PMOの本おすすめ9選!役割やスキルを学べる人気書籍はどれ?
作成日:2025/08/15
「PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)という仕事に興味があるけれど、具体的な業務内容や必要な知識がわからない…」と悩んでいる人には、PMO関連の本を読むことがおすすめです。
本記事では、PMOの基本的な知識から、PMとの違いを解説し、PMO初心者・未経験者におすすめの本を紹介します。
本を選ぶ際の具体的なポイントも解説するので、PMOについて学びたい方、スキルアップを目指す方、資格取得を考えている方はぜひ参考にしてください。
目次
■PMOとは何か
(1)PMOの役割
(2)PM(プロジェクトマネージャー)との違い
■PMO初心者向けの本・書籍
(1)戦略的PMO ―新しいプロジェクトマネジメント経営―
(2)マンガでわかるプロジェクトマネジメント
(3)図解まるわかりPMO・PMのきほん
(4)担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座
(5)プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOKガイド)第7版+プロジェクトマネジメント標準
■IT関連のPMOにおすすめの本・書籍
(1)ITエンジニアのためのプロジェクトマネジメント入門
(2)プロジェクトのトラブル解決大全
■コンサルティングに役立つ本・書籍
(1)外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント
(2)抵抗勢力との向き合い方
■PMO関連の本・書籍を選ぶポイント
(1)本を読む目的を決める
(2)読者の評価を確認する
(3)自分の学びたい内容が含まれているかを確認する
PMOとは何か

まずは、PMOの役割やPM(プロジェクトマネージャー)との違いについて解説します。
PMOの役割
PMOとは、「Project Management Office(プロジェクトマネジメントオフィス)」の略称です。組織内の複数のプロジェクトを横断的に支援し、プロジェクトマネジメントを標準化・最適化するための部門や構造システムを指します。
PM(プロジェクトマネージャー)が意思決定に集中できる環境を整え、プロジェクト全体の効率性と品質を高めることが主な役割です。
具体的には、プロジェクトの進捗管理や品質管理のサポート、リソースやコストの調整、プロジェクトマネジメントに関する人材育成などを行います。
☆あわせて読みたい
『PMOの役割とは?PMとの違いと向いている人、業務に必要な資格・スキルセットを解説』
PM(プロジェクトマネージャー)との違い
PMOとPMは、どちらもプロジェクトの成功に不可欠な役割を担いますが、立場と責任範囲には明確な違いがあります。
PMは、プロジェクトの総責任者です。プロジェクトに関するあらゆる局面で意思決定を行い、プロジェクト全体を指揮します。
プロジェクトの計画立案、実行、監視、終結に至るまでの全プロセスにおいて、品質、コスト、納期といった目標達成に直接的な責任を負うのがPMの役割です。
一方、PMOは、PMを支援する組織またはチームとして位置づけられます。特定のプロジェクトの進捗管理や品質管理を直接担うのではなく、複数のプロジェクトを横断的に管理し、PMが意思決定しやすいように情報収集や連絡・調整を行います。
例えば、大規模プロジェクトではPMの業務量が膨大になるため、PMOが事務処理やリスク管理、トラブル処理といったPMの目が行き届かない部分をサポートし、PMが本来の業務である意思決定に集中できる体制を整えます。
PMO初心者向けの本・書籍

