会計ソフトおすすめ10選!無料で使える個人事業主・法人向けソフト
最終更新日:2025/12/06
作成日:2016/08/09
「会計ソフトを導入したいけれど、どれが自分に合っているのかわからない」「会計ソフトの入力は難しいのでは」と悩んでいる個人事業主や法人経営者の方は多いのではないでしょうか。
会計ソフトは、日々の経理業務や確定申告を効率化するために不可欠なツールです。世の中には有料から無料まで数多くの会計ソフトがあり、それぞれ機能や特徴が異なります。
本記事では、経理・会計業務や、確定申告などに対応したおすすめの会計ソフトを厳選してご紹介します。
「無料で利用できるソフト」から「体験期間が用意されている人気のソフト」まで幅広く比較検討できるので、会計ソフト選びの参考にしてください。
目次
■無料の会計ソフトの種類
(1)期間制限なし
(2)期間制限あり
■無料で使える会計ソフトのメリット・デメリット
(1)メリット
(2)デメリット
■無料の会計ソフトを選ぶ時の6つのポイント
(1)クラウド型かインストール型か
(2)申告方式に対応しているか
(3)サポート体制は十分か
(4)個人事業主向けか法人向けか
(5)初心者OKの使いやすいアプリはあるか
(6)インボイスや電子帳簿保存法に対応しているか
■期間制限なし!無料の会計ソフト6選を比較
(1)フリーウェイ経理Lite
(2)やよいの白色申告オンライン
(3)JDL IBEX出納帳Major
(4)ちまたの会計
(5)円簿会計
(6)スマホ会計FinFin
■トライアル期間あり!無料の会計ソフト4選を比較
(1)クラウド会計ソフトfreee
(2)やよいの青色申告オンライン
(3)マネーフォワードクラウド
(4)ジョブカン青色申告
無料の会計ソフトの種類

無料の会計ソフトは、利用期間に制限がない「期間制限なし」のソフトと、一定期間のみ無料で利用できる「期間制限あり」のソフトの2種類に大きく分けられます。
それぞれの特徴を理解し、事業規模や必要な機能に合わせて選択することが大切です。
(1)期間制限なし
期間制限なしで使える無料の会計ソフトは、導入から確定申告などの各種処理が完了した後も、費用をかけずに使い続けられる点が特徴です。
永年無料で利用できるものもあり、有料の会計ソフトを導入するか迷っている場合や、会計ソフトを初めて利用する場合でも安心して試せます。
申告や日々の仕訳入力などに利用でき、かつ利用期間の制限がないものも多く、気軽に使い始められるでしょう。
一方で、サポート対応がなかったり、スマホアプリやタブレットに非対応だったり、データの自動仕訳やカスタマイズ機能に制限があったりするケースもあります。
「自分の業種や作業フローに必要な機能が備わっているか」「どの端末で使いたいか」など、自身の使い方に合っているかを事前に確認する必要があります。
(2)期間制限あり
期間制限ありで使える無料の会計ソフトは、有料プランの機能を体験できる期間があるため、機能面が充実しているケースが多い傾向にあります。
例えば、会計業務に必要な機能がほぼ揃っていたり、担当者による手厚いサポート対応を受けられたりする点が特徴です。
無料トライアル期間中は、有料プランと同様のサービスを利用できるため、会計ソフトが自身に合うか確定前に十分にお試しできます。期間の終了後、もし合わないと感じた場合は、費用が発生する前に利用を中止できる点も安心です。
機能や特徴を把握した上で、今後も利用を続けるかどうか判断できるのは、期間制限ありの会計ソフトならではのメリットと言えるでしょう。
無料で使える会計ソフトのメリット・デメリット

無料で使える会計ソフトには、メリットとデメリットがそれぞれ存在します。
会計ソフト導入の前に理解し、自身の事業規模や利用目的にマッチしているかを見極めることが重要です。
ここからは、無料で使える会計ソフトのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
(1)メリット
無料で利用できる会計ソフトは、コストを抑えて経理業務を始めたいと考える方にとって大きなメリットがあります。
初期費用や月額費用がかからないため、事業を始めたばかりの個人事業主や、小規模な法人でも気軽に導入できるでしょう。
有料版の会計ソフトと比較検討する際、無料版は機能が限定されている場合があるものの、基本的な仕訳入力や帳簿作成など、最低限の会計処理には十分に対応できます。
