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起業で得た「会いたい時に、会いたい人に、会いに行ける自由」

10年勤務した大手証券会社から転身、起業へ。その決断により得られた大きなものとは?

みらいワークスがお届けする新コンテンツ ”コンサルタントのワークスタイル”。第二回のインタビューは株式会社アーブの代表取締役 岡野辰太郎さん。
モノづくりクラウドファンディング ”SpotLight(http://crowd-spotlight.com/)” を運営しながら、サイト開発の受託事業、シェアオフィス事業など、多岐にわたる事業を展開。
異業種からの転身、起業を思い立って個人事業主になった理由、フリーランスとして起業したことで得たもの、起業する上で大切なことなど、起業家ならではの視点からたくさんのお話を伺いました。

今回のインタビューにご協力いただいたコンサルタント

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岡野 辰太郎(オカノ シンタロウ)
1976年生 / 男性

大学在学中、マイクロソフトのインターンシップへ参加。横浜国立大学大学院卒業後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社の投資ストラテジストとして、リサーチ業務に従事。同社退社後、Webサービスの開発・運営を行う株式会社アーブを設立。モノづくりのクラウドファンディングを実現すべく、 SpotLightを立ち上げる。

株式会社アーブ: http://crowd-spotlight.com/

証券マンとしての10年、そして異業種への転身・起業

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ーまずは岡野さんの今までのキャリアについて教えてください。

岡野さん(以下敬称略):はい、私は新卒で証券会社に入社しました。キャリアとしては主にリサーチ畑を歩んできました。証券会社のリサーチ業務は大きく「エコノミスト」「アナリスト」「ストラテジスト」の3つに大別されますが、その中でも私は「ストラテジスト」として、マクロ経済分析、セクター分析、個別企業の財務分析等を10年間手掛けてきました。その10年間の証券会社勤務を経て、今の会社「株式会社アーブ」を立ち上げました。

 

ー起業のきっかけはなんだったんですか?

岡野:証券マンのリサーチ畑の多くは35歳前後で一回目の転職の流れがやってくるんですよね。同業、特に外資系の証券会社にキャリアアップしていく者、今までの業界知識を持って大学で教鞭をふるうことを選択する者など、様々ですね。でも、私のように全くの異業種として起業する人は少ないかもしれませんね(笑)
そのタイミングでは私も数社の同業他社からお声を掛けていただいており、同業転職も考えてはいたんですよ。ただ、もともといつかは個人事業主になって自分がやりたいように起業したいと漠然とは考えていたというのもあり、「このまま同じことやっていてもしょうがないなぁ」と思い立ってこのタイミングで決断した、という感じですね(笑)

 

ー証券会社でのキャリアを捨てることに抵抗や怖さはなかったですか?

岡野:証券会社のリサーチ職の仕事はもともと個人事業主色が強いんですよね。自分で業界・企業をとことん分析し、自分のレポートを他社に売り込んでいく、そして、それが認められれば、他社から声がかかり、ひっぱられる。会社という看板を背負っているだけで、やっていることは一人考え、実行し、そして営業する、という、いわゆる個人事業主として起業していることとあまり変わらないんですよね。そういう意味ではあまり抵抗、というか違和感はありませんでしたね。

 

ーなぜ異業種である”モノづくり”のフィールドで起業をしようと思ったのですか?

岡野:証券マン時代に様々な業界、企業を分析していく中で、金融の仕組みをITをうまく活用して導入すれば、もっと色々なことが良くなるのでは?と感じていました。特に日本のモノづくりの原点である”製造業”には意外に融資が付かないんですよ。サービス業に比べて、銀行はリスクを取りたがらないからなんです。
10億以上の大口案件だと融資は比較的出やすいのですが、逆に10億以下は融資が出にくい。もっと小さい額の200~300万円程度は信用金庫が融資してくれる場合もありますが、1000万~5億円あたりのゾーンが最も融資がでないんです。
そういった現状を目の当たりにしている中で、このゾーンに対してITを活用した金融サービスを提供することで大きなビジネスチャンスがあると感じましたし、それがひとえに日本の製造業を元気にすることにつながると思ったんです。

ーなるほど。その思いが今のクラウドファンディング事業 ”SpotLight” につながったのですね。

「会いたい時に、会いたい人に、会いに行ける自由」

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ー起業して自分で事業を始められて、サラリーマン時代と一番何が違うと感じていますか?

岡野:一番は「時間の使い方」ですね。「自分で何でも決められる」という個人事業主の立場に立った時に、金銭面での自由度というよりも、時間に対する自由度が全く変わりましたね。自分で時間をコントロールできるようになったということが一番大きかったですね。
特に「会いたい時に、会いたい人に、会いに行ける」ようになったというのが自分にとっては起業して最も良かった点じゃないかなと思っています。

 

ーなるほど。でも逆に、働こうと思ったら無制限に働くことができる環境になるわけですけど、その辺のコントロールはどうしているんですか?

