【SCMコンサルタントとは】転職に必要なスキルや資格は?年収やキャリアパスは?

 

作成日:2022/04/22

 

SCMコンサルタントは、SCM(Supply Chain Management)の分野で企業の経営課題を改善し、収益増を図るコンサルタントです。営業・顧客の範囲が広がる現在、世界中の企業が必要としています。本記事ではSCMとは何なのか、SCMコンサルタントの年収や転職に有利な資格などを紹介します。

 

 

目次

 

■SCMとは

 

■SCMコンサルタントとは

 

■SCMコンサルタントになるには

 

■SCMコンサルタントの年収

 

■SCMコンサルタントに求められるスキル
(1)語学力
(2)プレゼンテーション能力

 

■SCMコンサルタントの将来性

■SCMコンサルタントに関するQ&A
(1)SCMコンサルタントは激務?
(2)SCMコンサルタントに資格は必要?
(3)SCMコンサルタントに転職するには?
(4)SCMコンサルタントのキャリアパスは?

 

■SCMコンサルタントは豊かな年収とキャリアパスが期待できる職種

 

 

SCMとは

SCM全貌イメージ

 

SCMとは「Supply Chain Management」の略です。サプライチェーンとは、原材料調達から製造、出荷、消費者の手元に届くまでのプロセスを意味します。つまり「購買と物流」一連のフローをSCMと呼びます。

 

SCM管理により利益率が向上すると、大きな収益につながるため「第2の収入源」と呼ばれることもあるそうです。

 

 

SCMコンサルタントとは

コンサルタント

 

SCMコンサルタントは、SCMの分野から企業を経営課題解決やコストの削減に導くことがミッションです。ほとんどのケースでは、SCM管理システムを提案・導入し、任務にあたります。SCM管理システムの効果や役割をクライアント企業に提案し、効果を予想・調査・分析し、導入から運用までコンサルティングを担当します。

 

また、SCM管理に必要な人材の調達、システムの選定、プロジェクトチームのサポートや管理、コスト管理などもSCMコンサルタントの仕事です。場合によってはBPOするかどうか、といった判断も必要となるでしょう。

 

 

SCMコンサルタントになるには

SCM現場

 

SCMコンサルタントになるには、まず購買や物流の知識が必要です。さらにSCM管理システムの基礎情報も必要とされるでしょう。購買部や物流業界の実績、SCM管理システムの選定などの上流工程にかかわった経験などが武器になります。

 

SCMコンサルタントへの道筋として、製造やtoB、toCへの製品販売を主軸に事業展開をする企業や、SCM管理システムを主幹事業とした企業に就職する手があります。ある程度、SCM領域で実績や経験を積んだ後は、SCMに強いコンサルティングファームに所属したり、フリーランスSCMコンサルタントとして独立したりして複数の企業を相手に手腕を発揮することも可能です。

 

いずれにしても、SCMコンサルタントは、まだまだニッチな分野といえます。たくさんの求人からSCMコンサルタントとして転職、参画を考えたい場合は、コンサルタント紹介を行う上流人材紹介サービスに登録して案件を見比べたり、担当のエージェントに相談したりするのがおすすめです。

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SCMコンサルタントの年収

年収アップのイメージ

 

弊社のSCMコンサルタント案件を参考にすると、100%稼働と仮定して月収の提示は50万~150万円程度です。年収に換算すると、600万~1800万円程度と高年収が期待できます。SCM管理システム運用が軌道に乗れば、効果が視覚化しやすい分野なので、成功報酬などの交渉も可能でしょう。

 

会社員だと、400万~1300万円ほどと年収の幅が広く、一番厚い年収の層は600万~750万円です。経験と実績、案件の質によって年収に差がつく職業だといえるでしょう。

SCMコンサルタントに求められるスキル

海外の企業と渡り合うイメージ

 

SCMコンサルタントには、コンサルタントとして課題解決能力やSCM領域の知見と実績、SCM管理にERPなどのITシステムやオペレーションを導入した経験などが求められます。ほかにはどのようなスキルが強みになるのでしょうか。

 

(1)語学力

製品を販売・製造する地域が海外に及ぶ場合、英語をはじめとした語学力が求められます。さらに中国やヨーロッパ・アジアの特定言語も理解できると、SCMコンサルタントとして重宝されるでしょう。


語学力を示すには、英語ならTOEIC、ケンブリッジ検定などの資格を取得するのが早道です。日々の業務の中でこうしたインプットを忘れないようにしましょう。

(2)プレゼンテーション能力

SCMコンサルタントは、SCM管理システムを企業に提供し、運用にまつわる問題を解決する能力が求められます。しかし、SCM管理システムやオペレーションの変更の必要性をクライアント企業に理解させなければ、プロジェクトを開始させられません。

 

