独立後のフリーPMOコンサルタントの手取り年収は?実態とデメリット・案件単価を解説

作成日:2022/06/03

 

PMOコンサルタントが独立を考えるとき、デメリットとして引っかかるのはどのようなことなのでしょうか?フリーランスPMOコンサルタントのメリット・デメリットについて解説します。コンサルタント業界内でのPMOコンサルタントの評価や実態、独立後の年収・案件単価についても紹介します。

 

 

目次

 

■PMOコンサルタントとは

 

■PMOコンサルタント独立の実態
(1)業務内容がつまらない?
(2)案件単価は上がる?

 

■フリーランスPMOコンサルタント独立後のメリット・デメリット
(1)PMOコンサル独立のメリット
(2)PMOコンサル独立のデメリット

 

■PMOコンサルタントとして独立しやすい職種は?
(1)PMOコンサル
(2)ITコンサル
(3)上流SE

 

■フリーランスPMOコンサルタントとして独立する方法
(1)スキルと資格を習得
(2)マッチングエージェントに登録

 

■PMOコンサルタント独立にはデメリットもあるがメリットも大きい

 

 

PMOコンサルタントとは

PMO

 

PMOコンサルタントとは、PMOに参画しPMをバックアップし、プロジェクトを成功に導くコンサルタントのことです。

 

PMOコンサルタントの役割は、プロジェクトの取りまとめと品質・能率の向上、進行管理と調整など。プロジェクトの補助や管理業務、リスクマネジメントが主な仕事ですが、ポジションによっては、コストマネジメントやチーム内の人間関係の調整、経営戦略も期待されます。


「PMO」はプロジェクト管理をする部署や組織を意味しますが、ビジネスシーンや人材募集求人などでは、PMOといえばPMOコンサルタントを指すのが一般的です。

 

 

PMOコンサルタント独立の実態

独立PMOの作業風景

フリーランスを志すPMOコンサルタントのなかには、個人事業主として独立を果たしたPMOコンサルタントの実態が知りたい人もいるでしょう。独立したPMOコンサルタントの実態として耳にする噂について解説します。

 

(1)業務内容がつまらない?

フリーランスのPMOコンサルタントは、業務委託としてPMOに参画する契約が一般的です。契約業務の遂行が求められます。外部から参画していることもあり、委託されている業務以外の部分で知見や気づきがあっても意見しづらいといったジレンマからつまらないと感じることがあるようです。

 

また「フリーランスだから」というわけでもないですが、大規模のITプロジェクトは一朝一夕で大幅に進行するものではありません。成果を感じられず、つまらないと感じることもあるようです。


クライアント企業のカラーや考え方にもよりますが、フリーランス人材は社内のイベントやMTGなどに呼ばれないケースも多く、疎外感を感じがちのも「フリーランスでPMOに参画してもつまらない」といわれる理由の一つかもしれません。

(2)案件単価は上がる?

会社員の場合、給与で報酬を受け取っているので、案件単価を意識するのは難しいでしょう。弊社、株式会社みらいワークスのサービス「フリーコンサルタント.jp」の紹介案件を参考にすると、フリーランスのPMOコンサルト向け案件の報酬単価は100%稼働と仮定して、1案件あたりの報酬単価は月額にして、70万~180万円。平均単価は100万~120万円といったところでしょう。

 

契約期間や稼働率、長期休暇取得の有無などによって変動しますが、単純に12ヵ月働くとすると平均年収は約1300万程度です。もちろん、大手コンサルティングファーム出身者や業務領域によってはさらに報酬単価が上がるケースもあります。

 

一方で、会社員のPMOコンサルタントの場合、求人広告などでは年収400万~700万が提示されていることがほとんどです。経営戦略などから関わるハイクラス人材だと1000万円越えの年収を提示されることもありますが、企業に所属する若手コンサルタントの年収が1000万円を超えるのは難しいといえるでしょう。

 

 

フリーランスPMOコンサルタント独立後のメリット・デメリット

テレワーク


フリーランスのPMOコンサルタントは、独立後、ほかにどのようなメリット・デメリットを感じているのでしょうか?