PMOの役割や全体像を把握したい初心者の方には、入門書から読み始めるのがおすすめです。資格取得を目指せる本を読み、体系的にスキルアップを目指すのも良いでしょう。
戦略的PMO ―新しいプロジェクトマネジメント経営―
「戦略的PMO ―新しいプロジェクトマネジメント経営―」は、PMOの構築・導入・運用に関する知識を体系的に学べる本です。
「PMOとは何か」「PMOの種類・役割」などの基礎的な情報はもちろん、PMOの効果測定方法や実態調査の結果などの踏み込んだ内容まで掲載。実務に役立つ知識を得たい初心者の人におすすめです。
マンガでわかるプロジェクトマネジメント
「マンガでわかるプロジェクトマネジメント」は、タイトルの通り、マンガ形式でPMOについて学べる本です。ストーリー仕立てなので難しい用語も理解しやすく、楽しく知識を習得できます。
プロジェクトがうまくいかない具体的な失敗例から、実践的なマネジメントを学ぶことができるため、現場で役立つ知識が満載です。
プロジェクトマネジメントの世界標準である「PMBOK」の基本的な知識や手法についても解説されており、「PMBOKに興味があるけれどどこから勉強すればよいか分からい」という方にも適しています。
図解まるわかりPMO・PMのきほん
「図解まるわかり PMO・PMのきほん」は、DXとITプロジェクトを対比しながらPMOとPMについて解説した本です。図解が多く使われているため、初心者でもPMOやPMの概要から実務までを体系的に理解しやすい構成となっています。
PMOの将来性についても触れられており、将来のPM候補の育成にも役立つ内容となっています。 読者からは、PMOの業務全体を教科書的に把握できるという評価もある本です。
☆あわせて読みたい
『【PMOの将来性】仕事内容と存在意義とは?キャリアパスを解説!』
担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座
プロジェクトマネジメントの基本的な概念から実践的なスキルまでを網羅しているのが、『担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座』です。
本書は、「目標設定」「計画」「実行」という3つの切り口で、プロジェクトマネジメントの基礎知識や実践的な手法について分かりやすく解説しています。
著者である伊藤大輔氏は、日本プロジェクトソリューションズ株式会社の代表を務めており、約2,000人ものPMを育て上げた経験を持つ人物です。
その経験で得た「現場の声」をふんだんに取り入れた本なので、実際にPMOやPMとして働きたいと考えている人は必見の書籍と言えます。
プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOKガイド)第7版+プロジェクトマネジメント標準
全くの初心者から抜け出し、プロジェクトマネジメントに関する資格の取得を目指したいと考えている人には、「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOKガイド)第7版+プロジェクトマネジメント標準」がおすすめです。
プロジェクトマネジメントの国際的な標準として広く知られるPMBOKガイドの最新版で、PMP資格はこのPMBOKガイドに基づいて試験を実施しています。
PMP資格は転職時やキャリアアップに役立つ資格なので、PMやPMOとしてのキャリアを歩みたい人におすすめです。
☆あわせて読みたい
『PMP資格とは?試験の勉強方法や意味ないと言われる理由を徹底解説』
IT関連のPMOにおすすめの本・書籍

IT関連のプロジェクトに携わる可能性がある場合は、IT関連のPMOに特化した書籍を選ぶことが重要です。
IT分野では特有の課題が生まれるため、本でプロジェクトの管理方法や失敗事例を学んでおきましょう。
ITエンジニアのためのプロジェクトマネジメント入門
「ITエンジニアのためのプロジェクトマネジメント入門」は、PMBOK第6版に基づいたITエンジニア向けの本です。 現場でプロジェクトマネージャーを育成するための教科書として制作されており、大学や専門学校などでも活用されています。
豊富な演習問題を解きながら、プロジェクトマネジメントの基礎知識を身につけられる点が特徴です。
プロジェクトマネジメントの基礎概念から、ソフトウェア開発プロセス、スケジュールの作成、コスト見積もり、リスク・マネジメントなど、幅広い項目を網羅しているところも見逃せません。
プロジェクトのトラブル解決大全
「プロジェクトのトラブル解決大全」では、小さな問題から大炎上したプロジェクトまで、さまざまなトラブルを解決に導くための実践的なノウハウが86個紹介されています。
例えば、曖昧な要件定義やコミュニケーション不足など、プロジェクトの炎上につながる共通の火種を特定し、それらに対処するための具体的な手法が解説されています。
プロジェクトの計画段階からトラブルが発生した場合のリカバリプラン策定や、プロジェクトを再スタートさせるまでのプロセスも詳細に説明されているため、実務に活かせるでしょう。
コンサルティングに役立つ本・書籍

PMOコンサルタントとして働くなら、コンサルティングに関わる本も読んでおくべきです。ここでは、コンサルティングに関するおすすめの本を2冊紹介します。
外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント
「外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント」は、独立研究者であり著作家の山口周氏によって執筆された書籍です。
本書では、プロジェクトの初期段階における計画や人選の重要性、さらにはリーダーシップのあり方についても深く掘り下げています。
例えば、リーダーが常に上機嫌でいることや、メンバーが自由に意見を言える環境を整えることが、プロジェクトを円滑に進める上で不可欠であると説いています。
抵抗勢力との向き合い方
「抵抗勢力との向き合い方」は、変化に拒否反応を示す抵抗勢力が生まれるタイミングや対処法について書かれた本です。
プロジェクトを進めるうちに、社内の抵抗勢力と意見が対立することは珍しくありません。スムーズなプロジェクトの進行を実現するためには、抵抗勢力を味方に付けるスキルが不可欠です。
人を巻き込んでプロジェクトを動かす「推進力」を求めている人に適しています。
PMO関連の本・書籍を選ぶポイント