そのため、営業担当者に同行し、クライアント企業を導入検討に導いたり、追加のコストがかかったときは相手が納得できるよう説明を行ったりといった業務も求められます。コミュニケーション能力の中でも、提案力や説得力といったプレゼンテーションの場で能力が必要となるでしょう。

SCMコンサルタントの将来性

将来性?イメージ

 

日本国内はもとより、世界中の国々が自国の人口低下を懸念しています。そのため、ほとんどの国の企業が国内だけでなく、世界中を相手に事業展開しています。購買や製造、物流などSCM管理が持つ可能性と能力に期待する企業も多く、その道のプロであるSCMコンサルタントの需要は下がることはないでしょう。

 

また、多くの企業が第三者の目線を取り入れなければ、経営課題解決、事業成長は難しいと考えています。あらゆるコンサルティング業がそうであるように、SCMコンサルタントならではの視点や論理が今後も必要とされるでしょう。

SCMコンサルタントに関するQ&A

QandA

 

SCMコンサルタントに関するQ&Aをまとめました。

 

(1)SCMコンサルタントは激務?

SCMコンサルタントはほかのITシステムやツールに関するコンサルタントに比べて、他部署や外部企業と足並みをそろえて業務を行う必要があるため、状況によっては激務になる場合もありえます。スケジューリングをうまく調整することで比較的緩やかに働くこともできるでしょう。


言い換えれば、関連する部署や企業によって激務の波が避けられないこともあるようです。緩急がある働き方に疑問がある人は、契約の段階で企業と粘り強く交渉しましょう。

(2)SCMコンサルタントに資格は必要?

SCMコンサルタントになるには資格が必須ではなく、実績やスキルが重要視されます。ただし、SCMコンサルタントが取得していると有利な資格として、すでに紹介している語学資格やERPなどITツールに関する資格があげられます。

 

ほかには、SCM領域で最も権威の高い資格として「APICS認定資格」があります。APICS認定資格には2種類あり、どちらも取得していると、国際的にもSCMのプロフェッショナルとして一目置かれることになるでしょう。資格名と領域は次の通りです。

 

  • CPIM:需要予測、生産計画、在庫管理、S&OP、購買・調達マネジメント、受発注システムやERPのシステム構築とサポート
  • CPCP(受験資格に要件あり):オペレーション戦略、グローバルなSCM管理、SCMシステムやSC管理技術

 

また、国内資格として日本サプライチェインマネジメント協会(日本SCM協会)が運営する「SCM検定」もおすすめです。特にロジスティクスに特化した実績・能力を証明したい人は取得しておくとよいでしょう。検定合格者は「物流コンシェルジュTM」を2年間名のることができます。


引用:Apics

引用:SCM検定|日本SCM協会

(3)SCMコンサルタントに転職するには?

SCMコンサルタントに転職する人の多くが物流業界や購買部での経験を積んでいます。ほかにもITツールの中でもSCM管理システムに強いITコンサルタントやPM、PMOからの転職も多いようです。

 

ITシステム・ツールを用いたコンサルティングの中でも、かなりニッチで、効果が視覚化しやすい分野です。資格取得や自己研鑽の上で目指すのが望ましいでしょう。


こうした実績、資格があっても実際にSCMコンサルタントとして即戦力になれるかどうかは人によって異なります。自分の能力に見合った企業を紹介してくれる人材紹介業などへの登録がおすすめです。

(4)SCMコンサルタントのキャリアパスは?

SCMコンサルタントのキャリアパスとして考えられるのは、一社に長く所属し、SCMにまつわる部門での出世を目指したり、フリーランスコンサルタントとして複数の企業に出入りしたりすることです。どちらも経験と実績を積むことでかなりの年収アップが見込めるでしょう。

 

SCM管理システムの導入や運用には、プロジェクトの現場と製造・物流の現場、経営層、そして外部のパートナー企業などとしっかりコミュニケーションを取る必要があります。こうした業務の中でPMO、経営コンサルタントとしての能力も磨かれることから、さまざまなキャリアパスが描けるでしょう。

SCMコンサルタントは豊かな年収とキャリアパスが期待できる職種

高ニーズのイメージ

 

SCMコンサルタントはサプライチェーンを管理するシステムや仕組みの導入を提案、実行、運用するコンサルタントです。SCM管理システム導入によるコストや手間の削減、収益増や経営課題解決がゴールです。

 

物流や購買などの経験・実績が重視される職種ですが、資格を取得することで案件参画が有利になる場合もあります。語学やSCM領域で自己研鑽に努めましょう。経営コンサルタントやITコンサルタントとして、もう一段特化した分野が欲しいという人にはおすすめの資格です。

 

また、成果が可視化できる業務でもあるので、高年収や成功報酬が期待できます。今後、世界中でも需要が伸びるとみられているので思い切ったキャリアパスも描けるでしょう。

 

(株式会社みらいワークス FreeConsultant.jp編集部)

 

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