独立・起業前の大仕事!「会社名」の命名で注意すべきポイントとは?

作成日:2016/09/30

 

会社名(商号)を決める際の注意点

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「よし独立だ!」と例えばコンサルタントとして起業を決意してから最初はフリーランスや個人事業主などとして実際に会社を設立するまでに必ずしなければならないのが、社名を決めることです。しかし、長く付き合っていく社名、そうたやすく決めることのできるものではありませんよね。

そこで今回は、会社名(商号)を決める際のポイントを簡単にご紹介します。

まず、社名には、決める際に守らなければならない決まりごとが法律としてあることはご存知ですか?せっかくいい社名だと思って決めたものが、法律に違反していた…ということにならないよう、この決まりごとは必ず守るようにしましょう。

社名の決定に際して守らなければならない事項は次の4つです。

  • 「株式会社」や「合同会社」という文字を入れる

株式会社の場合は「株式会社」、合同会社の場合は「合同会社」の文字を入れ、自社の会社の種類を明記する必要があります。「フルネームで自己紹介してください。」と言われているのに「私の苗字は…」と答える人はいませんよね。同じように、会社も自社の種類を入れたフルネームで登録するという決まりがあるのです。

  • 文字の使用制限を守る

社名に使用できる文字には制限があり、法律で以下のように定められています。人の名前を決める時よりは自由度は高いと言えますが、読みやすい社名の方がよいというのは人の名前と同じですね。

  • 「漢字」

  • 「ひらがな」

  • 「カタカナ」

  • 「ローマ字(大文字・小文字)」

  • 「アラビア数字(0,1,2,3,4,5,6,7,8,9)」

  • 一定の符号「&」(アンバサンド)「’」(アポストロフィー)

  • 「,」(コンマ)、「-」(ハイフン)、「.」(ピリオド)、「・」(中点)

  • 同じ住所に同じ会社名を使用しない

「?」が頭に浮かんだ方も多いかと思いますが、バーチャルオフィスなどたくさんの会社が同じ住所を利用する際に起こりうるケースです。めったに無いことではありますが、同じ住所に同一の社名がないかは念のためチェックしておきましょう。

  • 有名企業と同一の社名はできるだけ避ける

住所さえ違っていれば、有名企業と同一の社名でも登記することは可能です。しかし、不正競争防止法に基づいて訴えられる可能性があるので、できるかぎり避けた方がいいでしょう。独立・起業し、登記した途端に有名企業と裁判で戦うメリットは全くないので、社名に特別なこだわりがない限りは有名企業と重複しない社名にしましょう。
また、有名企業と同じ社名にすると、いつまでたっても自社のホームページが検索エンジンで上位表示されない可能性が大いにあります。特にフリーランスの方や個人事業主の方は露出を図るため、有名企業と同一名称にして集客するマーケティング活動をしていることをたまに見かけますが、逆効果となっていることが多いようです。WEBマーケティングからの集客を見込んでいる場合には、とくに社名には気を配る必要があるでしょう。

 

覚えやすい社名を心がけよう

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注意点をすべてクリアしたら、もうどんな名前を付けても大丈夫です。ただし、「マルクス・アウレリウス・アントニヌス株式会社」のような、覚えにくい社名は避けましょう。いくらカッコよく思えても、取引先や顧客に覚えてもらえなければ意味がありません。ここまで社名が長いと「あっ、あの長ったらしい社名の…」という印象は持ってもらえるかもしれませんが、社名が思い出せなければ本末転倒です。

事業内容にもよりますが、展開する予定のサービス・商品と同名の社名にすることは一つのお勧めです。その方が、ブランドを確立して知名度を上げやすくなるからです。その際には、社名だけではなく商標も他社が同じ名前を使用していないかを確認しておきましょう。特に大企業の社名や商標と同一になると、フリーランスや個人事業主の方が低く見られがちですので、十分にご注意ください。

また、社名は発音しやすく、聞き取りやすいものの方がよいでしょう。自己紹介や電話対応などの際に、聞き返されないものがベストです。 看板やチラシ、WEBページなどでチラッと目に入っただけでも覚えることができてしまうような社名が良いでしょう。Appleのように、日常で見かける固有名詞の名前からとって社名にする、というのも一つの手段と言えるでしょう。

 

由来を話すことができる社名は魅力的

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会社の一員として自己紹介をすると、「なぜその社名にしたのですか?」と聞かれることがあるかもしれません。その際に、ユニークでストーリー性のある由来を話すことができると、相手に自社の社名を覚えてもらいやすいのではないでしょうか。 社名も広告の一つであることを意識して命名することが重要です。登記までの経緯を振り返りつつ社名を考えると、ユニークでストーリー性のあるものを思いつきやすいかもしれません。特にこれからフリーランスや個人事業主として、一生懸命活動していこうと思っていらっしゃると思いますので、時間を掛けて十分ご検討されることをお勧めいたします。

そんな魅力的な社名を自分で考えるには限界がある、という場合は、有名企業の社名の由来を参考にすることも一つの手段でしょう。 マイクロコンピュータとソフトウェアを組み合わせた「マイクロソフト」のように単語の組み合わせから生まれた社名、世界最大の流域面積であるアマゾン川のような流通網をという意味で付けられた「Amazon」のように既にある名詞からとった社名、などなど、有名企業の社名には様々な由来があります。 既にある社名を参考にしつつ、オリジナルの社名を作るというのもよいかもしれません。

 

決まりを守った社名、覚えやすい社名、発音しやすい社名、などのポイントをいくつかご紹介しましたが、一番重要なのは創業者であるあなたが愛着を持てる社名であることがなにより重要です。

会社の中でも外でも愛されるような、これから一緒に成長していきたいと周囲に思ってもらえるような、そんな社名の会社を作っていきたいものですね。

 

(株式会社みらいワークス Freeconsultant.jp編集部)

 

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