初めて会計ソフトを使う方が操作に慣れるための試用期間としても最適で、本格的な導入を検討する前のステップとして役立ちます。
(2)デメリット
無料で利用できる会計ソフトには、以下のようなデメリットが存在します。
- ・有料版と比較すると機能が制限されているケースが多い
- ・サポート体制が不十分である可能性がある
- ・最新の税制改正への対応が遅れる場合がある
- ・セキュリティ面で有料ソフトに劣る場合もある
重要な会計データを扱う上でのリスクを考慮したうえで、利用の可否を検討する必要があるでしょう。
無料の会計ソフトを選ぶ時の6つのポイント

無料で利用できる会計ソフトを選ぶ際には、機能の範囲やサポート体制、利用期間など、さまざまな要素を比較検討する必要があります。
以下では、無料の会計ソフトを選ぶ時のポイントを6つ解説していきます。
(1)クラウド型かインストール型か
会計ソフトには、クラウド型とインストール型があります。
クラウド型はデータがクラウド上に保存されるため、オンラインであればどこでも利用できます。
自動でバージョンアップやデータバックアップが行われたり、銀行口座やクレジットカードとの連携による自動仕訳機能が充実していたり、専門知識がなくても始めやすい点が魅力です。
一方、インストール型はパソコンに直接ソフトウェアをインストールして利用します。インターネット環境に依存せずオフラインで作業できる点がメリットです。
ただ、法改正に対応するために手動でのバージョンアップが必要で、追加費用が発生するケースもあります。
事業の規模や利用する目的、求める機能を検討し、どちらを選ぶか決めるといいでしょう。
(2)申告方式に対応しているか
所得税の確定申告には、青色申告と白色申告の2種類があります。無料で利用できる会計ソフトを選ぶ際には、「自身の申告方式に必要な機能に対応しているか」を確認しましょう。
特に青色申告で最大65万円の特別控除を受けるには、複式簿記による記帳と貸借対照表・損益計算書の作成に加え、e-Taxによる申告または優良な電子帳簿の保存が必要です(これらを満たさない場合は55万円控除)。
一方、白色申告はより簡易な帳簿付けで済みます。
そのため、青色申告を希望する方は、こうした複式帳簿や決算書類の作成に対応した会計ソフトを選ぶことが重要です。
参考:国税庁「No.2072 青色申告特別控除」
☆あわせて読みたい
『フリーランス・個人事業主の確定申告のやり方は?経費になるものの例も紹介』
(3)サポート体制は十分か
無料で会計ソフトを選ぶ際、「サポート体制が充実しているか」も判断基準の1つです。
特に会計処理に不慣れな初心者の方や、複雑な経理業務を抱える事業者にとって、「困った時に相談できる窓口の存在」は安心して利用する上で欠かせません。
無料の会計ソフトは、有料ソフトと比較してサポート体制が手薄な傾向があるため、FAQやマニュアルの充実度、メールやチャットでの問い合わせ対応の有無などを事前に確認しましょう。
緊急時に電話サポートが受けられるかどうかも確認しておくと、万が一のトラブル時にも迅速に対応できるため安心です。
(4)個人事業主向けか法人向けか
無料の会計ソフトを選ぶ際には、フリーランスや個人事業主向けか、法人向けかを確認することが重要です。
個人事業主と法人では、記帳の義務や提出書類の種類、税制上の対応が異なるため、それぞれに最適な機能やサポート内容も異なります。
例えば、個人事業主やフリーランスは確定申告に特化した機能が必要ですが、法人は決算書作成や法人税申告に対応した、より専門的な機能が求められます。
どちらの形態に特化している会計ソフトなのかを確認しましょう。
(5)初心者OKの使いやすいアプリはあるか
初心者でも使いやすい無料の会計ソフトには、スマートフォンのアプリと連携し、外出先からでも経費入力やレシートの読み取りができるものがあります。
自動仕訳機能やシンプルなインターフェースを備えているアプリも多く、会計知識がなくても直感的に操作できる点が特徴です。
例えば、レシートをスマホで撮影するだけで、日付や金額、勘定科目を自動で読み取り、仕訳データを自動作成できる機能は、入力の手間を大幅に削減できます。
このような機能を使用したい初心者の方は、使いやすいアプリの有無も含めて会計ソフトを選ぶと安心です。
