1日単位(ドロップイン)のワークスペースで急な空き時間に仕事ができる!
作成日:2018/03/07
外出・出張時に時間が空いた時、仕事をする場所で困った経験はありませんか?
フリーランスのコンサルタントの方は、打ち合わせなどで外出や地方へ出張することも多いですよね。「次の予定までちょっと空いてしまった」とか、どうしても急ぎで書類を仕上げて送っておかないと、というシーンもあるのではないでしょうか。最近ではWi-Fiが使えるカフェも増えていて、ちょっとした合間に仕事をするときはカフェを利用する方も多いはず。ただし、カフェで仕事をするのは、実はいくつか注意したいポイントがあります。
1.長居しづらい
1時間以上もカフェで仕事をするのは、ちょっと気になりますよね。店舗によっては長時間の利用をお断りしているところもあります。
2.周囲の音が気になる
当然いろいろな方がいるので、混雑しているカフェだとほかの方の会話が気になることも。仕事に集中できないということもありえます。
3.カフェでWi-Fiを使うときの注意点
フリーWi-Fiが使えるカフェも増えています。ただし、いわゆるカフェのフリーWi-Fiを使うときはセキュリティ面での注意が必要。フリーWi-Fiを利用すると「Wi-Fiは通信を傍受される恐れがあります」というメッセージが出ることはありませんか?
一般的なカフェのフリーWi-Fiは、通信が暗号化されていません。そのため通信内容を傍受され、盗み見されてしまう可能性もあります(SSLで暗号化されているサイトを見るなどの自衛策もありますが、やはり気を付けたいところ)。特に仕事に関するデータをカフェでやり取りするのは、慎重になったほうがよいでしょう。またカフェのフリーWi-Fiは短期間の利用を前提にしているため、1時間おきに再接続が必要だったり、1日に利用できる時間が制限されていたりするケースもあります。
コワーキングスペースのドロップインを使うのがおすすめ
もし2~3時間、もしくは半日以上時間があって仕事をする場所を探すときは、以前のコラム(フリーランスの活動拠点となる「コワーキングスペース」の選び方:http://freeconsultant.jp/column/c098)で紹介したコワーキングスペースを利用するのがおすすめです。コワーキングスペースというと月額会員制が一般的ですが、それとは別に一時的に利用できるプランを設けているところも増えています。
施設によって違いますが、一般的なドロップインでは「1日単位」「1時間単位」で使うことができます。「ちょっと2時間だけ」という使い方もできますし、「丸1日使って没頭して作業したい」というのもOK。費用も1日中利用しておよそ1,000円から2,000円程度です。時間を有効に使いたいフリーコンサルタントの方にはぴったりではないでしょうか?カフェと違って長い時間いても気兼ねなく過ごせますし、電源や暗号化されたWi-Fiが整備されていて仕事に集中できる環境が整っています。
コワーキングスペースのドロップインで確認しておきたいこと
施設によってサービス内容が違いますので、駅から近いといった立地だけではなく、あらかじめ基本的なことは確認しておきたいところ。フリーランスのみなさんが使う時にチェックしたいポイントをまとめました。
1.基本情報を確認(料金体系・営業時間・定休日)
料金は時間単位で加算されるパターンが多いのですが、例えば5時間以上は2,000円というように上限を設けているところもあります。また、初回利用時に入会金やカード発行手数料がかかるところも一部あります。営業時間はコワーキングスペースの営業時間とドロップインで利用できる時間が異なるところもあるので要注意(月額会員が24時間利用できても、ドロップインでは10時~18時というケースもあります)。また、営業日でもイベント開催などによりドロップインが利用できないことも。事前にWebサイトなどでチェックしておくとスムーズです。
2.電話・会話はOKか、打ち合わせできるか確認
たいていのコワーキングスペースは携帯電話や会話がOKなのですが、施設によってはNGのところもあります(または、携帯電話が使えるエリアが決まっている施設もあります)。電話や打ち合わせをする予定の方は事前に問題ないか確認しておくことをおすすめします。また飲食する予定があれば、飲食可能か、持ち込みできるかなども聞いておきましょう。
3.プリンターやFAXなど機器が使えるか確認
ドロップイン利用の場合はプリンター出力ができないという施設も中にはあります。急ぎで資料を出力する必要があるということも想定して、プリンターが使えるか(使えるときは利用金体系についても)チェックしましょう。
東京・神奈川でドロップイン利用ができるワークスペース
東京・神奈川のビジネスエリアにある、ドロップイン利用OKなコワーキングスペースをピックアップしました。
1.Yahoo!JAPAN新社屋にあるコワーキングスペース「LODGE」(東京・紀尾井町)
Yahoo!JAPANの新社屋にあるスペース。2018年3月時点ではキャンペーン中のため、1日利用のドロップインは無料!(今後変更となる可能性はあります) Wi-Fi・電源はもちろん完備されており、さらにレストラン・カフェも併設されています。仕事はもちろん、打ち合わせや休憩などさまざまな使い方ができそうです。
2.平日夜と土日のみドロップイン利用できるコワーキングスペース「PoRTAL」(東京・渋谷)
JR渋谷駅から徒歩3分の好立地にあるコワーキングスペース「PoRTAL」。通常ドロップインというと平日の日中のみというところが多いのですが、こちらは全く反対。平日18時以降、土日祝日のみドロップインが利用できます。打ち合わせが終わった後や土日に仕事をしたいとき、活用できそうです。なお、「PoRTAL」はシェアオフィスを専門に扱うことで有名な「ひつじ不動産」が運営しています。
3.本の街、神保町をイメージしたコワーキングスペース「Editory」(東京・神田神保町)
神保町駅すぐのコワーキングスペース「Editory」。書籍をテーマにしたインテリアが特徴です。2Fのイベントスペースと4Fのワークラウンジがドロップイン利用可能です。4Fを使う場合の費用は1日2,000円。ドロップインのほかに3日間パスもあります。
4.お弁当も販売!横浜のコワーキングスペース「mass mass」(神奈川・横浜馬車道)
横浜のビジネスエリアにあるコワーキングスペース「mass mass」は、地域のコミュニティスペースとしての役割も果たしています。ドロップインの場合、複合機は使えませんが1日1,000円で利用できます(途中の外出もOK)。平日のお昼どきには横浜産の食材を使ったお弁当を販売していて、コワーキングスペース内で食べることもできます。
よく行くエリアのコワーキングスペースは、一度下見がてらドロップインを使ってみることをおすすめします。使える設備のチェックもできますし、スペースの雰囲気もつかめます。普段自宅で仕事をしているフリーコンサルタントの方は、ちょっと気分転換したいときに使ってみてはいかがでしょうか?カフェより仕事場として使い勝手のよい、コワーキングスペースのドロップイン。外出の多いフリーコンサルタントの方はぜひ活用してみてください!
※本コラムに掲載している情報は、2018年3月時点のものです。営業時間など変更されている場合がありますので、ご利用の際はご自身で各コワーキングスペースへご確認ください。
(株式会社みらいワークス Freeconsultant.jp編集部)
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