 

(1)PMOコンサル独立のメリット

自分の興味や得意分野を活かしたPMO案件を選択できるのは、フリーランスのPMOコンサルタントのメリットの一つです。好きな企業、領域、システム、担当分野など案件を選択する理由は人によってさまざまですが、自分で納得して選択した案件に参画するのは、やりがいに直結することでしょう。

 

また、フリーランスPMO向け案件は、フルリモートの案件が多いです。家庭の事情や体調、昨今の情勢などから、テレワークを望む人は少なくありません。フルリモートまでは行かなくても、一部出社、週の半分はリモートといった稼働条件の案件も多いため、自身の状況に合わせた働き方ができるのは大きなメリットという意見もあります。

 

リモートといった業務形態も関係するようですが、外部から参画するフリーランスのPMOコンサルタントだと立場上、人間関係のストレスを感じにくいこともあるようです。

 

PMOコンサルタントの業務の一つにチーム内の環境調整が挙げられます。企業に所属する会社員PMOだと、人間関係のしがらみなどにとらわれて、思うように人員やコストのマネジメントができないといったことがあるでしょう。


外部からの参画、しかもリモートメインの働き方だと人間関係のしがらみにとらわれず、チームにとって必要な選択がしやすく、業務に集中しやすいこともフリーランスPMOコンサルタントのメリットです。

(2)PMOコンサル独立のデメリット

PMOコンサルタントに限ったことではないですが、業務委託で仕事を請け負うフリーランス人材の多くは、案件が続くか不安を抱えるものです。収入や仕事量など、心配を糧に業務や自己研鑽にまい進できる人もいれば、不安に押しつぶされてしまう人や休暇を楽しめなくなる人もいるでしょう。知識や経験、スキルが十分でも繊細なタイプの人は「フリーランスに向いている」とはいえないかもしれません。

 

また、フリーランスになれば、個人事業主として税金を納める必要がありますが、PMOコンサルタント職に就けるハイクラス人材だと、かなりの納税額になる可能性があります税務処理のために税理士を依頼するコストも負担になるでしょう。個人事業主の場合、年収によっては、国民健康保険や年金の積立金が社会人時代より高額になり、報酬が上がっても会社員時代より年収が減るケースもあります。

 

 

PMOコンサルタントとして独立しやすい職種は?

PMO

メリットだけでなく、デメリットもある「独立」の道。それでも、チャンスがあれば、フリーランスとしてキャリアアップしたい人もいるでしょう。PMOコンサルタントとして独立しやすい職種や向いている領域はあるのでしょうか?

 

(1)PMOコンサル

すでにPMOコンサルタント経験がある人は、若手でも独立しやすいです。PMO専門の大手コンサルティングファームやsIer出身者などは特に需要が高く、安定した案件受注と高収入が見込めます。中小企業出身者でも、経営戦略から導入支援など上流工程を経験していると、難易度の高い案件を獲得できるチャンスがあります。

また「PMをどのような業務でバックアップしたか、その成果」などを具体的に職務経歴書に記載しておくとよいでしょう。

(2)ITコンサル

ITコンサルタントとは、ITシステムやツールの導入支援・運用保守が主な領域のコンサルタントのことです。現在、PMOが設置されるのは何らかのIT関連プロジェクトがほとんどのため、ITコンサルタントはPMOコンサルタントとニアリーイコールと評価されています。特に、ITコンサルタントとして経営戦略やツール・システムの選定といった領域でのPMO参画経験があると有利に働きます。

IT分野の知識だけでなく、コミュニケーション能力に優れ、チーム内の人間関係やコスト面の課題に気づける人であればPMOコンサルタントに向いていると判断されるでしょう。また、アウトプット力、つまり言語化力も求められます。

(2)上流SE

PMOでは、技術者として業務にあたるSEとプロジェクト全体の運営を担うPMとの関係性や互いの業務領域への理解度などが成功のカギを握るといわれています。そのため、経験を積んだSEがPMOコンサルタントに抜擢されることも往々にしてあります。