岡野:そうなんですよね、そこは課題だと思っています(笑)正直、起業してから2年くらいは曜日の感覚がほとんどなくて、週末含めてほとんど休んでませんでした。一般の個人事業主の方と一緒ですよね。ただ、週末は企画書作ったりとか、あまり「働いている」感覚がない中で楽しくやっていたので、全く苦じゃなかったですね(笑)
証券マン時代も学生時代の研究の延長線上で仕事をしていたような意識があるので、正直「働く」ということに対しての線引きが昔から曖昧だったのかもしれません。
ただ、今年に入ってから「日曜は休む」とか、意識的に行動しはじめようとは思っています。

 

ー起業で成功される方は総じて仕事を苦じゃなく感じているのかもしれませんね(笑)それでは逆に起業して目論見と違ったことは何かありますか?

岡野:うーん、あんまりないんですよね。。。敢えて言うなら事業規模くらいでしょうか?(笑)モノづくりのクラウドファンディング事業を始めて1年で流通総額1億円程度までもっていきたいと考えていましたが、まだまだ想定の事業規模には達していないので、ここからですね。

 

ー今後の事業成長のための構想は何かありますか?

岡野:現在のクラウドファンディングは基本的にはB to Cモデル、法人が出品し、個人がそれを購入することで成立しているモデルです。今後はその購入者も法人にすることはできないかなと考えています。クラウドファンディングのBtoBモデルです。

例えば、よくある企業の光景として、年度末、転勤者に対して万年筆の”モンブラン”を贈る、といったイベント、
こういった企業で行われる「贈答」を、企業のIRやCSRの一環としてクラウドファンディングに予算を割けないか、といったことを現在検討しています。そういった法人需要を取り込めれば、もっとクラウドファンディングの規模も広がってくるのではないかなと思っています。

気の合う人としか付き合わない、結果、類が友を呼び仕事となる

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ー現在、仕事はどういう形でやってとってきているものが多いんですか?

岡野:最初のきっかけはやはり本業であるクラウドファンディングの営業がきっかけですね。
システムを納入して、そこから管理や運営の代行をやってほしい、などと追加でお仕事いただいたり、そこから更にクライアントからの紹介で、、、といった具合です。
実際、クライアントからの紹介は今の案件の半分くらいはありますね。

 

ーそのように人と人とのつながりの中でお仕事がもらえていく、というのは起業家にとっての必要なパーソナリティだと思うのですが、岡野さんの考える人と人とのつながりを生む秘訣は何かありますか?

岡野:やっぱり気の合う人としか付き合わないことですかね?(笑)
いや、でもこれは結構『本質』だと思っていて、スペックや経歴、履歴書や肩書で人を見てしまうと見誤る、ということは経験上、何度もありました。苦い経験も含めて、今では第一印象で自分と気の合う人かどうかが少しずつわかるようになってきました。これは起業すると、どんどん鍛えられてくる能力なんじゃないかなと思います。
そして、あとは類が友を呼び、自分と気の合う、似た人が自然に集まってくる、それらが結果として仕事にもつながってくるんじゃないかなと思います。

 

ー最後に、岡野さんから見た時に個人のプロフェッショナルとして生きていく上での重要な要素は何だと感じていますか?

岡野:朝、決まった時間に起きれるかどうか!(笑)
いや、でも本当に大事だと思いますよ。「自制」する力がない人は起業には向かないと思います。私と同じ個人事業主として活躍されている方は、「自制」する力を強く持っていますね。あとは、なんでも新しいことに「好奇心」を持つことでしょうか。私も起業して個人事業主として、初めにやったのはプログラミングを勉強することでした。自分のサイトもせめて簡単な部分は自分で対応できるようにと、必死で勉強しました。わからないことは自社サイトを構築してくれたエンジニアに聞きながら。
専門用語は3ヶ月くらいでお客様の前で話せるようになるんですが、自分で腹落ちして上流から下流まで一気通貫して理解し、話せるようになるまで1年半ほどかかりましたね。
でも、やっぱり物おじせず新しいことに好奇心をもちチャレンジすることがプロフェッショナルとして大事なんだと思います。

 

ー岡野さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!

起業によって個人事業主になって時間の自由を得たことで、「会いたい時に、会いたい人に、会いに行けるようになったのが嬉しい」という言葉が何よりも印象的でした。岡野さんのポジティブで、前向きなこのお人柄こそが、人を呼び、人をつなげ、そしてそれが仕事にもつながっているのだなと、起業に必要な要素を教えてもらえたインタビューでした。
今、「起業」という選択肢を考えている方々にも何かのきっかけとなればうれしく思います。


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