副業フリーランスの始め方!開業届・確定申告は必要?注意点も解説
最終更新日:2025/12/26
作成日:2022/07/15
副業フリーランスという働き方に興味はあるものの、税金や確定申告について分からず、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
副業フリーランスとして活動する上で、「開業届の提出が必要か」「どのような場合に確定申告が必要となるのか」などを理解することは重要です。
本記事では、副業フリーランスの始め方やメリット・デメリット、会社にバレないための注意点に加え、税金や確定申告についても詳しく解説します。
副業フリーランスに関する不安を解消し、自身のキャリアプランを考える参考にしてください。
目次
■フリーランスと副業の基本的な違い
(1)働き方・契約形態
(2)社会保険
(3)税金
■副業でフリーランスを始めるメリット
(1)収入の柱を増やせる
(2)スキルアップやキャリアの選択肢が広がる
(3)時間や場所を自由に選びやすい
(4)将来の独立・起業に向けた準備ができる
■副業フリーランスの注意点・デメリット
(1)本業の仕事との両立・自己管理が必要
(2)事務作業をすべて自分で行う必要がある
■初心者OK!副業フリーランスの始め方
(1)スキルや経験の棚卸しと目標設定
(2)副業案件の探し方と獲得方法
(3)必要なツールの準備
■副業フリーランスにおすすめの職種7選
(1)Webライター
(2)Webデザイナー
(3)ITエンジニア・プログラマー
(4)動画編集者
(5)Webマーケター
(6)オンラインアシスタント
(7)講師・コンサルタント
■副業フリーランスに関わる税金や確定申告
(1)確定申告が必要になる代表例(20万円基準など)
(2)開業届は出すべき?
(3)経費として計上できるもの
(4)インボイス制度への登録は必要?
■会社にバレない?副業フリーランスの注意点
(1)まずは会社の就業規則を確認
(2)会社に副業がバレる主な原因
副業フリーランスとは?会社員との違いは?

副業フリーランスとは、会社員として本業を持つ人が、本業以外の時間で個人として仕事を受け、報酬を得る働き方です。
フリーランスは、特定の企業に雇用されずに独立して働く人を指し、仕事は業務委託で受けるケースが一般的です。本業で活動する人もいれば、副業として兼業する人もいます。
正社員などの会社員は、企業と雇用契約を結び、会社のルールに従って働きます。
一方、副業フリーランスは業務委託で仕事を受けることが多く、成果物や業務範囲に基づいて、比較的自分の裁量で進めやすい点が違いです。
納税方法や加入する社会保険、福利厚生の有無など、フリーランスと会社員では多くの点で違いが生じます。
フリーランスと副業の基本的な違い

フリーランスと副業は、どちらも本業とは別に収入を得る手段になり得る働き方ですが、契約形態や社会保険、税金の仕組みに違いがあります。
以下では、フリーランスと副業の3つの違いについて解説していきます。
(1)働き方・契約形態
フリーランスと副業の違いは、傾向として「本業かどうか」といった働き方の位置づけや、契約形態、働く時間帯などにあります。
フリーランスは一般的に、特定の企業と雇用契約を結ばず、業務委託などの形で仕事を受ける働き方です。契約内容にもよりますが、比較的働く時間に縛られすぎず業務を進められる傾向にあります。
一方で副業は、本業とは別に仕事をして報酬を得る働き方です。会社員が就業時間外に行うケースが代表的ですが、形態はパート・アルバイトなどの雇用契約から、請負・委任などの業務委託、個人事業主として事業を行う形までさまざまです。
短時間の仕事や単発の仕事など、アルバイト的な働き方が副業に含まれる場合もあります。
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(2)社会保険
フリーランスと副業の社会保険は、加入先の制度や社会保険料の負担が主な違いです。
フリーランスは、基本的に国民健康保険と国民年金へ加入します。そのため、会社員のように事業主と保険料や年金を折半する仕組みがなく、社会保険料は原則として自己負担になります。
また、業務中のケガなどに対する労災は自動では付かないため、必要に応じて特別加入などを検討する必要があります。
一方で副業は、本業で健康保険や厚生年金といった社会保険に加入している場合、本業の保障を土台にしつつ副業収入を得るのが一般的です。
ただし、副業側の働き方が「雇用」で、一定の条件を満たす場合などは、加入関係や社会保険料の扱いが変わることがあります。
(3)税金
フリーランスと副業では、税金の扱いにも基本的な違いがあります。
フリーランスは個人で仕事をして収入を得るため、収入の性質や事業の実態に応じて、事業所得または雑所得として扱われます。1年分の収入と経費を自分でまとめて確定申告し、所得税と住民税を納めるのが一般的です。
一方、副業は会社員の給与に加えて得る所得で、所得税は原則として「給与所得+副業などの各種所得」を合算して計算されます。
毎月の給与から会社が所得税を源泉徴収し、年末調整で1年分を精算します。住民税は前年の所得をもとに自治体が税額を決め、翌年6月ごろから給与天引き(特別徴収)で納めます。
ただし、本業は年末調整済みでも、たとえば「一定の条件のもとで給与以外の所得の合計が20万円を超える場合」などは確定申告が必要です。
また、所得税の確定申告をしない場合でも、住民税については別途「住民税の申告」が必要になるケースがあります。
フリーランスは多くの場合、申告・納税までの管理を自分で行うのに対して、副業は本業の給与を土台に、必要に応じて追加分を申告していきます。
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副業でフリーランスを始めるメリット