(6)インボイスや電子帳簿保存法に対応しているか
無料の会計ソフトを選ぶ際、インボイス制度や電子帳簿保存法といった「最新の税法に対応しているかどうか」も確認するとよいでしょう。
インボイス制度に対応していなければ、適格請求書の発行や受領、保存が適切に実施できず、納税額の計算に誤りが生じる可能性もあります。
また、電子帳簿保存法に対応していない場合、法律で定められた要件どおりに電子データを保存できず、別途手作業での対応や紙での保存が必要になることがあります。
その結果、業務効率が低下したり、保存方法を誤ると法令違反となるおそれもあります。
どちらも法律で定められている制度のため、会計ソフトの導入を検討する際は対応状況を確認するようにしましょう。
参考:国税庁「特集 インボイス制度」「電子帳簿保存法関係」
☆あわせて読みたい
『【インボイス制度とは】フリーランスに与える影響と具体的内容や制度開始までにすべきこと』
期間制限なし!無料の会計ソフト6選を比較

ここでは、期間制限なしで無料で利用できる会計ソフトについて、それぞれの特徴を比較しながらご紹介します。
有料の会計ソフトに移行する前に無料ソフトで会計業務に慣れたい法人の方や、確定申告のみに利用したい個人事業主の方などにおすすめです。
(1)フリーウェイ経理Lite
「フリーウェイ経理Lite」は、個人事業主から中小企業の法人まで幅広く対応しているインストール型の会計ソフトです。
Windowsのパソコンにインストールするだけで、永久に無料で利用できる点が大きな特徴です。ライセンスやバージョンアップも費用がかかりません。
アプリでの利用はできませんが、基本的な会計処理に必要な機能が充実しており、日々の仕訳入力から決算書の作成まで対応しています。
入力方法は仕訳形式と出納帳形式の2種類に対応しており、キーボードのみで効率的に処理できるため、簿記の知識に自信がない方でも安心して利用可能です。マニュアルやAIチャットでのサポートも充実しています。
(2)やよいの白色申告オンライン
「やよいの白色申告オンライン」は、個人事業主の白色申告に特化したクラウド型会計ソフトです。契約期間の制限なしで、無料で利用できるフリープランが用意されています。
日々の帳簿入力や確定申告書類の作成に対応しており、初めて会計ソフトを利用する方でも安心して使えるシンプルなインターフェースが特徴です。
スマホアプリにも対応しており、領収書などをスマホで撮影するだけで、自動で仕訳処理をしてくれます。入力の手間を大幅に削減し、効率的に会計業務を進めることが可能です。
クラウド型なので、いつでもどこでも会計処理が行え、データも自動で保存されます。必要な機能に絞られているため、個人事業を始めたばかりの方でもスムーズに利用できます。
(3)JDL IBEX出納帳Major
「JDL IBEX出納帳Major」は、個人事業主から法人まで利用できるインストール型の会計ソフトです。期間の制限なく使える点が特徴で、Windowsに対応しており、PCにインストールするだけで利用を開始できます。
出納帳形式での入力から決算書作成までの一連の経理処理を行えるため、スムーズな入力処理が可能です。銀行やクレジットカードの明細はCSVで取り込め、手入力の手間を省けます。
また、自動仕訳機能や、試算表・決算書、グラフ作成などの高度な機能も充実しており、リアルタイムで経営状況を把握できます。
(4)ちまたの会計
「ちまたの会計」は、町内会やPTA、サークル活動のような非営利団体を想定した無料のクラウド型会計ソフトです。
簿記や会計の知識がない方でも簡単な操作で収支を記録し、必要な会計書類を自動で作成できるのが特徴です。
自治体などの会計対応でエクセル管理は手間がかかりやすく、引き継ぎ作業も負担になります。このような場面で「ちまたの会計」のようなエクセルに代わるクラウド型サービスを活用すれば、誰でも会計業務を行えます。
複数人での会計管理や後任者へのアカウント引き継ぎもスムーズに実施でき、データ紛失のリスクを大幅に減らせます。
(5)円簿会計
「円簿会計」は、楽天銀行の法人ビジネス口座を保有しているユーザーが無料で利用できる会計ソフトです。
インターネット環境があれば、MacやWindowsのOSに関係なく、いつでもどこでも利用できます。
また、弥生会計と互換性が高く、弥生会計から抽出した会計データを基本的にそのまま円簿会計へインポートできるため、スムーズな移行が可能です。
