ、前者は医師や診療報酬管理士・病院の医事課の責任者などからキャリアチェンジする人が多いです。必須とされる知識は、税務や法務に関する知識、病名、診療報酬算定などです。

 

後者は、看護師、心理士、ケアマネージャーなど経験者が多い傾向です。病院や医療法人の経営コンサルタントと同じく、法務に関する知識、病名、診療報酬算定などの知識のほか、薬剤・治験などに関する知識が求められます。

(2)医療システム・ITコンサルタントとは

医療システム・ITコンサルタントは、医事管理システムや医療機器システム、もしくは医業を主軸とした企業・組織で使用するITシステム・ツールの開発・導入など医療系のシステムのプロジェクトを上流からサポートするコンサルタントのことです。扱うシステムが医療に特化しているだけで、SEやITコンサルタントと同等の技術・知見が求められます。

 

一般企業のITプロジェクトPMOコンサルタントと同じような役割と考えるとよいでしょう。近年はコロナウイルスの影響で、病院などでもDX化が進み、医療業界に特化したシステム・ITコンサルタントの需要が伸びています。弊社、株式会社みらいワークスのサービス「フリーコンサルタント.jp」でご紹介する医療コンサルタント案件も、ほとんどが医療系のシステム・ITコンサルタントの案件です。

 

 

医療システム・ITコンサルタントの仕事内容


医療システム・ITコンサルタントとは、主にどのようなシステム・ツールを使用し、どのような企業・組織で就労するのでしょうか?仕事内容について詳しく紹介します。

(1)医療システム・ITツールとは

医療システム・ITコンサルタントの仕事内容は、案件によって扱うツールや目的が異なります。代表的なのが下記の3業務です。

 

・カルテや診療報酬を管理する医事システムの導入・運用コンサルタント
・医療機器のシステムコンサルタント
・医療法人で使用するITツールのコンサルタント

 


医療系の実績があっても、経験ツール・システムや目的が異なると評価されないのではないかと心配される方もいますが、医療独特の法務などの知識は共通しています。医療分野でのIT・システムコンサルタントの経験は有利に働くでしょう。

(2)医療システム・ITコンサルタントを求める企業

医療システム・ITコンサルタントを求めている企業や組織は、病院や医療法人、医事システムやソフトを開発する大手ベンダー、医療機器メーカーなどです。ほかにも、製薬会社や医療を技術面で支える企業などで、ERPパッケージソフトやセールスフォースの導入プロジェクトを支えるコンサルタントの求人もあります。

 

医療業界のシステムやITツール導入、開発、運用プロジェクトに関わった実績があれば、割と転職しやすく、フリーランスのコンサルタントとして参画案件も選べる傾向です。医療系の案件は新規事業や新規導入などのプロジェクトも多いですが、既存ツール・システムの保守・運用管理事業も少なくありません。

 

医療技術の研究や開発は日進月歩で発展しており、診療報酬は4年に1度改定されるなど、医療に関するシステム・ツールには、機能の追加や修正が常に必要です。そのため、医療系に特化したシステム・ITコンサルタントは、安定的に案件を獲得できるでしょう。専任の技術者やコンサルタントを常駐させる企業もあれば、プロジェクトごとに募集をかける企業もあります。

 

 

医療システム・ITコンサルタントの年収相場

 

医療システム・ITコンサルタントの年収相場は、弊社、株式会社みらいワークスの案件を参考にすると、100%稼働と仮定して月額報酬70万~160万円ほどです。平均すると100万~120万円程度と考えるとよいでしょう。1年間フルに稼働するとして平均1200万~1400万円強程度の年収が期待できます。

 

コンサルタント本人の実績や業務内容だけでなく、取り扱うツールやソフトの難易度によっても提示される報酬や年収は大きく異なる傾向です。医療分野ははじめてでも、ERP、特にSAPコンサルタントの実績があれば高収入が見込めるでしょう。

 

 

医療システム・ITコンサルタントになるには?


キャリアパスとして医療システム・ITコンサルタントを思い描いている人にはどのようなスキルや実績、資格が求められているのでしょうか?

(1)医療システム・ITコンサルタントに必要なスキルと経験

医療システム・ITコンサルタントに求められるスキルは、第一にシステム・ITコンサルタントとしての実務経験や技術です。新規事業や導入などの上流工程から関わるプロジェクトには、ITトレンド、ツールやソフトの選定要件などの知見も求められます。

 

「コンサルタント」として参画するからには、リスク・コストマネジメント能力と上層部や外部と渡り合えるコミュニケーション能力も求められます。

(2)医療システム・ITコンサルタントの資格

医療システム・ITコンサルタントを名乗るのに必須資格は特に存在しません。しかし、近年医療系のシステム・ITに関する知識を証明するのに有効だとして注目を集めているのが「情報化認定コンサルタント」です。病院経営や医療とITをつなぐ力を試されます。

 

ただし、「情報化認定コンサルタント」は、医療コンサルタントとしての能力を証明できる「医業経営コンサルタント」を取得後に挑戦できる資格です。医業に関する知識を証明する医業経営コンサルタント、医療のIT分野の知識を証明できる「情報化認定コンサルタント」の2資格をセットで目指すのが良いでしょう。


ほかにも、多くのITコンサルタントが保有している「応用情報技術者試験」や「ITコーディネータ」などの資格は、取得しておくと有利です。

 

 

医療システム・ITコンサルタントは活躍中のITコンサルにおすすめのキャリアパス

 

「医療コンサルタント」というと病院経営コンサルタントや患者と医師の間に立ち治療に関するコンサルティングを行うコンサルタントを思い浮かべがちですが、最新医療機器やIT化が進む病院運営をサポートする「医療システム・ITコンサルタント」の需要も高いです。

 

一件難しそうな印象を受けますが、医療業界は安定した将来性と収入が見込めるため、システム・ITコンサルタントの経験がある人にはおすすめのキャリアパスの一つです。手始めに医療システム・ITコンサルタントの案件を扱うマッチングエージェントに話を聞いてみるのもよいでしょう。

 

(株式会社みらいワークス FreeConsultant.jp編集部)

 

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