副業でフリーランスを始めるのには、さまざまなメリットがあります。
収入の増加やスキルアップ、キャリアの選択肢が広がるなど、多くの点で働き方にプラスの影響をもたらすでしょう。
以下では、副業フリーランスを始める際のメリットについて解説していきます。
(1)収入の柱を増やせる
副業フリーランスは、本業以外の収入源を確保できるため、経済的な安定性を高められます。
本業の給与だけに頼るのではなく、複数の収入の柱を持つことで、万が一の事態にも対応できるでしょう。
景気の変動や会社の業績悪化など、予期せぬリスクに対する備えとなり、安心して生活できます。
(2)スキルアップやキャリアの選択肢が広がる
副業フリーランスとして活動すると、本業では得られない新たなスキルを習得でき、キャリアの選択肢が広がります。
さまざまな分野の仕事に挑戦する中で、専門性を高めたり、これまで気づかなかった自分の強みを発見したりするきっかけになるでしょう。
また、異なる業界や働き方を通して人脈を広げられ、将来的なキャリアアップや転職にも有利に働く可能性があります。
副業での経験や実績は、市場価値を高める貴重な財産となり、より多くの仕事獲得や収入アップにつながります。
(3)時間や場所を自由に選びやすい
副業フリーランスは、働く時間や場所を比較的自由に選べる働き方です。
本業に支障が出ない範囲で、早朝や深夜、休日など、自分の都合の良い時間帯に作業できるため、プライベートとの両立がしやすい点が魅力といえます。
業務内容によっては在宅での作業も可能なので、自身のライフスタイルに合わせた最適なバランスを見つけやすいでしょう。
(4)将来の独立・起業に向けた準備ができる
副業からフリーランスを始めることで、将来的な独立や起業に向けた具体的な準備ができます。
顧客とのやり取りや納品までを請け負うプロセスは、独立後の事業運営に直結する貴重な経験となるでしょう。
また、事業計画の立案から実行、トラブル対応など、経営に必要なスキルを実践的に身につけられます。
副業で得た人脈や実績は、独立後に安定した事業基盤を築く上で大きな強みとなります。
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副業フリーランスの注意点・デメリット

