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ハイプ・サイクル最新版が発表に 2017年版のトレンドとは

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「ハイプ・サイクル」とは

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ハイプ・サイクルとは、毎年、米ガートナーが発表している″テクノロジーの変化の段階を表した指標″のことです。そのときどきの最新状況だけでなく、各年のものと見比べて変化を把握することもでき、IT業界でビジネスをしている企業やビジネスパーソンが注目しています。2017年8月、「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2017年」を発表しました。

最新版である2017年のトレンドをご紹介する前に、このハイプ・サイクルの見方についておさらいしておきましょう。

そもそも「ハイプ」とは、「誇張」「刺激的な宣伝」といったものを意味する俗語表現です。IT業界において新しいテクノロジーが起こり、製品が発表されると、「これはすごい技術だ」「ビジネスで活用が進むだろう」といったように人々の注目が集まるようになります。果てはそのテクノロジーに関して、なかば“誇大宣伝”ではないかとも思われるような分析や予測まで登場することも。

しかし、ビジネスにおいては、そうした“誇張”に踊らされることなく、その技術の本当の成熟度や今後の可能性を見極める必要があります。そのための分析や知見として調査会社であるガートナーが提供しているのが、最新のテクノロジーやアプリケーションの成熟度や採用率などをグラフィカルに表示したものが「ハイプ・サイクル」です。

ハイプ曲線から真の可能性を考える

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ハイプ・サイクルを直訳すると、「誇張の曲線」。その名のとおりハイプ・サイクルは、時間の経過を示す横軸と、期待度を示す縦軸上に描かれた曲線です。時の経過とともに進む技術のライフサイクルが下記の5つのフェーズに分けられ、IT業界で注目されているさまざまな技術やアプリケーションがその曲線上に、プロットされています。

黎明期:画期的な新技術に期待が集まり、大きく注目されるようになる時期です。この段階では実際の製品はまだ存在しないことが多く、その可能性に対して期待が高まっている状態です。

「過度な期待」のピーク期(以下、ピーク期):その期待が大きく高まる時期。この段階では成功事例が大きくアピールされ、一部の企業がビジネスに利用しようと行動を起こし始めます。

幻滅期:高まった期待も、実際のビジネス上で導入が進まなかったり結果が出ないようであれば周囲は興味を失い、この段階で淘汰されるテクノロジーやベンダーも存在します。

啓蒙活動期:幻滅期を経てなお生き残った企業や技術が改善され、現実的な実装や製品化で成功していくと、新技術の成功事例を通して理解が広がります。

生産性の安定期:技術が安定して、広く普及していく時期です。最初は可能性への着目から始まったものが、市場に対して明確なメリットを提供できるようになるというわけです。

日々多くのテクノロジーが生み出されるIT業界では、どの技術に“乗る”か、その投資判断が常に求められることになります。リスクを取りながら新しいテクノロジーへ投資して大きな利益を狙うのか、製品化や成功事例がある程度出てきてからアプローチするのか、それとも技術が成熟して市場に普及するようになるまで待つのか――その“喧伝”に惑わされることなく、さまざまな技術がビジネスにもたらす価値や可能性を考えるための材料になるのが、ガートナーの客観的な分析からなるハイプ・サイクルです。

着目された「3つのメガトレンド」

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今回発表された最新版・2017年の内容では、2000超のテクノロジーから重要な知見が抽出されており、今後5年から10年にわたってデジタル・ビジネスを推進する「3つのメガトレンド」が明らかにされました。その3つのトレンドとは、「どこでも人工知能(AI)となる世界」「透過的なイマーシブ・エクスペリエンス(没入型の体験)」「デジタル・プラットフォーム」です。

見聞きする機会が日に日に増えているAIですが、ガートナーによれば、今後10年にわたって最も破壊的な影響を及ぼす技術領域になるとされているのが、AI技術です。成長を続けるコンピューティングパワーや増大するデータ、進歩の著しいディープニューラルネットワークなどを背景に進化するAI技術を導入することで、企業はデータ活用などを通し変化する状況への対応や道の問題の解決が可能になるとされています。