 

プロジェクトチームのSEが抱える課題や進行状況をPMOコンサルタントとしてPMにうまく伝えたり、SEとともに課題を解決したりできる人材として評価されるでしょう。SE経験者の中でも、ITコンサルタントと同じく、ITツール・システムの選定といった上流から関わった経験があると特に有利です。

 

 

フリーランスPMOコンサルタントとして独立する方法

案件獲得

フリーランスのPMOコンサルタントとして独立する際、スムーズな案件獲得につながるかどうかが最も心配なところでしょう。独立後、案件を獲得するための有効な方法を紹介します。

 

(1)スキルと資格を習得

フリーランス人材にとっては肩書が営業ツールになります。名刺に記載でき、スキルをアピールできる資格は取得しておきたいところです。たとえば、下記のような難関資格を取得しているとPMOコンサルタントとして評価されるでしょう。

  • PMP(Project Management Professional)
  • PMOスペシャリスト認定資格(NPMO認定PMO-S(TM))
  • プロジェクトマネージャー試験

 

2~3年毎に更新も必要とされるため、直近でPMOの参画実績がないコンサルタントでも、PMOコンサルタントとしての知見は十分にあると証明できます。

 

スキル面でいうと、コミュニケーション能力や言語化能力は高く評価されますが、深くかかわってくるのが傾聴力です。普段から、人の話をしっかり聞き、自分に置き換えて考えたり、文章に起こしたりすることで深められるでしょう。

 

ほかにも、ITトレンドへの知見やコンサルタントとしては必須であるタイムマネジメント能力やリスクマネジメント能力なども求められます。

(2)マッチングエージェントに登録

以前は、PMOコンサルタントとして独立する際、人脈から案件の紹介を受けたり、業務委託として前職の業務を請け負ったり、クラウドサービスで仕事を受注するのが主流でした。近年、弊社、株式会社みらいワークスのサービス「フリーコンサルタント.jp」のようなマッチングエージェントを利用するフリーランス人材が増えています。

 

特に、PMOコンサルタントは需要が高く、常に好条件の案件が揃っている状態です。東京など首都圏だけでなく、地方の案件も集まるため地方移住やフルリモート案件に興味がある人には最適です。

 

担当エージェントから、業界の動向などの話も聞けるため、就労している企業以外の情報にも詳しくなるでしょう。職務経歴書の添削や未経験でも向いている特性の紹介なども受けられます。自分の市場価値を知るという意味でも利用しやすいですし、やりたくない業務はエージェントを通してクライアント企業に伝えられる面も、こうしたマッチングエージェントを利用するメリットです。

 

登録者は、非公開案件の紹介を受けられたり、登録者限定のセミナーに参加できたりといった特典もあるため、フリーランスとして独立を考えるなら、まずは登録がおすすめです。
 

 

PMOコンサルタント独立にはデメリットもあるがメリットも大きい

フリーランスPMOたち

 

PMOコンサルタントは、現在コンサルタント業界で最も需要が高い職種です。ITコンサルタントやSEからのキャリアチェンジも可能です。フリーランスのコンサルタントとして参画するなら「PMOはつまらない」「PMOはやりたくない」といった声も聞かれますが、一説には食うに困らない職種ともいわれ、コンサルタントとして独立するならPMOコンサルタントの肩書は非常に有効です。

 

また、近年は戦略コンサルタントや経営コンサルタントとして参画した案件でもPMO領域の仕事が多いという噂も耳にします。今後、経営戦略にまつわる案件に関わりたいと考えている人ならフリーランスのPMOコンサルタントはよいキャリア形成になるでしょう。

 

まずは、信頼でき、業界の情報に精通したエージェントに出会えるよう、企業とコンサルタントを結ぶマッチングエージェントへの登録がおすすめです。

 

 

(株式会社みらいワークス FreeConsultant.jp編集部)

 

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