副業フリーランスは、本業に加えて個人で仕事を請け負うため、自己管理の難しさや事務作業の増加といった注意点も発生します。
以下では、副業フリーランスとして活動する際の具体的な注意点とデメリットを解説していきます。
(1)本業の仕事との両立・自己管理が必要
副業フリーランスは、本業に加えて別の仕事を行うため、時間の管理や健康維持が特に重要です。
本業と副業を両立するためには、本業への影響を最小限に抑えながら、副業に使える時間を効率的に確保する工夫が求められます。
体調を崩して本業に支障が出てしまわないように、無理のない範囲で副業に取り組む意識も大切です。
労働時間の管理を徹底し、計画的にタスクを進めることで、本業と副業のバランスを保ちながら活動できるでしょう。
(2)事務作業をすべて自分で行う必要がある
副業フリーランスとして活動する場合、副業にまつわる事務作業をすべて自身で行う手間が発生します。
日々の帳簿付けから請求書や領収書の発行、確定申告に必要な書類作成、案件の管理やクライアントとの連絡調整など、多岐にわたる細かい対応が必要です。
効率的に作業を進めるノウハウを調べたり、必要に応じてツールの導入を検討したり、事務作業をスムーズに処理する工夫が求められるでしょう。
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初心者OK!副業フリーランスの始め方

副業フリーランスを始める際は、準備と計画が大切です。
本業との両立を意識しつつ、自身のスキルを活かせる仕事を見つける点が成功の鍵となります。
以下では、副業フリーランスの始め方として、具体的なステップを解説します。
(1)スキルや経験の棚卸しと目標設定
副業フリーランスとして活動を始める前に、まずは自身のスキルや経験を整理して、客観的に把握しましょう。
これまで培ってきた経験や得意なスキルを書き出し、どのような仕事で貢献できるかを明確にします。
次に、副業で達成したい具体的な目標を設定します。
収入目標やスキルアップの目標、将来的なキャリアパスなどを考慮し、目標を定めることで、モチベーションを維持しながら効率的に活動を進められます。
(2)副業案件の探し方と獲得方法
副業案件を探す際は、自身のスキルや経験に合った仕事を見つける必要があります。
まずは、クラウドソーシングサイトや副業エージェントなどを活用し、幅広く求人をチェックしましょう。未経験者におすすめの案件を見つけやすくなります。
ポートフォリオやこれまでの実績をアピールし、自身の強みを伝える営業活動も大切です。
案件の獲得後は、納期や品質を遵守し、クライアントとの良好な関係を築きながら継続的な受注を目指しましょう。
(3)必要なツールの準備
副業フリーランスとして活動を始めるにあたり、業務を円滑に進めるためのツール準備は欠かせません。
具体的には、クライアントとのコミュニケーションを円滑にするツール、請求書作成や経費管理などの会計処理を行うためのツール、プロジェクトの進捗を管理するツールなどが挙げられます。
ツールを適切に導入すると、煩雑な手続きや申請業務の効率化につながり、本業と副業の両立がしやすくなるはずです。
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副業フリーランスにおすすめの職種7選