関連する技術としては、黎明期にあるとされる「汎用人工知能」「深層強化学習」「会話型ユーザー・インタフェース」や、ピーク期に差し掛かっている「機械学習」「ディープ・ラーニング」「コグニティブ・コンピューティング」「商用無人航空機(ドローン)」などが挙げられています。

「透過的なイマーシブ・エクスペリエンス(没入型の体験)」では、技術の進化に伴って、人・ビジネス・モノの関係や、家と職場、企業と他者といった関係がより密接に絡み合うようになり、その間が透過的になっていくとされます。関連技術は、黎明期の「4Dプリンティング」「立体ホログラフィック・ディスプレイ」、ピーク期にある「コネクテッド・ホーム」「ナノチューブ・エレクトロニクス」などに加えて、幻滅期を迎えた「拡張現実(AR)」、啓蒙活動期に入ってきた「仮想現実(VR)」などが挙げられています。

「デジタル・プラットフォーム」は、企業のデジタル戦略を支えるプラットフォームを指し、限定的・技術的なインフラを脱してエコシステム対応プラットフォームを実現する基盤で、人間と技術をつなぐ存在として新たなビジネスモデルの基盤が形成されていくと目されています。関連技術は、黎明期の「5G」「量子コンピューティング」、ピーク期の「IoTプラットフォーム」「ブロックチェーン」、幻滅期の「ソフトウェア・デファインド・セキュリティ」などが挙げられました。

過去からの変化にも注目

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合わせて、過去のハイプ・サイクルからの変化をみてみると、いくつかの興味深いテクノロジーがあります。たとえば、ピーク期のほぼ山の頂上にある「機械学習」は、昨年発表の2016年版でも同じようにピークにあるとされていました。ピーク期を迎えた技術は、翌年には幻滅期に入るものが多く、2年連続でピーク期の頂上に近い位置にとどまっているのは珍しいこととされています。

それから、2016年版で黎明期に入っていた「ブロックチェーン」は、最新版では期待のピークの頂上を越え、幻滅機に差し掛かろうとしています。ブロックチェーンといえば、ビットコインをはじめとする仮想通貨での導入が有名であり、言葉を見聞きすることも増えていますが、一方で実用化がなかなか難しいという声も聞かれます。今後幻滅期に推移するのか、それとも・・・引き続き注視していくべき技術でしょう。

また、メガトレンドの「没入型の体験」で関連技術に挙げられていた「仮想現実(VR)」は、幻滅期の底に近づきつつあり、「仮想現実(VR)」は啓蒙活動期を迎えています。こちらも今後本格的な実用が普及していくのかどうか、注目が集まります。そのほか、黎明期に登場している数多くの新たなキーワードも、メガトレンドの進展と合わせて注目です。

 

新しいテクノロジーの登場は、ビジネスを進めていくうえで大きな味方になり得るものであり、大きな期待が集まります。過度な期待がときとして“誇張”を生み、うまくいかなかったときに失望へと変化していくこともあるでしょう。ハイプ・サイクルにおける「ピーク期の前半」はいい状態、「ピーク期の後半」「幻滅期」は悪い状態であると理解されることも少なくありません。

しかし、このハイプ・サイクルにおける各フェーズが真に意味するところは、「ピーク期とは、『過度な期待・理想』と『現実』の間にギャップがある状態」「幻滅期とは、その興奮から一歩身を引いて冷静な判断をするべき時期」と理解するべきでしょう。一時的には幻滅を買ったとしても、そこを生き残ることができればその後の「啓蒙活動期」「生産性の安定期」へと進むことができる、いわば“登竜門”のような時期なのです。

最先端のテクノロジーが今後どのように進化していくか、それによっていかにビジネスへの影響力をもち、自社のビジネスに応用していくことができるのか――このハイプ・サイクルは、“誇張”を切り離して現実を見つめるための重要な指針となるでしょう。

 

(株式会社みらいワークス Freeconsultant.jp編集部)

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