さまざまなPMO関連の本があるため、どれを選べばいいのか迷う人もいるでしょう。ここでは、PMO関連の本・書籍を選ぶ際にチェックしたいポイントを解説します。
本を読む目的を決める
PMO関連の書籍を選ぶ際に最も重要なのは、自身の学習目的を明確にすることです。目的が定まっていなければ、数多くの書籍の中から最適な一冊を選ぶことは困難です。
例えば、PMOの役割や基本的な概念を理解したい初心者の場合は、図解が多く、分かりやすい言葉で解説されている入門書が適しています。初心者向けの本は、専門用語に不慣れな方でも抵抗なく学習を始められるでしょう。
一方、すでにPMOとして実務経験があり、特定のスキルを向上させたい中級者や上級者の場合は、実践的なノウハウや具体的なケーススタディが豊富に掲載されている書籍を選ぶべきです。
さらに、PMO関連の資格取得を目指すのであれば、PMBOKガイドのように資格試験の範囲を網羅した体系的な書籍を選ぶ必要があります。
自身の現在のスキルレベルや最終的な学習目標に合わせて書籍を選択することで、効率的かつ効果的に知識を習得できるでしょう。
読者の評価を確認する
PMO関連の書籍を選ぶ際には、実際にその書籍を読んだ人からの評価や、レビューを確認することが非常に有効です。
Amazonなどのオンライン書店や読書レビューサイトでは、多くの読者が書籍の内容や分かりやすさ、実践への応用度などについて具体的な感想を投稿しています。
例えば、「初心者にも分かりやすい」「専門的すぎて難しい」「実務に役立った」といった具体的なコメントは、書籍選びの重要な手がかりとなるでしょう。
ただし、全てのレビューを鵜呑みにするのではなく、複数のレビューを比較検討し、多様な意見を総合的に判断することが大切です。
読者の評価を確認する習慣を持つと、購入後に「思っていた内容と違った」というミスマッチを減らせます。
自分の学びたい内容が含まれているかを確認する
PMO関連の書籍を選ぶ上で、最終的に重要となるのは、その書籍が「自分に合った内容であるか」という点です。
単に難易度や専門分野が合致しているかということだけでなく、記述スタイルや構成が自身の学習方法に馴染むかどうかも含みます。
例えば、図解やイラストが豊富で視覚的に理解しやすい書籍を好む人もいれば、文字情報が中心で論理的に深く掘り下げられた書籍を好む人もいるでしょう。
また、ケーススタディを通して実践的に学びたいのか、あるいは体系的な理論をじっくりと学びたいのかによっても、適した書籍は異なります。
可能であれば、購入前に書店で実際に書籍を手に取り、目次を確認したり、数ページを試し読みしたりすることをおすすめします。
オンラインストアであれば、試し読み機能や目次の公開、詳細な内容紹介などを活用し、具体的な内容を把握しましょう。
まとめ
PMOとしてのスキル向上や資格取得を目指す上で、適切なPMOの本を読むことは非常に重要です。
書籍を選ぶ際には、まず自身の学習目的を明確にし、次に読者の評価やレビューを参考にすることで、書籍の質や適合性を確認しましょう。
さらに、自身の学習スタイルや好みに合った内容であるかを確認するために、可能であれば試し読みをすることも有効です。
本記事で紹介したPMOの書籍選びのポイントを参考に、自身のキャリアアップに繋がる最適な一冊を見つけて、PMOとしての知識とスキルを深めていきましょう。
→→転職を検討中の方はコンサルネクストで無料登録
→→フリーランスの方はこちらからコンサル登録
(株式会社みらいワークス フリーコンサルタント.jp編集部)
◇おすすめ記事◇
「【PMO資格】プロジェクトマネジメント能力を証明!PMOスペシャリストを目指す人におすすめの資格4選」