副業フリーランスとして活動する際、どのような職種を選べば良いか悩む方もいるでしょう。
ここでは、副業フリーランスにおすすめの職種を7つご紹介します。
(1)Webライター
Webライターは、Webサイトやブログ記事の執筆を通じて報酬を得る職種です。
文章力や情報収集能力があれば、案件を継続的に受注できます。専門知識や特定の資格がなくても始めやすく、未経験からでも挑戦しやすい点が魅力です。
執筆した記事が公開されるため、実績が可視化されやすく、スキルアップしながらキャリアを築けるでしょう。
(2)Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのデザインや構築を行う職種です。クライアントの要望に応じたサイト全体の構成やレイアウト、画像作成などを担当します。
デザインツールを使った実務経験があれば有利ですが、独学でスキルを習得し、ポートフォリオを作成することで未経験からでも挑戦可能です。
ユーザー体験を考慮した設計能力を身に付ければ、高単価の案件へとステップアップしやすくなります。
(3)ITエンジニア・プログラマー
ITエンジニア・プログラマーは、システム開発やWebサイト構築などを行う職種です。
専門性が高く、需要も安定しているため、高単価の案件を獲得しやすい点が特徴です。在宅で業務できる案件も多く、時間や場所に縛られずに働きたい方にも向いています。
未経験の場合は、プログラミングスクールやオンライン学習サービスを活用し、ポートフォリオを作成して実績をアピールするのが重要です。
(4)動画編集者
動画編集者は、クライアントの要望に応じて動画の素材を編集し、魅力的なコンテンツを制作する職種です。
YouTubeやSNSの動画視聴が生活の一部になっている現代において、需要が高い職種として注目されています。
活躍するには、動画編集ソフトを使いこなすスキルや、視聴者の興味を引く構成力、テロップやBGMで動画の質を高めるセンスが求められます。
クラウドソーシングサイトや動画編集専門のエージェントを通じて、副業案件を見つけることが可能です。
(5)Webマーケター
Webマーケターは、Webサイトの集客や売上向上を目的とした戦略立案から実行までを担う職種です。
SEOマーケティング・SNSマーケティング・広告運用・ECサイト運営・ランディングページ最適化など、多くの種類の業務があります。
初心者でも挑戦可能ですが、Webマーケティングの知識やスキルを習得する期間が必要です。独学で書籍やYouTubeを活用する方法や、効率的に学習したい場合はWebマーケティングスクールに通う方法もあります。
自身のブログ運営で実績を積み、案件へつなげやすくするアプローチもおすすめです。
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(6)オンラインアシスタント
オンラインアシスタントは、クライアントの業務をオンラインでサポートする職種です。
秘書業務・経理・Webサイト運用・SNS運用・顧客対応・資料作成など、多岐にわたる業務を代行します。
未経験からでも始めやすい業務が多い傾向にありますが、ビジネスチャットツールやオンライン会議ツールなどを使いこなすスキルは必須といえるでしょう。
英語のスキルがあれば、翻訳業務や海外クライアントのサポートも可能です。
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(7)講師・コンサルタント
講師やコンサルタントは、自身の専門知識や経験を活かして、個人や企業に指導やアドバイスを提供する職種です。
特定の分野での実績やスキルがあれば、副業として始めやすく、高単価の案件も期待できます。
セミナー講師や研修、コーチングなど、さまざまな形で活動でき、オンラインでの実施も可能です。
自身のスキルを活かして、キャリアアップや収入アップを目指したい方におすすめの職種です。
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副業フリーランスに関わる税金や確定申告

副業フリーランスとして活動する上で、税金や確定申告に関する知識は必要不可欠です。
適切な税務処理を行わないと、追徴課税などのペナルティを受ける可能性があります。
ここでは、副業フリーランスに関わる税金や確定申告のポイントについて解説していきます。
(1)確定申告が必要になる代表例(20万円基準など)
会社員などで勤務先の年末調整を受けている人でも、副業の内容や収入状況によっては、所得税の確定申告が必要になる場合があります。代表例は次のとおりです。
- ・給与の収入金額が年間2,000万円を超える場合
- ・給与を1か所から受けている場合で、給与・退職所得以外の所得(副業の事業所得・雑所得など)の合計が年間20万円を超える場合
- ・給与を2か所以上から受けている場合で、年末調整されなかった給与の収入金額と、給与・退職所得以外の所得の合計が年間20万円を超える場合
※医療費控除や寄附金控除などで還付を受ける目的がある場合は、上記に当てはまらなくても確定申告を行うことがあります。
確定申告が必要なのに期限までに申告・納付しないと、無申告加算税や延滞税などが課される場合があります。
なお、所得税の確定申告をしない場合でも、住民税の申告が必要になることがあります。手続きは自治体で異なるため、居住地の案内を確認しましょう。
参考:国税庁「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」
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『フリーランス・個人事業主の確定申告のやり方は?経費になるものの例も紹介』
(2)開業届は出すべき?
副業フリーランスとして活動する場合でも、事業所得が生ずる事業を開始したときは、原則として「個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)」を事業開始等の日から1か月以内に提出する必要があります。
なお、青色申告特別控除などの青色申告のメリットを受けるには、開業届とは別に「所得税の青色申告承認申請書」の提出が必須です。
青色申告特別控除は、65万円・55万円・10万円です。55万円控除は、複式簿記等で記帳し、貸借対照表・損益計算書等を添付したうえで、確定申告期限までに申告することが要件です。
65万円控除は、55万円控除の要件に加えて、e-Taxによる電子申告または優良な電子帳簿保存等の要件を満たす必要があります。
また、65万円/55万円控除では、一般に複式簿記での記帳や、貸借対照表・損益計算書等の添付が必要となるため、会計処理の手間が増えます。
副業の規模や、将来的な独立を視野に入れているかなどを含めて、自身の状況に合わせて提出を検討しましょう。
参考:国税庁「A1-5 個人事業の開業届出・廃業届出等手続」「No.2072 青色申告特別控除」
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(3)経費として計上できるもの
副業フリーランスとして活動する上で、事業に必要な支出を必要経費として適正に計上すれば、副業の所得を圧縮でき、結果として税負担が軽くなる場合があります。
経費として認められるのは、副業で収入を得るためにかかった費用であり、PCやソフトウェア、通信費、交通費、書籍代、セミナー参加費などが挙げられます。
なお、PCやソフトウェアなどは、原則として取得価額が10万円以上の場合は減価償却の対象となり、購入年に全額を経費にできないことがあります。
自宅を仕事場として使っている場合、家賃や光熱費などの家事関連費は、取引の記録等に基づいて業務に直接必要だった部分を合理的に区分できる場合に限り、使用面積や使用時間などの合理的な基準で按分して必要経費にできます。
必要経費の根拠として、帳簿に加え、領収書・請求書・レシート等の取引を示す書類やデータは、法令で定められた期間の保存が必要です。
参考:国税庁「No.2210 必要経費の知識」「No.2100 減価償却のあらまし」
(4)インボイス制度への登録は必要?
インボイス制度とは、適格請求書発行事業者登録をした事業者が発行する「適格請求書(インボイス)」に基づき、消費税の仕入れ税額控除を適用する制度です。
副業フリーランスの場合、消費税の納税義務が発生しない「免税事業者」であれば、インボイス制度への登録は必須ではありません。
しかし、取引先が課税事業者の場合、適格請求書を発行できないと取引先が仕入税額控除を十分に受けられず、負担が増える可能性があります。
そのため、取引先との関係性や、将来的な事業の拡大を見据えて、登録を検討する事業者も存在します。
制度の概要を理解し、自身の状況に合わせて対応を検討することが重要です。
参考:国税庁「インボイス制度について」
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会社にバレない?副業フリーランスの注意点

