新卒の入社。みらいワークスにとっても有意義なチャレンジがスタート。

作成日:2019年4月9日(火)
更新日:2019年4月9日(火)

会社全体でチームワークを発揮するために、各々のバックグラウンドの違いを理解する。

 

4月、新社会人となられた皆さま、おめでとうございます。

みらいワークスにも新卒が4名入社しました。この4名はこれからさまざまなことを勉強していくと思いますが、これまで当社は中途社員ばかりで形成されていたので、きっと色々なギャップが起きることだろうと思います。まったく異なる環境にいたのですから、それは当然のことです。

 

これまでのみらいワークスはインターンシップはいたものの、基本的に中途採用のメンバーのみで構成されていました。それぞれが社会人生活を通して仕事のやり方を身に着けており、「常識」や「当たり前」という共通認識は実質的には存在しておらず、みらいワークスなりの守るべきルールを作り、皆で意識合わせをしてきました。

 

みらいワークス岡本入社式_3

 

しかしやはり中途社員の集まりということで、すべてがマニュアルのように言語化されてはいません。そのような「暗黙知」をどのように新卒の皆さんに理解してもらうかが大きなポイントとなります。ある意味俗人化している部分でもあるため、いつ誰に教わるのかによって内容が異なってしまう懸念もあります。

 

このようなことは、ベンチャー企業ではある程度仕方のないことだと思いますが、大切にしたいのは「その人がどこまで教えられているのかを考慮する」という点です。

これから新卒の人が仕事を進めるのにあたって、予想外の行動を取ることもあるかもしれません。それを指摘するのも先輩社員の仕事ですが、新入社員にとってはそもそも質問すべき事なのかどうかもわからないかもしれないのです。それを念頭に置き、「〇〇についてなんだけど、もう教わっている?」という姿勢で指摘することが大切です。頭ごなしに注意してしまうと、認識違いを起こしてしまいコミュニケーションがちぐはぐになってしまうこともあるでしょう。

 

「認識違い」に関しては、もともと持っている知識や常識、立場の違いよっても変わりますから、新卒との間だけのことではありません。

ここで重要なのは「行き違いが起きた原因を突き止める」こと。

行き違いが起きる原因のひとつに「教え方」がありますが、起こりがちなのは、教える側が「言ったからにはわかってくれているはず」と思い込んでしまうこと。しかし「言う」と「伝える」のは別物です。教える側は「伝える」ことが仕事であり、相手が正しく認識できていないのであれば、それは伝えたことにはならないのです。バックグラウンドの違いを十分に理解した上で丁寧に対応すべきです。一方で、教えられる側も教えられた時点で疑問をクリアにし、それから仕事にあたるという責任があるでしょう。

「コミュニケーション」とは思っている以上に難しいことですが、会社全体でチームワークを発揮しようとしたら、各々のバックグラウンドの違いを活かせるように努めていくべきです。

 

みらいワークス新卒-2

 

今回新卒が入社し、価値観の違いなどのジェネレーションギャップをきっと感じることでしょう。これはみらいワークスにとっても有意義なチャレンジだと思っています。果たしてどんなギャップが生まれることでしょうか。そのギャップを楽しみながら、次へとつなげていきたいですね。新卒の方に限らず中途入社の社員にとっても「自分もこんなギャップを感じたことあったな」と振り返る良い機会になるのではないかと思います。

 

会社で新しい試みが始まると必ず課題が生まれます。それに対して、事前に対処できることはなかったかを考えたり、どう向き合うかが大切です。それが、起きた事象を自分事として捉え、主体的に取り組むということなのではないでしょうか。

 

みらいワークスは3月4月で新卒以外にも中途入社の社員が入り、ぐっと人数が増えました。なるべく早く新しい方たちに力を発揮してもらえるよう、社員ひとりひとりが主体的に考えチームワークを発揮してくれることを期待しています。