会社や自分自身の成長につながる”変化”とは
目の前に現れる変化のチャンスに、あなたは気づけていますか?
間もなく7月を迎えようとしています。当社は、今期の下期の3分の1があっという間に過ぎ、時間の流れの速さを感じています。下期においても多くの機会をいただき、ご縁やつながりが広がる中、会社のさらなる成長に向けた改善が現状の課題です。そしてこれは、われわれ一人一人が変化すべき状況であるということを意味しているのではないかと感じています。
変化ということを考えた時に思い出すのが、経営コンサルタントである大前研一さんの「人間が変わる方法は三つしかない」という有名な言葉で、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1. 時間配分を変えること
2. 住む場所を変えること
3. 付き合う人を変えること
この三つの要素でしか人間は変わらず、最も無意味なのは「決意を新たにすること」だとおっしゃっています。私も以前は、変わるためにはこの三要素だと共感しておりましたが、今では少し考え方が変わり、現在の私は「決意を新たにすること」に着目しています。
決意を新たにするだけでは何も変わりませんが、決意を新たにしないと自らの行動を変えられない、だからこそ実は一番大事なのではないか、と考えるようになりました。

全ての行動は自分の心が整って初めて着手できるものです。自らが決意新たに覚悟を決めること、そして覚悟を決めた上で行動を変えていくことが、変化するためには重要です。
そして、そのためには物事をどう受け止めるかが大きく影響します。つまり主体性を発揮しなければ、自ら変化することはできません。“変わらなくては”と、自分事として受け止められるかどうかということです。自分で受け止め覚悟を決めれば、変化の行動を起こすことができます。それができないと、せっかくの変化のチャンス、成長のチャンスを逃すことになります。もし、環境や他人を理由にしてしまうと、覚悟を決めることはできません。他人事にするのは簡単ですが、それでは結果的に成長も変化もできなくなります。
例えば、何か問題が起こった時、それを解決することが第一ですが、どう解釈し、どう振り返って次につなげていくか、というのは自分次第です。自分事として捉えて自らの変化と成長の機会と捉える人と、相手や環境を理由にして自分は何も悪くないという姿勢を貫き通す人。この姿勢の差が積み重なっていくと、ものすごく大きな差となります。目に見えるようなスキルではありませんが、内面的なスキルが非常に重要なのです。
だからこそ、主体性が発揮されていなければ、変化を起こすことさえできません。変化と主体性はリンクしています。そして、変化のチャンスはあちこちに転がっているものです。チャンスをつかむことができるか、そういったスタンスで物事を捉えていきたいものです。
自分事として捉えることは、言うのは簡単ですが実践するのは非常に難しいです。何か目の前に起きた時に、その場では自分事として受け止められなかったとしても、後から振り返ることができれば一歩前進しているのではないでしょうか。振り返って受け止められれば、変化の兆しを生むはずです。

仕事や生活をしている中で起こることは、会社自体も自分自身も、何らかの形で変化できるきっかけやチャンスになります。そう思っていると、何かが起きた時に物事を前向きに受け止められるようになります。
そしてその時は大変でも、しっかり向き合うことで、数年後には“良い経験だった”と振り返ることができ、また自分自身の変化や成長の機会を与えてもらったと思えるはずです。広い視野を持ち続けながら、自分事として受け止めることと、変化と主体性を意識していきましょう。