前提として、副業フリーランスは、会社の規則を厳守した上で活動する必要があります。
以下では、副業フリーランスとして活動を始める前の注意点や、「会社に副業がバレるのはどのようなケース?」という疑問について解説します。
(1)まずは会社の就業規則を確認
副業フリーランスを始める前に、必ず会社の就業規則を確認することが大切です。
副業禁止規定がある会社で副業を行ってしまった場合、会社にバレると懲戒処分の対象にもなり得るため、「バレないだろう」と考えて安易に始めるべきではありません。
副業禁止規定がない場合でも、副業によって本業に支障が出ないように注意が必要です。
会社の規則を遵守し、トラブルを避けて副業を行うようにしてください。
(2)会社に副業がバレる主な原因
副業が会社にばれる主な原因の一つは、住民税の金額です。
住民税は前年の所得に基づいて計算され、本業と副業の所得を合算した金額から算出されます。
副業で所得が増えると住民税の金額も増えるため、会社が毎月徴収する住民税(特別徴収)の額が周囲と比べて高いと、経理担当者が違和感を持つきっかけになります。
一方で、年末調整そのものによって副業所得が会社へ自動的に伝わるわけではありません。副業分の所得税は、必要に応じて確定申告で精算します。
ただし、年末調整の申告書の記載内容によっては、会社が「本業以外の収入がありそうだ」と推測する機会になる場合があります。
その他にも、同僚への不注意な発言やSNSでの情報公開、取引先との接触など、さまざまな経路で副業が会社に発覚する可能性があります。
まとめ

副業フリーランスは、本業に加えて別の収入源を確保し、スキルアップやキャリアの選択肢を広げられる魅力的な働き方です。
自身の得意なスキルを活かし、時間や場所にとらわれずに働けるメリットがあります。しかし、自己管理や事務作業の増加、確定申告や税金に関する知識の習得といったプロセスも存在します。
副業を始める前に注意点や会社の就業規則を確認し、自身の状況に合わせた働き方を見つけることで、副業フリーランスとして成功を掴めるでしょう。
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(株式会社みらいワークス フリーコンサルタント.jp編集部)
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