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2017年06月06日  ロジックの左脳、感情直感の右脳。どちらに頼るべきか?

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ロジック、数字、人間らしい“エモーショナル”な感情。右脳と左脳どちらに頼るべきか、私が思う答えは・・・。

最近、弊社ではデジタル・マーケティングについての商談をさせていただくことが増えてきておりまして、大企業からベンチャー企業まで、さまざまなクライアントのWebを中心としたマーケティングについてご支援をさせていただいております。
デジタル・マーケティングは今、改善スピードがかなり早くなっており、そのスピードに合わせ改善を繰り返すことが出来なければ、競合企業には勝っていけない、そんな市場環境になってきました。
Webのアクセス数やコンバージョン率、1獲得コストなどのKPIは、Google Analyticsなどのツールを活用すればリアルタイムに計測することが出来ます。その計測データを基に即座に分析を行ないサイトを修正し、またABテストをして改善する・・・といったPDCAを、早ければ日次でまわすことができるのです。

こういったWebの改善を繰り返す仕事を進めるにあたっては、データ分析やロジカルシンキングなどの左脳系の仕事が多いというイメージ持っていたのですが、先日、とあるクライアントからデジタル・マーケティングについての商談をいただいた際に、「なるほどな」と思うことがありました。あまり詳細は書けませんが、その商談のテーマは、そのクライアントの“Webを中心としたマーケティングを、どのように改善していくのか”というもの。それを提案する為のミーティングでした。
私が「なるほどな」と思ったのは、その商談の最中にクライアントが発した一言です。
「サイトにアクセスした人の“エモーショナル”なところまでも考えられる人が良いんだよね。」というセンテンス。この言葉がとても心に残りました。

Webは、数字として結果が明確に表れるのですが、サイトアクセスした人はそのプロセスにおいてさまざまな“感情”を抱きます。単純に「サイトがかっこいい」、「クールだ」という印象からはじまり、掲載されているコンテンツや文章の書き方が自分に合っているのか、取り扱っている商品やサービスが自分にどのように刺さるのか、そういった感情を経て、自然とサイトを選択し、最終的にコンバージョンに至ります。この「“感情の動き”を重要なものとして捉えながら、デジタル・マーケティングをより良くすることを一緒にやっていきたい」というのが、前述した言葉の意味であり、このクライアントのニーズでした。そのヒアリングを受け、私は「この業務はどちらかといえば右脳系な仕事が得意な人にフィットする役割だな」という印象を持ちました。

ロジックの左脳、感情直感の右脳

Webではデータ分析やロジカルシンキングといった『左脳的な観点』と、サイトに訪れたユーザーの感動、感情といった『右脳的な観点』の両方を考える必要があります。それが面白いところであり、難しいところでもあるのかもしれませんね。そして、今のビジネス環境においてはこの右脳と左脳の両方の観点が必要なことは、ありとあらゆる業界において当てはまるのではないでしょうか。
例えばフランチャイズ・チェーンを展開している飲食店の本社では、各店舗別やエリア別の売上や利益といった定量的な数字に加え、顧客満足度調査やアンケートなどの情報ももちろん判断材料として見ているとは思いますが、当然のように現場(店舗)では、「このメニューがおいしい」「あの店員さんのサービスは最高だ」といった“感動”による評価が飛び交っているはずです。
最近Google出身の方が書いた「世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか」という本を読みまして、そこに興味深いストーリーが書かれていました。Googleは検索型連動広告を始めた時期に、マッキンゼーやBCG(ボストン・コンサルティング・グループ)といったトップの戦略コンサルティング会社出身者の方々を大量に雇い入れたそうです。なぜかというと、誰がどんなサイトを見ているのか、どんなキーワードで検索しているのか、そういった個人に最適化したターゲティング広告を打つために、データ分析とロジカルシンキングに優れた人が必要だったからです。まさにコンサルタント出身者の得意分野の仕事ですので、コンサル卒業生の方々は事業の発展に大きな貢献をしたとのことでした。その後、2006年にGoogleはYouTubeを買収し、YouTubeにこれまでGoogleが培ってきた“検索連動型”のターゲティング広告のノウハウを持ち込んだらしいのですが、そのまま活かすことは出来なかったそうです。それは何故でしょうか?

ロジックの左脳、感情直感の右脳

YouTubeは動画を楽しむものです。文字検索とはちがい、動画はクリエイティブで感覚的な領域であり、ロジックよりも“センス”や“ひらめき”がモノをいう世界なので、パフォーマンスを分析して理詰めで人間の行動を予測するマッキンゼー方式とは相性がよくなかった、と著者は記していました。
パフォーマンスを分析し、KPIを管理してその数字を上げていくことは、ビジネスを推進する上でとても大切なことです。しかしその一つ一つの行動の裏側には、人としての感情が必ずあります。そこまで踏み込んで考えなければ、具体的な改善には至りません。ロジックや数字という感覚と、エモーショナルな感覚、この両方を融合させることが求められるのでしょう。そして、“ロジック”といった左脳的なアプローチと、“直感”や“感情”といった右脳的なアプローチは、どちらのほうが優れているというわけではなく、使う場面が異なるのです。

私は物事を決める際にまず直感的に答えを決めてしまい、それに対してロジックで後から理由をつけていくアプローチを取ることがあります。新サービスを立ち上げるときにも、世の中にこれが必要に違いない!!というひらめきが先にきて、それに対して本当に必要なのか、どんな人が欲しているのか、市場はあるのか、ビジネスとして成立するのか、投資回収にどれだけかかるのか・・・という風にロジカルに理由や裏付けを組み立てて行くことになります。前者のひらめきは、完全に右脳的な進め方になっていますが、それを説明するためには、その後に左脳的なアプローチが必要です。いくら素晴らしいアイデアだったとしても、それを世の中で進めるためには、論理的に説明する必要があります。右脳と左脳両方を駆使しなければそれは達成できませんし、時にはそれぞれ得意な人同士で役割分担するのも良い結果を生むかもしれません。

ロジックの左脳、感情直感の右脳

タイトルに書いた、『ロジックの左脳、感情直感の右脳、どっちに頼るべきか?』 という問いに対する私なりの答えは、「場面に応じて両方に頼りましょう」です。 ロジカルなアプローチと、直感や感情のアプローチは、どちらが正しい、優れているというわけではなく、使い方や使う場面、目的が違うだけです。
ロジカルなアプローチでは『正しさ』を導き出すことはできますが、ワクワクする『楽しさ』を導き出すことは難しそうですよね。しかし一方で、ひらめきでワクワクするような『楽しい』ことが導き出された後に、それが『正しい』のかをロジカルなアプローチで検証することは出来ます。右脳と左脳の使い方、いつどんな風に使うのか。私も心がけていきたいと思います。

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