登録した事業データはSSL暗号化通信に対応しているため、安全な状態でサービスを使い続けられます。
(6)スマホ会計FinFin
「スマホ会計FinFin」は、個人事業主の確定申告をスマホで完結させたい方に評価されているアプリインストール型の会計ソフトです。
初心者にも扱いやすいシンプルな設計が特徴で、個人で事業を営む方も気軽に会計ソフトを体験できます。
スマホからの入力処理に対応しており、インストール後、質問に沿って回答するだけで帳簿作成を進められます。
無料プランは確定申告・消費税申告に対応していませんが、収支を把握したい個人事業主の人にはおすすめです。
トライアル期間あり!無料の会計ソフト4選を比較

有料プランの機能を一定期間無料で試せる会計ソフトは、高機能なものを試したい方におすすめです。
ここでは、トライアル期間を設けている会計ソフトを4つ厳選してご紹介します。
(1)クラウド会計ソフトfreee
「クラウド会計ソフトfreee」は、個人事業主から法人までを対象とするクラウド型の会計ソフトです。
多くの銀行やクレジットカード、電子マネーなどと連携しており、オンラインで口座や明細の情報を自動取り込みして会計処理を効率化できます。
経理処理の経験がない方でも直感的に使えるよう、操作しやすいインターフェースとサポートが充実しており、無理なく会計業務を続けられるでしょう。
無料のトライアル期間は30日間あり、有料プラン相当の機能をお試しできるため、有料のプランへ加入する前に、自身の事業に合っているか試すことが可能です。
(2)やよいの青色申告オンライン
「やよいの青色申告オンライン」は、個人事業主で青色申告をする方を対象としたクラウド型の会計ソフトです。
初年度の料金が無料になるプランもあり、簿記の知識がない初心者の方でも安心して確定申告ができます。
スマホアプリを活用すれば、レシートなどをスマホで撮影するだけで、日付や金額が自動で入力され、仕訳が自動作成されます。
最大で1年間利用できる無料期間を設けており、じっくりと会計ソフトを試したい個人事業主の方に特におすすめです。
(3)マネーフォワードクラウド
「マネーフォワードクラウド」は、個人事業主から法人まで幅広く対応しているクラウド型の会計ソフトです。
銀行やクレジットカード、電子マネーなど、2,300以上の金融関連サービスと連携し、明細データを自動取得できます。そのため、初心者でも簡単に仕訳登録や決算書の作成が可能です。
会計や請求書発行、給与計算など、複数のバックオフィス機能をまとめて利用できるプランが用意されており、事業の成長に合わせて必要なプランを選べます。
1ヶ月の無料トライアルがあるため、使用感を確かめてから本格導入へ移行するといいでしょう。
(4)ジョブカン青色申告
「ジョブカン青色申告」は、個人事業主の青色申告に対応した会計ソフトです。ダウンロード版とパッケージ版があり、どちらもパソコンにインストールして利用します。
登録後は自動案内により初期設定を進められ、会計処理の経験が少ない方でもスムーズに利用を開始できます。
日々の帳簿入力はもちろん、65万円の特別控除やe-Taxによる申告にも対応しており、個人事業における会計処理を効率化できるでしょう。
30日間の無料トライアル期間を設けており、導入前に期間をかけて試せる点も魅力です。
まとめ

会計ソフトは、日々の経理業務や確定申告を効率化するために役立つツールです。
無料の会計ソフトには、期間制限なしで利用できるものと、有料プランの機能を一定期間試せるトライアル型があります。
どちらのタイプもそれぞれにメリットとデメリットがあるため、自身の事業規模や必要な機能、求めるサポート体制などを明確にして選ぶことが大切です。
また、クラウド型かインストール型か、申告方式に対応しているか、使いやすいアプリがあるかといった点も考慮し、最適な会計ソフトを見つけましょう。
無料プランやトライアル期間を有効活用し、会計ソフトの使いやすさや機能を十分に確認してから導入を検討する流れをおすすめします。
→→転職を検討中の方はコンサルネクストで無料登録
→→フリーランスの方はこちらからコンサル登録
(株式会社みらいワークス フリーコンサルタント.jp編集部)
◇おすすめ記事◇
「会計コンサルタントとは?業務内容・必要なスキル・向いている人の特徴を解説」
