新サービス「ヘルスケア・プロフェッショナルズ.jp」を立ち上げました。

作成日:2018年6月25日(月)
更新日:2018年6月25日(月)

“みらいワークス×ヘルスケア”発進!幸運の女神には、前髪しかない ― 人や機会が集まった「今」がそのタイミング。ヘルスケア市場の新しい働き方を促進し、業界変革への寄与を目指します。

本日、みらいワークスは新サービスである「ヘルスケア・プロフェッショナルズ.jp」を立ち上げました。

この新サービスは、ヘルスケア業界に特化したプロフェッショナル向けの人材サービスで、業務委託で稼働するプロジェクトの紹介、および転職の支援などを行なってまいります。

 

昨年の年末に、フリーランス向けのお試し稼働付き転職支援サービスの「大人のインターン(R)」以来、半年ぶりとなる新サービスです。

 

2015年に本格的にIPOを目指し始めるに際し“みらいワークスが強みを持っている事業に特化する”という戦略をとりました。その施策より、当時4つあった事業を、現在の「フリーコンサルタント.jp」だけに絞り込み、エンジニア派遣事業の「フリーエンジニア.jp」などの3つの事業はストップすることとなりました。

その後、2年前の2016年07月にフィンテック業界に特化した人材サービス「FintechConsultant.jpを立ち上げました。当時は一般社団法人Fintech協会の事務局運営の業務を受託していたこともあり、「フィンテック業界でのネットワークや知見を活かした人材サービスを展開できるのでは」という仮説を持ち、サービスを立ち上げることになりました。当時はIPO前の小さなベンチャー企業でしたが、新聞やネットメディアなどにも取り上げていただきました。

 

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新しいサービスを立ち上げた後に大切なことは、「それをどのように広げていくのかの試行錯誤を継続すること」だと考えています。仮説を持ってプロジェクトを立ち上げても、最初に想定していたビジネスプラン通りに進むことはまずないと思うべきであり、仮説と検証、方向修正を繰り返しながら進んでいく――走りながら考えるようなイメージです。これを愚直に繰り返すことで、一つのビジネスが立ち上がっていくものだと思っています。そんなアプローチをとった「FintechConsultant.jp」ですが、このサービスがきっかけとなり、大手金融グループでの案件や、仮想通貨取引所の立ち上げ支援など、この2年間でフィンテックに関連した仕事に関わる機会を得ることができ、「走りながら考える」という方法で、一定の成果をあげてきたと考えています。

 

そして今回、第二の業界特化型のサービスとして、「ヘルスケア・プロフェッショナルズ.jp」を立ち上げることになりました。

今回のサービスを立ち上げるにあたっては、弊社の登録プロフェッショナルである石尾 徹さま林 裕尚さまに、インタビューや事業プランなど、さまざまな面でご相談をさせていただきました。

 

石尾さまは、ヨーロッパ系の製薬メーカーでの営業や米大学留学などを経て、フランス系製薬メーカーである現サノフィ株式会社にて医薬開発業務に従事されました。その後、米国系の大手医療機器メーカー2社にて臨床開発部門の管理職を歴任し、2015年1月よりフリーランスとして活動を開始されています。

また林さまは、東京大学に在籍時からヘルスケア・ベンチャーにてインターンシップとして働き、卒業後はボストン・コンサルティング・グループ、遠隔画像診断の国内トップシェアのドクターネット社の取締役を経て、2015年12月に株式会社メディボヤージュを創業し、ヘルスケア市場での新サービスによる業界改革に取り組んでいらっしゃいます。

このような素晴らしいご経歴をもち、かつヘルスケア市場の変革に強い想いをお持ちの方々にご登録いただいたにも関わらず、なかなか具体的な案件に繋げることができない現状に、みらいワークスのビジネスの幅をもっと広げていかなければと思っていました。

 

弊社のクライアントである東和薬品様には、弊社サービスの活用についてインタビューをさせていただき、素晴らしいコメントを頂戴しまして大変感謝している次第です。

 

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一方、社内メンバーに目を向けてみると、1年前からフリーランスとしてみらいワークスに参画し営業を担当していた久野が、正社員となりこのサービスを推進することとなりました。

久野は米国の医師であり、日本に戻ってからはさまざまな課題を抱える日本のヘルスケアマーケットで何らかの「変革を起こしたい」という想いでフリーランスとして活動しており、その過程でみらいワークスと出会いました。

また、アーサーアンダーセンやディスコなどを経て、東証一部上場の医薬品開発アウトソーサーのシミック社で人事と営業の責任者を務めていた伊勢。

そして、グローバルトップ20社とのITビジネス、大規模病院の電子カルテシステム構築プロジェクトの管理などを、アクセンチュア、IBM、DELLで務めた土屋がみらいワークスにジョインし、ヘルスケア市場へ強い想いを持つメンバーが集まり、“みらいワークス×ヘルスケア”というストーリーが出来上がってきたのです。

以前、このブログで「seize the fortune by the forelock. (幸運の女神には、前髪しかない。)」について書かせていただいたことがありましたが、今がまさにその時だと思います。

 

事業を立ち上げるにあたっては、事業としてのポテンシャルや市場性、自社サービスの独自性などといった要素が大切なことは間違いありません。そして同じくらい重要なことは、物事の流れやストーリーを重視することだと思っています。物事がうまく進み、立ち上がる時というのは、さもそれが当然かのように仲間が集まってきたり、機会に恵まれたりするものです。今回、ヘルスケア市場についてはそのようなことが起き、サービスの立ち上げへと進んでまいりました。

 

世界で最も高齢化が進む国である日本の2025年のヘルスケア産業市場規模は、約33兆円になると言われています。高齢化社会という難易度の高い課題に世界に先んじて向き合うというのは大変なことではありますが、見方を変えれば世界に先駆けて社会イノベーションを起こすことが出来るかもしれないということなのです。日本で極めて重要な市場となっているヘルスケア市場の変革を進めるために、このヘルスケア市場の新しい働き方を促進し、そして業界の変革に寄与する。こんな挑戦に取り組んでまいります。

 

※ヘルスケア・プロフェッショナルズ.jpのサービス詳細はこちら:https://healthcare-professionals.jp/